「ステッカー」を編集中

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==解説==
 
==解説==
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=[[Eldrazi Guacamole Tightrope]]
+
|カード名=Stiltstrider / 竹馬歩き
|カードテキスト=(TK)x2 — 速攻<br />(TK)x5 — あなたはこのカードをそれの他のコストの支払いに加えて2点のライフを支払うことであなたの墓地から唱えてもよい。<br />(TK)x2 1/4<br />(TK)x3 — 5/3
+
|コスト= ()()()
 +
|タイプ=クリーチャー サイ(Rhino)・パフォーマー(Performer)
 +
|カードテキスト=到達<br>竹馬歩きが戦場に出たとき、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。
 +
|PT=5/4
 +
|Gathererid=580697
 
|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
}}
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=[[竹馬歩き/Stiltstrider|Stiltstrider / 竹馬歩き]]
+
|カード名=________ Goblin / ___ゴブリン
|コスト= ()(緑)(緑)
+
|コスト= ()()
|タイプ=クリーチャー — サイ(Rhino) パフォーマー(Performer)
+
|タイプ=クリーチャー — ゴブリン(Goblin)・ゲスト(Guest)
|カードテキスト=到達<br />竹馬歩きが戦場に出たとき、あなたは(TK)(TK)を得、その後、あなたがオーナーであり土地でないパーマネント1つにステッカー1枚を貼ってもよい。
+
|カードテキスト=このクリーチャーが戦場に出たとき、これに名前・ステッカー1枚を貼ってもよい。そのステッカーにある母音の種類数1つにつき()を加える。(母音はA,E,I,O,U,Yである。)
|PT=5/4
+
|PT=2/2
 +
|Gathererid=580670
 
|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
}}
 
{{カードテキスト
 
{{カードテキスト
|カード名=[[違法入場/Unlawful Entry|Unlawful Entry / 違法入場]]
+
|カード名=Unlawful Entry / 違法入場
 
|コスト= (1)(青)
 
|コスト= (1)(青)
 
|タイプ=インスタント
 
|タイプ=インスタント
|カードテキスト=クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受け飛行を得る。<br />あなたがクリーチャー1体にアート・ステッカーを貼るたび、あなたの墓地にあるこれをあなたの手札に戻してもよい。
+
|カードテキスト=クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+0の修整を受け飛行を得る。<br>あなたがクリーチャー1体にアート・ステッカーを貼るたび、あなたの墓地にあるこれをあなたの手札に戻してもよい。
 +
|Gathererid=580643
 
|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
}}
シールを貼り付けることで[[カード]]の情報を追加・変更することができる[[メカニズム]]({{Gatherer|id=583538|ステッカー・シートの画像}})。[[Unfinity]]で初登場した。
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シールを貼り付けることで[[カード]]の情報を追加・変更することができる[[メカニズム]]([https://mtg-jp.com/reading/publicity/img/20221003a/en_U5HkpsZ6nU.png ステッカー・シートの画像])。[[Unfinity]]で初登場した。
  
 
「ステッカーを貼る」[[効果]]により、ステッカー・シートから貼り付けることができる。[[名前]]や[[絵|アート]]のステッカーは貼るためのコストは必要ないが、[[能力]]や[[パワー/タフネス]]のステッカーを貼るには[[チケット・カウンター]](TK)を消費する必要がある。
 
「ステッカーを貼る」[[効果]]により、ステッカー・シートから貼り付けることができる。[[名前]]や[[絵|アート]]のステッカーは貼るためのコストは必要ないが、[[能力]]や[[パワー/タフネス]]のステッカーを貼るには[[チケット・カウンター]](TK)を消費する必要がある。
  
Unfinityでは全[[色]]にステッカーを貼る[[能力]]が存在する。同[[カード・セット|セット]]では、[[名前]]の一部が______(アンダーバー)になっており貼られた名前・ステッカーを参照する[[カード]]群が存在する。また、アート・ステッカーには帽子が書かれたものも存在し、[[絵|イラスト]]中の[[帽子]]を参照するカード群との相互作用を生み出せる。
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Unfinityでは全[[色]]にステッカーを貼る[[能力]]が存在する。同[[セット]]では、[[名前]]の一部が______(アンダーバー)になっており貼られた名前・ステッカーを参照する[[カード]]群が存在する。また、アート・ステッカーには帽子が書かれたものも存在し、[[絵|イラスト]]中の[[帽子]]を参照するカード群との相互作用を生み出せる。
  
