「ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)」を編集中
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− | {{Otheruses|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|[[ローウィン]]初出の[[プレインズウォーカー]]・[[カード]]|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren|指導用[[ヴァンガード]]|Jace Beleren}} | + | {{Otheruses|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|[[ローウィン]]初出の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren|指導用[[ヴァンガード]]|Jace Beleren}} |
− | '''ジェイス・ベレレン'''/''Jace Beleren''は[[ローウィン]]で初めての[[プレインズウォーカー | + | '''ジェイス・ベレレン'''/''Jace Beleren''は[[ローウィン]]で初めての[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー・カード]]として登場したキャラクター。ストーリーでは小説[[Agents of Artifice]]で初登場し、[[ゼンディカー・ブロック]]および[[ラヴニカへの回帰ブロック]]のストーリーにも関わった。さらに[[マジック・オリジン]]では主要プレインズウォーカーの1人として取り上げられた。 |
==解説== | ==解説== | ||
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ジェイスは[[無限連合/Infinite Consortium|無限連合]]として知られる陰謀団の実質的な支配者であった。<ref>[[Path of the Planeswalker]] PLAINSWALKERS (IN ORDER OF APPEARANCE)</ref> | ジェイスは[[無限連合/Infinite Consortium|無限連合]]として知られる陰謀団の実質的な支配者であった。<ref>[[Path of the Planeswalker]] PLAINSWALKERS (IN ORDER OF APPEARANCE)</ref> | ||
− | [[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]によって設立され、[[テゼレット/Tezzeret]]によって運営された[[多元宇宙/Multiverse]]に跨る大組織としての連合は、一度はジェイスの手によって解体された。しかし、ラヴニカ支部に残された他の工作員や職員たちに彼がリーダーシップをとって組織を纏めることを期待され、不本意ながらもその役割を担っていた。<ref>[http://community.wizards.com/comment/1850661#comment-1850661 Webcomic Update!] posted by Brady Dommermuth Jul 28, 2009 - 10:57PM</ref>それでもジェイスは彼らを満足させようとしているために、支配者としての評判は悪くなかった<ref>Test of Metal、[[ジェイスの文書管理人/Jace's Archivist]]のフレイバー・テキスト</ref>。彼がそうする理由は、精神感応者にとっては自分に悪意を持つ人々の中で過ごすのは辛いことだからだろうと[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター# | + | [[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]によって設立され、[[テゼレット/Tezzeret]]によって運営された[[多元宇宙/Multiverse]]に跨る大組織としての連合は、一度はジェイスの手によって解体された。しかし、ラヴニカ支部に残された他の工作員や職員たちに彼がリーダーシップをとって組織を纏めることを期待され、不本意ながらもその役割を担っていた。<ref>[http://community.wizards.com/comment/1850661#comment-1850661 Webcomic Update!] posted by Brady Dommermuth Jul 28, 2009 - 10:57PM</ref>それでもジェイスは彼らを満足させようとしているために、支配者としての評判は悪くなかった<ref>Test of Metal、[[ジェイスの文書管理人/Jace's Archivist]]のフレイバー・テキスト</ref>。彼がそうする理由は、精神感応者にとっては自分に悪意を持つ人々の中で過ごすのは辛いことだからだろうと[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Baltrice|部下の1人]]に推測されていた。<ref>Test of Metal</ref> |
その後、ジェイスは様々な多元宇宙のトラブルに巻き込まれることに嫌気がさして何の特徴もない街で暮らしていたが、連合の存在や関わりはどうなっているのかは不明である。 | その後、ジェイスは様々な多元宇宙のトラブルに巻き込まれることに嫌気がさして何の特徴もない街で暮らしていたが、連合の存在や関わりはどうなっているのかは不明である。 | ||
