「エキスパンション」を編集中
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==解説== | ==解説== | ||
− | 「拡張」が示すとおり、元来は基本セットを強化するためのセットである。基本セットと違い、ほぼ新録カードで構成され、そのセット独自のメカニズムを多数持ち、背景ストーリーが設定される。[[基本土地]] | + | 「拡張」が示すとおり、元来は基本セットを強化するためのセットである。基本セットと違い、ほぼ新録カードで構成され、そのセット独自のメカニズムを多数持ち、背景ストーリーが設定される。[[基本土地]]を含む250~270前後のカードが収録され、単独で[[リミテッド]]で遊ぶことができる。現在は春、秋、冬にそれぞれ発売され、秋のセットが発売すると同時に去年の夏までに発売されたセットが[[ローテーション]]によりスタンダードで使用不能になる。 |
==一覧== | ==一覧== | ||
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===2008年~[[2015年]]・変化の年=== | ===2008年~[[2015年]]・変化の年=== | ||
− | 2008年からカード・セット全体に大きな変更が行われ、[[神話レア]]の導入や、基本セットの一新などが行われた<ref>[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%B9%B4-2008-06-02 変化の年](Making Magic 2008年 6月 2日)</ref>。エキスパンションは[[アラーラの断片ブロック]]以降収録カード枚数が大きく削減され、大型セットは約250枚、小型セットは140~170枚となっている。 | + | 2008年からカード・セット全体に大きな変更が行われ、[[神話レア]]の導入や、基本セットの一新などが行われた<ref>[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/making-magic/%E5%A4%89%E5%8C%96%E3%81%AE%E5%B9%B4-2008-06-02 変化の年](Making Magic 2008年 6月 2日)</ref>。エキスパンションは[[アラーラの断片ブロック]]以降収録カード枚数が大きく削減され、大型セットは約250枚、小型セットは140~170枚となっている。[[ミラディンの傷跡ブロック]]やラヴニカへの回帰ブロックなど、以前舞台として取り上げられた人気の次元に”回帰”するようになった。 |
変則的なブロック構成は引き続き試されている。 | 変則的なブロック構成は引き続き試されている。 | ||
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この変更により、スタンダードは3つのブロックで構成され、秋と春に大型エキスパンション、冬と夏に小型エキスパンションが発売され、大型エキスパンションの発売ごとに最も古いブロックがローテーション落ちするというスケジュールとなった。だがプレイヤーからの反響の結果、ローテーションは1年に一度に戻されたため<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0017853/ スタンダード・ローテーションの見直しについて](News 2016年10月19日)</ref>、スタンダードは3~4つのブロックで構成されるようになった。 | この変更により、スタンダードは3つのブロックで構成され、秋と春に大型エキスパンション、冬と夏に小型エキスパンションが発売され、大型エキスパンションの発売ごとに最も古いブロックがローテーション落ちするというスケジュールとなった。だがプレイヤーからの反響の結果、ローテーションは1年に一度に戻されたため<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0017853/ スタンダード・ローテーションの見直しについて](News 2016年10月19日)</ref>、スタンダードは3~4つのブロックで構成されるようになった。 | ||
− | === | + | ===2018年~2021年・現在・ブロック制の廃止と基本セットの復活=== |
− | + | 2015年の大変化の後の試行錯誤を経て、小型セットそのものがデザインの弊害だったことや基本セットの欠如による問題点が見え、開発部はブロックという構成を止め今後はエキスパンションはそれまででいう大型エキスパンションのみとすることを発表した<ref>[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0019021/ 変身2.0](Making Magic 2016年6月12日)</ref>。基本セットも復活し、エキスパンションがすべて大型となった以外は販売スケジュールやローテーションは2015年以前に戻ったといえる。 | |
− | + | ===2021年~現在・発売スケジュールの変更=== | |
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[[MTGアリーナ]]や[[統率者戦用セット]]など入門者の導線が変化してきたことを受け、基本セット2022は[[フォーゴトン・レルム探訪]]として発売され年4回の本流のセットがすべてエキスパンションとなった。また、後半発売するセットのスタンダードでの寿命を延ばすという方針から[[イニストラード:真夜中の狩り]]以降は発売間隔が従来の約3か月から約2か月になり、4月にはローテーションを同じくするセットが出そろうスケジュールになった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035554/ 『契り』から その1]([[Making Magic]] 2021年11月1日)</ref>。 | [[MTGアリーナ]]や[[統率者戦用セット]]など入門者の導線が変化してきたことを受け、基本セット2022は[[フォーゴトン・レルム探訪]]として発売され年4回の本流のセットがすべてエキスパンションとなった。また、後半発売するセットのスタンダードでの寿命を延ばすという方針から[[イニストラード:真夜中の狩り]]以降は発売間隔が従来の約3か月から約2か月になり、4月にはローテーションを同じくするセットが出そろうスケジュールになった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035554/ 『契り』から その1]([[Making Magic]] 2021年11月1日)</ref>。 | ||
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