*名前・ステッカーは一見すると通常の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]においてはUnfinityの名前参照カード以外では役に立たないように見えるが、[[レジェンド・ルール]]などの同名カードを参照する[[ルール]]や[[能力]]と相互作用するほか、[[真髄の針/Pithing Needle]]のような名前を選ぶ効果への対策となる。
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*名前・ステッカーは一見すると[[黒枠|非どんぐり]][[フォーマット]]においてはUnfinityの名前参照カード以外では役に立たないように見えるが、[[レジェンド・ルール]]などの同名カードを参照する[[ルール]]や[[能力]]と相互作用するほか、[[真髄の針/Pithing Needle]]のような名前を選ぶ効果への対策となる。
 
**名前を選ぶ効果は[[オラクル]]に存在する名前しか選べないため({{CR|201.4}})、ステッカーで変更された名前を改めて指定しなおすことも(変更後の名前と同名のカードが存在しない限り)不可能である。
 
**名前を選ぶ効果は[[オラクル]]に存在する名前しか選べないため({{CR|201.4}})、ステッカーで変更された名前を改めて指定しなおすことも(変更後の名前と同名のカードが存在しない限り)不可能である。
 
*ステッカーの糊は付箋程度の弱い粘着力であり、繰り返し貼ったり剥がしたりできるように作られている。
 
*ステッカーの糊は付箋程度の弱い粘着力であり、繰り返し貼ったり剥がしたりできるように作られている。
 
**ただし、'''[[プレミアム・カード|エッチング・フォイル]]仕様のカードに貼った場合、剥がす時にカード表面が傷む事例が確認されている'''<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/xy87ta/warning_do_not_put_stickers_on_foil_etches_cards/ WARNING: DO NOT put stickers on foil etches cards, it will damage the card!](Reddit - r/magicTCG [[2022年]]10月8日)</ref>。心配ならば[[スリーブ]]の上から貼り付けたり、[[#貼られたステッカーの扱い|後述のように]]代替手段を使うのも手である。
 
**ただし、'''[[プレミアム・カード|エッチング・フォイル]]仕様のカードに貼った場合、剥がす時にカード表面が傷む事例が確認されている'''<ref>[https://www.reddit.com/r/magicTCG/comments/xy87ta/warning_do_not_put_stickers_on_foil_etches_cards/ WARNING: DO NOT put stickers on foil etches cards, it will damage the card!](Reddit - r/magicTCG [[2022年]]10月8日)</ref>。心配ならば[[スリーブ]]の上から貼り付けたり、[[#貼られたステッカーの扱い|後述のように]]代替手段を使うのも手である。
**粘着力が弱いがゆえの問題点も存在する。数回使用するとカードに貼りつきにくくなる点や、元のステッカー・シートに戻しづらくなるという点が挙げられる。これに加え小さいので紛失しやすいなどの難点が重なり、Unfinityのメカニズムの中ではプレイヤーからの不満が多いとされている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/state-of-design-2023 State of Design 2023]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0037115/ デザイン演説2023]([[Making Magic]] [[2023年]]7月31日 Mark Rosewater著)</ref>。
 
*[[コントロール]]を奪ったときを想定すると、ステッカーを貼るカードが採用されていない[[デッキ]]でもステッカー・シートを用意する必要があるように感じられるが、その場合は下記「[[#ステッカーを貼る/Put a sticker|ステッカーを貼る/Put a sticker]]」に記された通り代用手段がある。そのため、無関係なデッキがステッカー・シートを用意しなくてもよいようになっている。
 
**無論、ステッカーを貼るカードを採用していないデッキが[[ブラフ]]としてステッカー・シートを見せることも問題ない。
 
 
*Unfinityで登場したステッカー・シートは、いずれも名前3種+アート3種+能力2種+パワー/タフネス2種の構成となっている。
 
*Unfinityで登場したステッカー・シートは、いずれも名前3種+アート3種+能力2種+パワー/タフネス2種の構成となっている。
 
*ステッカー関連の[[キーワード能力]]として[[つまみつまみ/Wicker Picker|ステッカー・キッカー]]が存在する。
 
*ステッカー関連の[[キーワード能力]]として[[つまみつまみ/Wicker Picker|ステッカー・キッカー]]が存在する。
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*[[構築]]でステッカーを用いて[[ゲーム]]を行うプレイヤーは、ゲーム開始前にステッカー・シート最低10枚を公開しなくてはならず、それらは互いに異なる内容のものでなくてはならない。その後、その中から[[無作為に]]選ばれた3枚のステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
 