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彼はそこで剣士にして[[暗殺者]]の[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Kallist_Rhoka|Kallist Rhoka(カリスト・ロォカ)]]とパートナーとなった。カリストとジェイスは兄弟と見紛うばかりに外見がよく似ており、二人は直に親友となり他者からは恋人同士かと疑われる程であった。 | 彼はそこで剣士にして[[暗殺者]]の[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Kallist_Rhoka|Kallist Rhoka(カリスト・ロォカ)]]とパートナーとなった。カリストとジェイスは兄弟と見紛うばかりに外見がよく似ており、二人は直に親友となり他者からは恋人同士かと疑われる程であった。 | ||
− | ジェイスは様々な連合の任務を遂行していくが、彼にとっては護身以外の理由で他者を傷つけることはどうしても受け入れ難いことだった。しかしテゼレットへの畏怖と恐怖によって連合に逆らえない彼は、無理にでも自分を納得させざるを得なくなっていった。[[神河/Kamigawa]]での任務において、同伴したプレインズウォーカー、[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター# | + | ジェイスは様々な連合の任務を遂行していくが、彼にとっては護身以外の理由で他者を傷つけることはどうしても受け入れ難いことだった。しかしテゼレットへの畏怖と恐怖によって連合に逆らえない彼は、無理にでも自分を納得させざるを得なくなっていった。[[神河/Kamigawa]]での任務において、同伴したプレインズウォーカー、[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Baltrice|Baltrice(バルトリス)]]の危機を救うため、ジェイスはついにその精神の力によって鼠人[[プレインズウォーカー・シリーズのその他のキャラクター#Bonetooth|Bonetooth(骨歯)]]の命を奪う。何よりも彼を苦しめたのは、その行為に罪悪感すら抱かなくなったことだった。 |
===炎に注ぐ油/Fuel for the Fire、The Purifying Fire=== | ===炎に注ぐ油/Fuel for the Fire、The Purifying Fire=== | ||
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===Enter the Eldrazi(1)=== | ===Enter the Eldrazi(1)=== | ||
− | サルカンの生存を確認したジェイスはこの世界に何が起こっているのかの情報を得るために[[タジーム/Tazeem#ハリマー内海/Halimar, the Inland Sea|ハリマー/Halimar]]の[[ | + | サルカンの生存を確認したジェイスはこの世界に何が起こっているのかの情報を得るために[[タジーム/Tazeem#ハリマー内海/Halimar, the Inland Sea|ハリマー/Halimar]]の[[海門/Sea Gate]]の[[海門/Sea Gate|灯台/The Lighthouse]]の賢者に連絡を取り、そこまでアノワンに案内させようとするが、既にウギンの目の影響を受けていたアノワンは聞く耳を持たなかった。[[グロータグの打つもの/Grotag Thrasher]]に乗って船着場へ向かう道中、エルドラージの[[ウラモグの道滅ぼし/Pathrazer of Ulamog|眷属]]に襲われるものの幻影魔法によって切り抜ける。 |
===Consortium Report: "The Incident at the Eye."=== | ===Consortium Report: "The Incident at the Eye."=== | ||
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彼はイマーラに[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]への勧誘を受けたことによって、彼女を利用してセレズニアへの介入を企むディミーア家の工作員[[精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker|ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk]]並びに[[ラザーヴ/Lazav]]の注意を引いていた。暗号の謎を求めてイゼット団の[[ギルド魔道士]]の[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]]と助手スクリーグ(Skreeg)の跡をつけてニヴ=ミゼットの精神を読んだことにより、彼らからも追われる身となった。また、アゾリウス評議会の拘引者のラヴィニアに嫌疑をかけられた際に逃亡したことにより、彼女から遺恨を持たれることとなった。彼の私的研究室である書斎ごと資料を破壊してもらうために雇った[[グルール一族/The Gruul Clans]]の双頭の[[オーガ]]、[[ルーリク・サー/Ruric Thar]]をラヴィニアから逃げ出す時にも利用した。 | 彼はイマーラに[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave]]への勧誘を受けたことによって、彼女を利用してセレズニアへの介入を企むディミーア家の工作員[[精神を飲む者、ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk, Mind Drinker|ミルコ・ヴォスク/Mirko Vosk]]並びに[[ラザーヴ/Lazav]]の注意を引いていた。暗号の謎を求めてイゼット団の[[ギルド魔道士]]の[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]]と助手スクリーグ(Skreeg)の跡をつけてニヴ=ミゼットの精神を読んだことにより、彼らからも追われる身となった。また、アゾリウス評議会の拘引者のラヴィニアに嫌疑をかけられた際に逃亡したことにより、彼女から遺恨を持たれることとなった。彼の私的研究室である書斎ごと資料を破壊してもらうために雇った[[グルール一族/The Gruul Clans]]の双頭の[[オーガ]]、[[ルーリク・サー/Ruric Thar]]をラヴィニアから逃げ出す時にも利用した。 | ||
− | 何者かの依頼によってイマーラを拉致した[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]のナイトクラブに潜入したジェイスは、[[ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch]]と対峙する。彼女を退けたものの、イクサヴァは屈辱を晴らすべくジェイスの死を誓い、さらなる厄介事を背負い込む格好となる。ギルドからの因縁はさらに続き、[[ゴルガリ団/The Golgari]]の[[トロール]]、[[縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped|ヴァロルズ/Varolz]] | + | 何者かの依頼によってイマーラを拉致した[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos]]のナイトクラブに潜入したジェイスは、[[ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch]]と対峙する。彼女を退けたものの、イクサヴァは屈辱を晴らすべくジェイスの死を誓い、さらなる厄介事を背負い込む格好となる。ギルドからの因縁はさらに続き、[[ゴルガリ団/The Golgari]]の[[トロール]]、[[縞痕のヴァロルズ/Varolz, the Scar-Striped|ヴァロルズ/Varolz]]には、ギルド[[門]]への侵入者と看做され襲われた。 |
多くのギルドに様々な因縁によって追われながらも、ジェイスは友人たちの安全のため、そしてギルドの野望を阻止するためにこの次元に留まり自ら消した記憶を取り戻そうと奮闘する。 | 多くのギルドに様々な因縁によって追われながらも、ジェイスは友人たちの安全のため、そしてギルドの野望を阻止するためにこの次元に留まり自ら消した記憶を取り戻そうと奮闘する。 | ||
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ラザーヴへの情報提供を拒んだジェイスは石の中の牢に押し込められ、そこでミルコと彼に吸血鬼にされたカヴィンに襲われる。二人に抑えこまれながらも、ジェイスはセレズニアによって監禁されたイマーラの求めに応じて精神接続を保ち続け、ミルコに血と情報を奪われながらも彼女にカロミアがラザーヴに取って代わられていることや迷路の順路の情報を送り、迷路走者となるように指示する。全てを伝え終わった後、ジェイスは地下牢から次元渡りで脱出した。 | ラザーヴへの情報提供を拒んだジェイスは石の中の牢に押し込められ、そこでミルコと彼に吸血鬼にされたカヴィンに襲われる。二人に抑えこまれながらも、ジェイスはセレズニアによって監禁されたイマーラの求めに応じて精神接続を保ち続け、ミルコに血と情報を奪われながらも彼女にカロミアがラザーヴに取って代わられていることや迷路の順路の情報を送り、迷路走者となるように指示する。全てを伝え終わった後、ジェイスは地下牢から次元渡りで脱出した。 | ||
− | 脱出した先はゼンディカーだった。都市文明とは程遠い荒涼とした風景の中、ジェイスはラヴニカやギルドのことが全て狂った夢のように感じていた。そこで彼は[[ | + | 脱出した先はゼンディカーだった。都市文明とは程遠い荒涼とした風景の中、ジェイスはラヴニカやギルドのことが全て狂った夢のように感じていた。そこで彼は[[コー/Kor]]の家族の精神を感知し、大災害の中でも強いて家族を元気づけようとする母親と絶望に打ち拉がれそうになっている子供たちの心に触れた。ジェイスはなんとか母親の気持ちを子供たちに伝えたいと思い、自身を架け橋として家族の精神を繋ぎ合わせた。それは非常に苦痛を伴う魔法でありジェイスは即座に接続を切ったが、その接触は彼に再びラヴニカへと向かわせる決意を与えた。 |
