「イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi」を編集中
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普段は玉座の後ろの影の中に控えており、タシグルに呼ばれれば姿を現し、命令を淡々と実行する。だがタシグルに対する忠誠心は全くなく、最後には彼のもとを去り、スゥルタイを[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に滅ぼされるがままにした。[[シルムガル/Silumgar]]はその裏切り行為への褒美として、彼女に[[シルムガル氏族/The Silumgar clan#役割|龍語り/Dragonspeaker]]、すなわち[[龍王/Dragonlord]]直属の龍詞/Draconicの通訳者としての地位を与えた。 | 普段は玉座の後ろの影の中に控えており、タシグルに呼ばれれば姿を現し、命令を淡々と実行する。だがタシグルに対する忠誠心は全くなく、最後には彼のもとを去り、スゥルタイを[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に滅ぼされるがままにした。[[シルムガル/Silumgar]]はその裏切り行為への褒美として、彼女に[[シルムガル氏族/The Silumgar clan#役割|龍語り/Dragonspeaker]]、すなわち[[龍王/Dragonlord]]直属の龍詞/Draconicの通訳者としての地位を与えた。 | ||
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==経歴== | ==経歴== | ||
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ある朝、タシグルの食事に何者かが毒を盛っていたことが判明した。怒り狂った彼はシディーキに命じて[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[タルキールのその他のキャラクター#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]を呪文で呼び出させた。犯人の名を尋ねるタシグルに、クーダルは情報の対価を求めた――そのとき、タシグルは彼とシディーキが視線を交わすのを見たような気がした――犯人の命を奪わず、自分に魂を食らわせるようにと。たったそれだけのことかという軽い気持ちで、タシグルはその要求を飲んだ。クーダルが告げたのは前日に宮殿を訪れた龍殺しの英雄、[[タルキールのその他のキャラクター#ヤーラ/Yala|ヤーラ/Yala]]の名だった。 | ある朝、タシグルの食事に何者かが毒を盛っていたことが判明した。怒り狂った彼はシディーキに命じて[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[タルキールのその他のキャラクター#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]を呪文で呼び出させた。犯人の名を尋ねるタシグルに、クーダルは情報の対価を求めた――そのとき、タシグルは彼とシディーキが視線を交わすのを見たような気がした――犯人の命を奪わず、自分に魂を食らわせるようにと。たったそれだけのことかという軽い気持ちで、タシグルはその要求を飲んだ。クーダルが告げたのは前日に宮殿を訪れた龍殺しの英雄、[[タルキールのその他のキャラクター#ヤーラ/Yala|ヤーラ/Yala]]の名だった。 | ||
− | だがタシグルはヤーラの記憶を読み、彼女が毒を盛った事実などないと知ると、怒りに任せてそのままヤーラを殺してしまった。クーダルは嘘をあっさり認めたばかりか、真犯人は自分であると明かした。これはすべて、タシグルに[[デーモン | + | だがタシグルはヤーラの記憶を読み、彼女が毒を盛った事実などないと知ると、怒りに任せてそのままヤーラを殺してしまった。クーダルは嘘をあっさり認めたばかりか、真犯人は自分であると明かした。これはすべて、タシグルに[[デーモン#ストーリー|悪魔]]たるラクシャーサとの契約を破らせるための計画だったのだ。彼は人間がスゥルタイを統べているのは単にラクシャーサとナーガがそうさせているからに過ぎないのに、タシグルのせいでそれも終わると告げ、「間もなくスゥルタイは滅びる」と言い残して去った。タシグルはすぐさまシディーキを呼んだが、彼女もまた「間もなくスゥルタイは滅びる」という同じ言葉を残し、彼のもとを去った。 |
その日を境に、スゥルタイは見る見る弱体化していった。ナーガの[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#屍術|屍術]]なしでは、アンデッドたちを制御することはできなかった。タシグルはシディーキが再び自分を毒殺する機会を窺っているに違いないと睨んでいたが、彼女の方はそのようなことは全く考えていなかった。やがて龍の襲撃がカンの宮殿にまで及ぶようになると、タシグルがシルムガルに自ら玉座を明け渡すことになるのは時間の問題だった。 | その日を境に、スゥルタイは見る見る弱体化していった。ナーガの[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#屍術|屍術]]なしでは、アンデッドたちを制御することはできなかった。タシグルはシディーキが再び自分を毒殺する機会を窺っているに違いないと睨んでいたが、彼女の方はそのようなことは全く考えていなかった。やがて龍の襲撃がカンの宮殿にまで及ぶようになると、タシグルがシルムガルに自ら玉座を明け渡すことになるのは時間の問題だった。 |