*[[構築]]でステッカーを用いて[[ゲーム]]を行うプレイヤーは、ゲーム開始前にステッカー・シート最低10枚を公開しなくてはならず、それらは互いに異なる内容のものでなくてはならない。その後、その中から[[無作為に]]選ばれた3枚のステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
 
*[[シールド]]でステッカーを用いてゲームを行うプレイヤーは、自身の[[カードプール]]にあるステッカー・シート最大3枚をゲーム前に公開する。こうして公開されたステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
 
*[[シールド]]でステッカーを用いてゲームを行うプレイヤーは、自身の[[カードプール]]にあるステッカー・シート最大3枚をゲーム前に公開する。こうして公開されたステッカー・シートのみをゲーム中に利用できる。
*[[Unfinity]]の[[ブースター・ドラフト]]ではステッカーは[[ドラフト]]せず、自身が開封した[[ブースターパック]]から出現した3枚を使用する。
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*[[Unfinity]]の[[ブースター・ドラフト]]ではステッカーは[[ドラフト]]せず、自身が開封した[[ブースター・パック]]から出現した3枚を使用する。
*競技イベントでデッキを登録する際、ステッカー・シートはその名前ステッカー3つの組み合わせをシート名として記入する<ref name="t_rules">[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0006837/ マジック:ザ・ギャザリング イベント規定]</ref>。
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*プレイヤーがどのシートを使っているか、それらのシートにどのステッカーがあるかを明確にしていて、プレイヤーに明確な方法でゲーム内のステッカーを表示している限り、公式のステッカー・シートは必要ない。公式なステッカー・シート48種類の組み合わせだけが使用可能であり、組み合わせて独自のシートを作ることはできない<ref name="t_rules" />。
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*ステッカー・シートはカードではないため、[[デッキ]]や[[サイドボード]]の枚数に含まれない。
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**[[統率者戦]]でも使用可能である<ref>[https://mtgcommander.net/index.php/2022/10/07/unfinity-update/ Unfinity UPDATE](Officale Commander Website 2022年10月17日 [[Toby Elliott]]著)</ref>。
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===ステッカーを貼る/Put a sticker===
 
===ステッカーを貼る/Put a sticker===
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*チケット・シンボルに数字が書かれたステッカーを貼る場合、その数字の分だけ[[チケット・カウンター]]を支払わなければならない。支払えなければそのステッカーは貼れない。
 
*チケット・シンボルに数字が書かれたステッカーを貼る場合、その数字の分だけ[[チケット・カウンター]]を支払わなければならない。支払えなければそのステッカーは貼れない。
 
*既にオブジェクトに貼られたステッカーを別のオブジェクトに移動させる場合、そのチケット・コストを再度支払う必要はない。
 
*既にオブジェクトに貼られたステッカーを別のオブジェクトに移動させる場合、そのチケット・コストを再度支払う必要はない。
*ステッカー・シートの組を登録していないプレイヤーが、[[コントロール]]を得た効果によりステッカーを貼ることを指示された場合、[https://magic.wizards.com/en/unresources UN-RESOURCES]にアクセスしその[[ゲーム]]のみで使うステッカー・シート3枚を生成することができる<ref name="t_rules"/>。
 
**生成しなかった場合、ステッカーを貼ることは無視される。
 
  
 
===貼られたステッカーの扱い===
 
===貼られたステッカーの扱い===
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*オブジェクトに1つ以上のステッカーが貼られている場合、それは'''ステッカーが貼られている'''/''stickered''オブジェクトとなる。
 
*オブジェクトに1つ以上のステッカーが貼られている場合、それは'''ステッカーが貼られている'''/''stickered''オブジェクトとなる。
 
*ステッカーは、それが貼られたオブジェクトが別の[[公開領域]]へ移動してもステッカーを保持し続ける({{CR|400.7m}})。[[非公開領域]]に移動した場合は保持されず、元のシートに戻る。
 
*ステッカーは、それが貼られたオブジェクトが別の[[公開領域]]へ移動してもステッカーを保持し続ける({{CR|400.7m}})。[[非公開領域]]に移動した場合は保持されず、元のシートに戻る。
**ゲームが終了した場合もステッカーは元のシートに戻る。
 