迷路の終点でもあるアゾール公会広場/Forum of Azorへと降り立ったジェイスは、中庭の演壇にある立石の中に何者かの思考の存在を感じる。その存在はアゾリウスのパルンであるアゾールの遺言執行者であり、The bailiff(執行官)と名乗った。執行官は迷路は[[ギルドパクト/Guildpact]]が破壊された時に開始される査定であり、成功させるためには全てのギルドがアゾール公会広場に揃う必要があると、成功の暁には最も相応しい者がギルドパクトを具現化すると、そしてギルドが失敗した場合には[[至高の評決/Supreme Verdict]]が下されると告げた。疑問は残るものの、ジェイスは礼を言ってその場を離れた。ジェイスは情報を得るためにアゾリウスを盗聴すると、ラザーヴがカヴィンの姿となって[[イスペリア/Isperia]]やラヴィニアと会話しているのを発見する。イスペリアは至高の評決が地区全体をも抹消するであろう破壊的呪文であることを明かした。 | 迷路の終点でもあるアゾール公会広場/Forum of Azorへと降り立ったジェイスは、中庭の演壇にある立石の中に何者かの思考の存在を感じる。その存在はアゾリウスのパルンであるアゾールの遺言執行者であり、The bailiff(執行官)と名乗った。執行官は迷路は[[ギルドパクト/Guildpact]]が破壊された時に開始される査定であり、成功させるためには全てのギルドがアゾール公会広場に揃う必要があると、成功の暁には最も相応しい者がギルドパクトを具現化すると、そしてギルドが失敗した場合には[[至高の評決/Supreme Verdict]]が下されると告げた。疑問は残るものの、ジェイスは礼を言ってその場を離れた。ジェイスは情報を得るためにアゾリウスを盗聴すると、ラザーヴがカヴィンの姿となって[[イスペリア/Isperia]]やラヴィニアと会話しているのを発見する。イスペリアは至高の評決が地区全体をも抹消するであろう破壊的呪文であることを明かした。 | ||
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===「目」での天啓/Revelation at the Eye=== | ===「目」での天啓/Revelation at the Eye=== | ||
− | + | アクーム山中を一人で進むジェイスだったが、かつてとは風景が一変しており以前来た時の知識は役に立たなかった。さらに途中で小型エルドラージに襲われ精神魔法が効かず苦戦を強いられていたところ、通りかかったゴブリンの女性、[[ザダ/Zada]]に救われる。彼女の道案内でジェイスは数時間後、ついにウギンの目までたどり着く。 | |
中に進むと巨大なドラゴンの姿が目に入った。ジェイスは一瞬ボーラスかと思い身構えるがそれは別のドラゴン、この地に名を冠する精霊龍[[ウギン/Ugin]]だった。かつてここでエルドラージ解放に加担してしまったという負い目があるジェイスは自分がなにをすべきか問うが、それに対しウギンは、面晶体ネットワークを復旧させてエルドラージを再封印するために自分の仲間の[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]と[[ナヒリ/Nahiri]]をまずここに連れて来る必要があると返す。 | 中に進むと巨大なドラゴンの姿が目に入った。ジェイスは一瞬ボーラスかと思い身構えるがそれは別のドラゴン、この地に名を冠する精霊龍[[ウギン/Ugin]]だった。かつてここでエルドラージ解放に加担してしまったという負い目があるジェイスは自分がなにをすべきか問うが、それに対しウギンは、面晶体ネットワークを復旧させてエルドラージを再封印するために自分の仲間の[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]と[[ナヒリ/Nahiri]]をまずここに連れて来る必要があると返す。 | ||
245行: | 245行: | ||
[[アモンケット/Amonkhet]]に降り立った一行は、過酷な[[砂漠]]と死を使役する次元の呪いに翻弄されながらも、中心地である[[アモンケット/Amonkhet#ナクタムン/Naktamun|ナクタムン/Naktamun]]へと到達した。死者はミイラとなって生者のためにあらゆるものを生産し、生者は[[神 (アモンケット・ブロック)#ストーリー|神々]]の[[試練 (アモンケット)#ストーリー|試練]]を超え蓋世の英雄となることのみを目指す、一見美しくも奇妙な世界で、ジェイスたちはアモンケットでは[[アモンケット/Amonkhet#王神/The God-Pharaoh|王神/The God-Pharaoh]]と称えられるボーラスの手掛かりを探し始める。 | [[アモンケット/Amonkhet]]に降り立った一行は、過酷な[[砂漠]]と死を使役する次元の呪いに翻弄されながらも、中心地である[[アモンケット/Amonkhet#ナクタムン/Naktamun|ナクタムン/Naktamun]]へと到達した。死者はミイラとなって生者のためにあらゆるものを生産し、生者は[[神 (アモンケット・ブロック)#ストーリー|神々]]の[[試練 (アモンケット)#ストーリー|試練]]を超え蓋世の英雄となることのみを目指す、一見美しくも奇妙な世界で、ジェイスたちはアモンケットでは[[アモンケット/Amonkhet#王神/The God-Pharaoh|王神/The God-Pharaoh]]と称えられるボーラスの手掛かりを探し始める。 | ||
− | ジェイスは調査の末、地下に隠されたミイラ加工場を発見する。そこで彼はこの次元の歴史がボーラスによって改竄されていたこと、人々が勇んで死へと向かうサイクルはボーラスの不死の軍勢を用意するためであること、そしてこの次元に住む[[ | + | ジェイスは調査の末、地下に隠されたミイラ加工場を発見する。そこで彼はこの次元の歴史がボーラスによって改竄されていたこと、人々が勇んで死へと向かうサイクルはボーラスの不死の軍勢を用意するためであること、そしてこの次元に住む[[デーモン]]・[[ラザケシュ/Razaketh]]がリリアナの契約した悪魔の一体であることを知り、打倒ボーラスの意志を強める一方で自分の目的を明かさなかったリリアナへの不信感をも抱くことになる。 |
