「ライブラリーアウト」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
'''ライブラリーアウト''' (''Library Out/Decked'')とは、[[敗北条件]]の1つ、「[[カード]]がない[[ライブラリー]]からカードを[[引く|引こう]]とした[[プレイヤー]]は、次にいずれかのプレイヤーが[[優先権]]を得る時に[[ゲーム]]に負ける。これは[[状況起因処理]]である。」の呼称。俗に'''デッキ切れ、山札切れ'''とも言われる。
+
'''ライブラリーアウト''' (''Library Out/Decked'')とは、[[敗北条件]]の1つ、「[[カード]]がない[[ライブラリー]]からカードを[[引く|引こう]]とした[[プレイヤー]]は、次にいずれかのプレイヤーが[[優先権]]を得る時に[[ゲーム]]に負ける。これは[[状況起因処理]]である。({{CR|120.4}})」の呼称。
  
*[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]など、ライブラリーアウトをメリットに変換するカードがある。一覧は[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac#関連カード]]を参照。
+
これをメインに据えて勝つ[[デッキ]]もあり、主に次の2つのパターンに分かれる。
**研究室の偏執狂が登場する以前のカードでは、[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などの「ドローを[[置換]]する能力」によって、この敗北条件を回避することができる。
+
#[[ライブラリー破壊]](ライブラリーのカードを[[墓地]]に置いたり[[追放]]したりする[[効果]])の[[呪文]]や[[能力]]、もしくは[[引く|ドロー]]呪文を[[対戦相手|相手]]に撃つ。
*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、'''カードがないライブラリーからカードを引こうとしたとき'''なので注意。つまり、対戦相手のライブラリーを[[墓地]]に置いたり、[[追放]]したりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。相手にドロー呪文を撃つのであれば、その時に勝利できる。
+
*"run out"(使い果たす)と呼ぶこともある。
+
*珍しい所では[[フルバーン]]の[[ミラーマッチ]]で、双方が[[神聖の力線/Leyline of Sanctity]]を設置したためにダメージを通せなくなり、そのまま手の打ちようがなくライブラリーアウト…ということが実際に起こったことがある。→([[グランプリ神戸14]]、[https://mtg-jp.com/coverage/gpkob14/article/011136/# カバレージ])
+
 
+
==対戦相手のライブラリーアウトを狙うデッキ==
+
対戦相手をライブラリーアウトさせることをメインに据えて勝つ[[デッキ]]もあり、主に次の2つのパターンに分かれる。
+
 
+
#[[ライブラリー破壊]](ライブラリーのカードを[[切削]]したり[[追放]]したりする[[効果]])の[[呪文]]や[[能力]]、もしくは[[引く|ドロー]]呪文を[[対戦相手|相手]]に撃つ。
+
 
#自分だけドローを[[飛ばす]]手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかして、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ([[ロック]]を極めて[[投了]]させる)。
 
#自分だけドローを[[飛ばす]]手段を用意するか、ライブラリーを修復する手段を用意するかして、相手のライブラリーが自然に尽きるのを待つ([[ロック]]を極めて[[投了]]させる)。
  
 
ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手の[[ライフ]]や[[戦場]]の状況に関係なく[[勝利]]できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。
 
ライブラリーを使わないデッキは存在しないし、ライブラリーアウトは相手の[[ライフ]]や[[戦場]]の状況に関係なく[[勝利]]できる手段である。そのため相手のデッキや動きに影響を受けづらいことが利点。
  
弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。[[開始時のライフの総量|初期ライフ]]は誰でも20点なのに対して、[[構築]]ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。[[バベル]]のように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。
+
弱点は、その到達までのハードルがライフを削る勝ち方よりも高いところ。初期ライフは誰でも20点なのに対して、[[構築]]ならば、削らなければならないライブラリーはどんなに少なくても40枚以上。相手のドローなどである程度は自動的に削られるとは言っても、相当遠い。[[バベル]]のように極端に分厚いデッキの存在も厳しい点。
  
上記1のみで勝つことを目指すデッキ([[MoMa]][[玉虫アルター]]など、[[無限コンボ]]やそれに準ずるコンボによりライブラリーを一挙に削る)でない場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする(面倒臭くなった相手が投了するのを期待するならともかく)。大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
+
勝ち手段をこの方法に決めた場合、たとえ通常サイズのデッキ相手であっても持久戦になるので、生き残るための高い防御力を必要とする。たまに[[MoMa]]とか[[玉虫アルター]]のような、一瞬でライブラリーがすべて消し飛ぶ派手なデッキもあるが、大抵はどれも[[ロック]]か[[パーミッション]]の形を取っているのは「高い防御力」を得るための必然だろう。[[トーナメント]]の場合は残り時間に注意。
 +
 
 +
*[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]ではライブラリーアウトを[[勝利]]に変えてくれる。
 +
**過去のカードでは、[[片意地な使い魔/Obstinate Familiar]]や[[あざみの使い魔、明日歌/Tomorrow, Azami's Familiar]]などの「ドローを[[置換効果|置換]]する能力」によってこの敗北条件を回避することができる。
 +
*ライブラリーのカードが0枚になった時ではなく、'''カードがないライブラリーからカードを引こうとしたとき'''なので注意。つまり、ただひたすら対戦相手のライブラリーを[[墓地]]に置いたり、[[追放]]したりするだけのデッキは、通常勝利するには対戦相手の[[ドロー・ステップ]]まで待たなくてはならない。相手にドロー呪文を撃つタイプならOK。
 +
*"run out"(使い果たす)と呼ぶこともある。
  
 
==参考==
 
==参考==
23行: 20行:
 
*[[状況起因処理]]
 
*[[状況起因処理]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
 
{{#cr:121.4}}
 

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)
QR Code.gif