 
**トークンが戦場から他の領域に移動し、[[状況起因処理]]で消滅した場合、ステッカーは元のシートへ戻る(最後にいた領域の公開/非公開は関係ない)。
 
**トークンが戦場から他の領域に移動し、[[状況起因処理]]で消滅した場合、ステッカーは元のシートへ戻る(最後にいた領域の公開/非公開は関係ない)。
 
**パーマネントが[[フェイズ・アウト]]した場合もステッカーは保持される。
 
**パーマネントが[[フェイズ・アウト]]した場合もステッカーは保持される。
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*ステッカーが貼られたオブジェクトが[[合体カード]]の構成要素となる場合、合体後のパーマネントにステッカーが貼られた状態になる。
 
*ステッカーが貼られたオブジェクトが[[合体カード]]の構成要素となる場合、合体後のパーマネントにステッカーが貼られた状態になる。
 
*合同または合体したパーマネントが[[戦場]]から他の公開領域へ移動する場合、その構成要素のうち[[オーナー]]が選んだ1つだけがステッカーを保持する。
 
*合同または合体したパーマネントが[[戦場]]から他の公開領域へ移動する場合、その構成要素のうち[[オーナー]]が選んだ1つだけがステッカーを保持する。
*ステッカーの物理的位置は(通常のマジックの範疇では)機能に影響しない。
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*ステッカーの物理的位置は([[黒枠|非どんぐり]]の範疇では)機能に影響しない。
**直接カードに貼る必要はなく、[[スリーブ]]越しに貼るなどしてステッカーの機能が明確に示せていればよい<ref name="t_rules"/>。
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**貼ったステッカーの情報さえわかれば、'''実際にステッカーを貼るのではなく、メモなどで代用しても構わない'''<ref name="20220920"/><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/690640495809019904/back-in-november-we-said-that-the-draft-boosters Back in November we said that the draft boosters…]([[Blogatog]] [[2022年]]7月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
**貼ったステッカーの情報さえわかれば、'''実際にステッカーを貼るのではなく、メモなどで代用しても構わない'''<ref name="20220920"/><ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/690640495809019904/back-in-november-we-said-that-the-draft-boosters Back in November we said that the draft boosters…]([[Blogatog]] [[2022年]]7月24日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
  
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*大文字と小文字は同じ文字として扱われる。
 
*大文字と小文字は同じ文字として扱われる。
 
*効果が母音の種類数/unique vowelsを参照している場合、一度の処理で同じ母音を二度数えることはない。
 
*効果が母音の種類数/unique vowelsを参照している場合、一度の処理で同じ母音を二度数えることはない。
*[[アン・ゲーム]]でないゲームで英語版以外のカードに名前・ステッカーを貼る場合、英語名を基にどの位置に名前を追加するか決定する。
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*[[銀枠|アン・ゲーム]]でないゲームで英語版以外のカードに名前・ステッカーを貼る場合、英語名を基にどの位置に名前を追加するか決定する。
 
**アン・ゲームでは実際のカードに印刷された名前を基に単語の追加位置を決め、英語名ではなくカード印刷された名前にステッカーの名前が追加される。
 
**アン・ゲームでは実際のカードに印刷された名前を基に単語の追加位置を決め、英語名ではなくカード印刷された名前にステッカーの名前が追加される。
  
 
====名前・ステッカーと他の名前変更要因の相互作用====
 
====名前・ステッカーと他の名前変更要因の相互作用====
 
*名前・ステッカーにより変更された名前は、他の効果やパーマネントの[[位相]]([[表向き]]/[[裏向き]])などにより変更されることがある。
 
*名前・ステッカーにより変更された名前は、他の効果やパーマネントの[[位相]]([[表向き]]/[[裏向き]])などにより変更されることがある。
*1つ以上の名前・ステッカーが貼られたオブジェクトの名前は、そのオブジェクトの[[コピー可能な値]]からはじめ、各ステッカーと他の文章変更効果を[[タイムスタンプ]]順に適用する。
+
*1つ以上の名前・ステッカーが貼られたオブジェクトの名前は、そのオブジェクトの[[コピー可能な値]]からはじめ、各ステッカーと他の文章変更効果を[[タイムスタンプ順]]に適用する。
*それぞれの名前・ステッカーの位置は、貼られたオブジェクトの名前の中で前から何単語目にあったかを記憶する。
+
*それぞれの名前・ステッカーの位置は、貼られたオブジェクトで何単語目の前後にあったかを記憶する。
 