===[[破滅の刻]]=== | ===[[破滅の刻]]=== | ||
260行: | 260行: | ||
ラヴニカの元暗殺者、今は訳あって海賊船長である[[ヴラスカ/Vraska]]は、かつて故郷で刃を交えつつもそのことを一切覚えていないジェイスを、自分の船で引きうけることにする。ジェイスは船員としてよく働き、いくつかの語らいを通じて彼らは急速に仲を深めていった。[[イクサラン/Ixalan]]の秘宝を追うヴラスカを手伝うと決めたジェイスは、やがて船長の持つ[[魔学コンパス/Thaumatic Compass#ストーリー|不思議なコンパス]]が指し示す地、伝説の都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]が隠された大陸へとたどり着く。 | ラヴニカの元暗殺者、今は訳あって海賊船長である[[ヴラスカ/Vraska]]は、かつて故郷で刃を交えつつもそのことを一切覚えていないジェイスを、自分の船で引きうけることにする。ジェイスは船員としてよく働き、いくつかの語らいを通じて彼らは急速に仲を深めていった。[[イクサラン/Ixalan]]の秘宝を追うヴラスカを手伝うと決めたジェイスは、やがて船長の持つ[[魔学コンパス/Thaumatic Compass#ストーリー|不思議なコンパス]]が指し示す地、伝説の都市[[イクサラン/Ixalan#オラーズカ/Orazca|オラーズカ/Orazca]]が隠された大陸へとたどり着く。 | ||
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==登場== | ==登場== | ||
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;[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク#ゲートウェイレベル|ゲートウェイ]] プロモーション・カード | ;[[ウィザーズ・プレイ・ネットワーク#ゲートウェイレベル|ゲートウェイ]] プロモーション・カード | ||
:[[精神の制御/Mind Control]] | :[[精神の制御/Mind Control]] | ||
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====[[絵|イラスト]]に登場==== | ====[[絵|イラスト]]に登場==== | ||
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;[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]] | ;[[プレイヤー褒賞プログラムプロモ]] | ||
:[[否認/Negate]] | :[[否認/Negate]] | ||
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===登場デッキ=== | ===登場デッキ=== | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-2-race-murasa-skyclave-2020-09-09 Episode 2: Race to the Murasa Skyclave]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034370/ メインストーリー第2話:ムラーサのスカイクレイブを目指して](Magic Story 2020年9月9日 A. T. Greenblatt著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-2-race-murasa-skyclave-2020-09-09 Episode 2: Race to the Murasa Skyclave]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034370/ メインストーリー第2話:ムラーサのスカイクレイブを目指して](Magic Story 2020年9月9日 A. T. Greenblatt著) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-haunting-songs-and-whispered-warnings-2020-09-23 Episode 4: Of Haunting Songs and Whispered Warnings]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034403/ メインストーリー第4話:苛む歌と囁く警告](Magic Story 2020年9月23日 A. T. Greenblatt著) | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/episode-4-haunting-songs-and-whispered-warnings-2020-09-23 Episode 4: Of Haunting Songs and Whispered Warnings]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/ZNR/0034403/ メインストーリー第4話:苛む歌と囁く警告](Magic Story 2020年9月23日 A. T. Greenblatt著) | ||
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