「ターンを終了する」を編集中

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'''ターンを終了する'''/''End the turn''とは、何らかの[[効果]]によってその[[ターン]]を終わらせることである。
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'''ターンを終了する'''/''End the turn'' とは、何らかの[[効果]]によってその[[ターン]]を終わらせることである。
 
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{{#card:Time Stop}}
 
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{{#card:Sundial of the Infinite}}
 
{{#card:Sundial of the Infinite}}
  
[[呪文]]や[[能力]]の中には、現在のターンを終わらせるものが存在する。その場合には専用のルールに従い通常の呪文や能力の[[解決]]の手順とは異なる方法で処理をする。
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[[呪文]]や[[能力]]の中には、現在のターンを終わらせるものが存在する。その場合には専用のルール({{CR|715}})に従い通常の呪文や能力の[[解決]]の手順とは異なるやり方で処理をする。
  
*同様に'''[[フェイズを終了する]]'''効果も存在し、ルールもほぼ共通である。
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==該当カード==
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登場順に示す。
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*[[時間停止/Time Stop]]  
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*[[無限の日時計/Sundial of the Infinite]]  
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*[[一日のやり直し/Day's Undoing]]  
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*[[栄光の幕切れ/Glorious End]]
  
 
==ルール==
 
==ルール==
以下の手順で処理を行う。
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*スタックから追放された[[呪文]]や[[能力]]は解決されない。
#この手順が始まる前に[[誘発]]していた[[誘発型能力]]のうち、まだ[[スタック]]に積まれていないものは消滅する。それらはスタックに積まれない。
+
**[[打ち消されない]]呪文や能力も解決されなくなる。呪文や能力をスタックから追放することは「[[打ち消す]]」ことではないので、「打ち消されない」は無意味である。
#* 一つの呪文や能力の中で、ターンを終了する処理を'''始める前'''に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合に問題になる(例:[[一日のやり直し/Day's Undoing]])。
+
**ターンを終了させる途中で、その呪文や能力自身も追放されるが、解決が行われないということはない({{CR|608.2j}})ため、それ自身は最後まで解決が行われる。
#* ターンを終了する処理を'''始めた後'''や終えた後に別の処理を行っていて、それにより誘発する能力があった場合は、次に[[プレイヤー]]が[[優先権]]を得るとき(これは[[クリンナップ・ステップ]]になる)にスタックに積まれる。
+
*[[終了ステップ]]開始時に」(旧[[オラクル]]では「[[ターン終了時に]]」)の[[誘発型能力]]は、終了させた[[ターン]]には[[誘発]]しない。そういう能力が誘発するのは[[終了ステップ]]の開始時であるが、効果によって終了ステップの実施も[[飛ばす|飛ばされ]]、[[クリンナップ・ステップ]]まで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
#解決中の[[オブジェクト]]も含む、スタック上のすべてのオブジェクトを[[追放]]する。[[クリーチャー]]や[[プレインズウォーカー]]を[[戦闘から取り除く]]。
+
**[[最後の賭け/Final Fortune]]など、どのターンの終了ステップの開始時に誘発するかが指示されている誘発型能力については、当該ターンが終了された場合、[[誘発条件]]を満たすことがなくなるので誘発しなくなる。
#*スタックから追放された[[呪文]]や[[能力]]は解決されない。
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#**[[打ち消されない]]呪文や能力も解決されなくなる。呪文や能力をスタックから追放することは「[[打ち消す]]」ことではないので、「打ち消されない」は無意味である。
+
#**ターンを終了させる途中で、その呪文や能力自身も追放されるが、その場合でも解決は最後まで行われる({{CR|608.2k}})。
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#[[状況起因処理]]をチェックする。いずれのプレイヤーも優先権を得ることはなく、誘発型能力もスタックに積まれない。
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#*ここで一度状況起因処理がチェックされる。すなわち、クリンナップ・ステップの[[ターン起因処理]]を行う前にも状況起因処理をチェックするのである。
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#*例:[[一日のやり直し/Day's Undoing]]を自分のターンに唱えた場合において、[[手札]]と[[墓地]]の[[カード]]の合計数が6枚以下であったプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーはターンを終了する処理を行う前に「カードがない[[ライブラリー]]からカードを[[引く|引こう]]とした」ことになるので、この状況起因処理で[[ライブラリーアウト]]の[[敗北条件|敗北]]となる。次のクリンナップ・ステップにおける状況起因処理で敗北するわけではない。
+
#現在のフェイズおよびステップが終了する。ゲームは即座にクリンナップ・ステップに移行し、現在のステップとクリンナップ・ステップの間のすべてのステップをとばす。クリンナップ・ステップ中に効果によってターンが終わる場合、新しいクリンナップ・ステップを始める。
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#*{{CR|{{その他のルールのCR番号|ターンやフェイズを終了させる}}.1e}}で補足されている通り、「[[終了ステップ]]開始時に」(旧[[オラクル]]では「[[ターン終了時に]]」)の[[誘発型能力]]は、終了させた[[ターン]]には[[誘発]]しない。そういう能力が誘発するのは[[終了ステップ]]の開始時であるが、効果によって終了ステップの実施も[[飛ばす|飛ばされ]]、[[クリンナップ・ステップ]]まで一気に進んでしまうため。これらの誘発型能力は、次に「終了ステップの開始時」が来たとき=次のターンの終了ステップの開始時に誘発する。
+
#**[[最後の賭け/Final Fortune]]など、どのターンの終了ステップの開始時に誘発するかが指示されている誘発型能力については、当該ターンが終了された場合、[[誘発条件]]を満たすことがなくなるので誘発しなくなる。
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==該当カード==
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登場順に示す。
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*[[時間停止/Time Stop]]([[神河物語]])
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*[[無限の日時計/Sundial of the Infinite]]([[基本セット2012]])
+
*[[一日のやり直し/Day's Undoing]]([[マジック・オリジン]])
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*[[栄光の幕切れ/Glorious End]]([[アモンケット]])
+
*[[不連続性/Discontinuity]]([[基本セット2021]])
+
*[[粗暴な年代学者、オベカ/Obeka, Brute Chronologist]]([[統率者レジェンズ]])
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*[[ハーキルの最後の瞑想/Hurkyl's Final Meditation]]([[兄弟戦争]])
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==参考==
 
==参考==
*[[フェイズを終了する]]
 
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
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{{#cr:715}}
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__
{{#cr:{{その他のルールのCR番号|ターンやフェイズを終了させる}}.1}}
 

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