*オブジェクトが別の名前になった際、名前・ステッカーの貼られた位置より単語数が少ないオブジェクト名となったなら、名前・ステッカーで追加される単語は変更後の名前の最後尾に付く。
 
*オブジェクトが別の名前になった際、名前・ステッカーの貼られた位置より単語数が少ないオブジェクト名となったなら、名前・ステッカーで追加される単語は変更後の名前の最後尾に付く。
 
*オブジェクトに貼られた名前・ステッカーの位置と[[タイムスタンプ]]の順序は、それが別の公開領域へ移動しても保持される({{CR|400.7}}に対する例外処理)。
 
*オブジェクトに貼られた名前・ステッカーの位置と[[タイムスタンプ]]の順序は、それが別の公開領域へ移動しても保持される({{CR|400.7}}に対する例外処理)。
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===パワー/タフネス・ステッカー/Power and Toughness Sticker===
 
===パワー/タフネス・ステッカー/Power and Toughness Sticker===
 
*パワー/タフネス・ステッカーが貼られた[[戦場]]に存在する[[クリーチャー]]や[[機体]]、ならびに戦場外に存在するそれらのカードの基本の[[パワー/タフネス]]は、そのステッカーに印刷された値になる(種類別第7b種)。
 
*パワー/タフネス・ステッカーが貼られた[[戦場]]に存在する[[クリーチャー]]や[[機体]]、ならびに戦場外に存在するそれらのカードの基本の[[パワー/タフネス]]は、そのステッカーに印刷された値になる(種類別第7b種)。
**複数枚のパワー/タフネス・ステッカーが貼られている場合は[[タイムスタンプ]]順に基づきパワー/タフネスが決定される。複数の値を持つわけではない。
+
**複数枚のパワー/タフネス・ステッカーが貼られている場合は[[タイムスタンプ順]]に基づきパワー/タフネスが決定される。複数の値を持つわけではない。
**他の種類別第7b種の効果ともタイムスタンプによって上書きしあう関係にある。パワー/タフネス・ステッカーのタイムスタンプより前の第7b種の効果はステッカーの値によって上書きされる。ステッカーを貼った後から第7b種の効果を受けた場合はその値により上書きされる。
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**基本のパワー/タフネスに*の表記があり特性定義能力でそれが決定されるクリーチャーにパワー/タフネスステッカーを貼った場合、基本のパワー/タフネスが上書きされるため、ステッカーが貼られている間はその特性定義能力が意味をなさなくなる。
 
**基本のパワー/タフネスに*の表記があり特性定義能力でそれが決定されるクリーチャーにパワー/タフネスステッカーを貼った場合、基本のパワー/タフネスが上書きされるため、ステッカーが貼られている間はその特性定義能力が意味をなさなくなる。
 
*ステッカーのパワーやタフネスを参照する効果は、パワー/タフネス・ステッカーのみを参照できる。
 
*ステッカーのパワーやタフネスを参照する効果は、パワー/タフネス・ステッカーのみを参照できる。
 
*クリーチャーでないパーマネントにパワー/タフネス・ステッカーを貼った場合、それがクリーチャーになった時にステッカーに貼られた値が基本のパワー/タフネスとなる。
 
*クリーチャーでないパーマネントにパワー/タフネス・ステッカーを貼った場合、それがクリーチャーになった時にステッカーに貼られた値が基本のパワー/タフネスとなる。
**これは[[搭乗]]のような基本のパワー/タフネスを定めないクリーチャー化をした際に影響が出る。
+
**[[覚醒]]のようにクリーチャー化の際にパワー/タフネスを上書きする効果においては、上書きされた値が優先される。
**[[覚醒]]のようにクリーチャー化の際に基本のパワー/タフネスを定める効果においては、タイムスタンプ順に適用されることにより、パワー/タフネスは定められた値によって上書きされる。
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===アート・ステッカー/Art Sticker===
 
===アート・ステッカー/Art Sticker===
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==ステッカー一覧==
 
==ステッカー一覧==
[[Unfinity]]では全48種類のステッカー・シートが収録されている。詳細は'''[[カード個別評価:Unfinity#ステッカー]]'''および以下の公式記事を参照。
+
[[Unfinity]]では全48種類のステッカー・シートが収録されている。詳細は以下の公式記事を参照。
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-and-stickers-unfinity-2022-09-27 The Tokens and Stickers of Unfinity]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036361/ 『Unfinity』のトークンとステッカー](Card Preview [[2022年]]9月27日 [[Adam Styborski]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-and-stickers-unfinity-2022-09-27 The Tokens and Stickers of Unfinity]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036361/ 『Unfinity』のトークンとステッカー](Card Preview [[2022年]]9月27日 [[Adam Styborski]]著)
  
 
==開発秘話==
 
==開発秘話==
この[[メカニズム]]の原点はボードゲームの一ジャンルである「レガシー」(ゲーム道具にシールを貼ったり破壊したりするため、一度しか遊べないもの)、それの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]版というアイデアにある。ただし、実際にUnfinityの[[展望デザイン・チーム|先行デザイン]]が始まると「レガシー」的な性質ではなく、その[[ゲーム]]中に一時的な変更を加えるものに方針変更された。
+
この[[メカニズム]]の原点はボードゲームの一ジャンルである「レガシー」(ゲーム道具にシールを貼ったり破壊したりするため、一度しか遊べないもの)、それの[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]版というアイデアにある。ただし、実際にUnfinityの[[先行デザイン]]が始まると「レガシー」的な性質ではなく、その[[ゲーム]]中に一時的な変更を加えるものに方針変更された。
  
 
プレイテストでは4種のステッカーのどれでも制限なく貼ることができたが、直接的に[[ゲーム]]に影響を及ぼす「能力」および「パワー/タフネス」ばかりが使われ、[[シナジー]]ありきの「名前」や「アート」はほとんど使われなかった。これを解消するためにカードごとに使用できるステッカーの種類を制限したが、特定タイプのステッカーを用いるカードしか使用しなかった場合ステッカー・シートの一部が未使用のままになるという問題が浮上した。加えて、各能力・各パワー/タフネスがそれぞれ等価のためバランス調整がしづらいことも懸念点であった。
 
プレイテストでは4種のステッカーのどれでも制限なく貼ることができたが、直接的に[[ゲーム]]に影響を及ぼす「能力」および「パワー/タフネス」ばかりが使われ、[[シナジー]]ありきの「名前」や「アート」はほとんど使われなかった。これを解消するためにカードごとに使用できるステッカーの種類を制限したが、特定タイプのステッカーを用いるカードしか使用しなかった場合ステッカー・シートの一部が未使用のままになるという問題が浮上した。加えて、各能力・各パワー/タフネスがそれぞれ等価のためバランス調整がしづらいことも懸念点であった。
  
 
次に、ステッカーごとに貼るための[[マナ・コスト]]を設定したが、貼るためのカードに[[マナ]]を使うとステッカーに割く分が残りにくいという問題があった。最終的に、マナではなく[[チケット・カウンター]]を[[コスト]]として使用することとなった<ref name="20220920"/>。
 
次に、ステッカーごとに貼るための[[マナ・コスト]]を設定したが、貼るためのカードに[[マナ]]を使うとステッカーに割く分が残りにくいという問題があった。最終的に、マナではなく[[チケット・カウンター]]を[[コスト]]として使用することとなった<ref name="20220920"/>。
 
==禁止指定==
 
 
[[___ゴブリン/___ Goblin]]が[[レガシー]]の[[ゴブリン (デッキ)#レガシー|ゴブリンデッキ]]で活躍を見せた事で、ゴブリンデッキを使うプレイヤーだけでなく[[コピーカード]]などを使う多くの競技プレイヤーが___ゴブリンをコピーできる場合に備えてステッカーデッキを用意する義務があると感じており、これはテーブルトップでもデジタルでも健全で楽しいものではないと判断した[[開発部]]によって、[[2024年]]5月13日付けでステッカーと[[アトラクション]]を使用するすべてのカードは[[レガシー]]、[[ヴィンテージ]]、[[パウパー]]において[[禁止カード]]となった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0037817/ 2024年5月13日 禁止制限告知]([[Daily MTG]] [[2024年]]5月13日)</ref>。
 
  
 
==脚注==
 
==脚注==
 
<references />
 
<references />
 
 
==参考==
 
==参考==
*[https://magic.wizards.com/en/unresources UN-RESOURCES](マジック米国公式サイト ステッカー生成ツール有り)
 
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-mechanics-2022-09-20 Unfinity Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036347/ 『Unfinity』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2022年9月20日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-mechanics-2022-09-20 Unfinity Mechanics]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036347/ 『Unfinity』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2022年9月20日 [[Matt Tabak]]著)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 Unfinity Release Notes]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月7日)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/unfinity-release-notes-2022-10-07 Unfinity Release Notes]([[Daily MTG]] [[2022年]]10月7日)

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