「主無き者、サルカン/Sarkhan the Masterless」を編集中

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[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]への隷属から自らを解放した[[サルカン]]。[[誘発型能力]]は[[攻撃]]してきた[[クリーチャー]]への[[ドラゴン]]による[[ダメージ]]、[[忠誠度能力]][[あなた|自分]]を含む[[プレインズウォーカー]]の[[クリーチャー化]]、ドラゴン・クリーチャー・[[トークン]]の[[生成]]。
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[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]への隷属から自らを解放した[[サルカン]]。[[能力]]は[[攻撃]]してきた[[クリーチャー]]への[[ドラゴン]]による[[ダメージ]]、[[忠誠度能力]]は自分を含む[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]のドラゴン化、ドラゴン・[[トークン]]の[[生成]]。
 
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;誘発型能力
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:あなたやプレインズウォーカーを攻撃したクリーチャーに、各ドラゴンが1点ダメージを[[与える]]。
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:ドラゴンを複数体[[コントロール]]していれば攻撃を完封することも可能だが、ドラゴンはほとんどが[[重い|重量級]]であるため、基本的に[[小型クリーチャー]]に対する牽制として見るべきだろう。-3能力から[[起動]]すれば[[タフネス]]1の攻撃を封じることができ、タフネス5までなら相打ち圏内となるため、[[対戦相手]]の攻撃計算を少なからず狂わすことができ侮れない。
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:この手の能力のお約束として、[[接死]]持ちドラゴンを1体でも用意できれば攻撃を完封できる。
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==解説==
 
;+1能力
 
;+1能力
:サルカンを含む、あなたがコントロールする各プレインズウォーカーをドラゴンへ変化させる。
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:サルカンを含む、あなたの[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するプレインズウォーカーをドラゴンへ変化させる。
:端的に言えばプレインズウォーカーの脅威度を大幅に増強させる能力といえる。単体でも無視できない[[クロック]]となり、-3能力と合わせれば8/8相当、他のプレインズウォーカーを[[展開]]できていればさらに致命的な[[ダメージ]]をお見舞いできる。ドラゴン化しても能力は失わないため、[[暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher]]や[[ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas]]を事前に展開しておけば一気に[[ライフ]]を削り切ることが可能。
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:事前にプレインズウォーカーを展開させておけば[[クロック]]が一気に跳ね上がる。能力は失わないため[[暴君潰し、サムト/Samut, Tyrant Smasher]]や[[ボーラスの壊乱者、ドムリ/Domri, Anarch of Bolas]]を事前に展開しておけば一気に[[ライフ]]を削り切ることが可能。ただし変化は強制のため、場合によっては対戦相手に[[除去]]の選択肢を与えてしまう。
:ただし変化は強制のため、場合によっては対戦相手に[[除去]]の選択肢を与えてしまう点にだけは注意。
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;-3能力
 
;-3能力
:ドラゴン・クリーチャー・トークンの生成。
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:4/4[[飛行]]のドラゴン・トークンの生成。
:[[ボード・アドバンテージ]]に直結する重要な能力。4/4[[飛行]]と優秀な性能であるため、[[アタッカー]]としても、プレインズウォーカーを守る[[ブロッカー]]としても重宝する。誘発型能力との組み合わせによってクリーチャーの攻撃を牽制する役割もこなしてくれるほか、最悪サルカンが倒されてしまっても、5マナ4/4飛行のクリーチャー・カードを出したと考えても悪くない性能。他のプレインズウォーカーが不在ならこの能力から入り、盤面を形成していきたい。
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:[[誘発型能力]]との組み合わせによってクリーチャーの攻撃を牽制できるためサルカンや他のPWの生存率を上げることができる。
  
単体でも能力は完結しているが、他のドラゴンやプレインズウォーカーと併用することで真価を発揮する。それらを組み込んだデッキであれば、[[ビートダウンデッキ]]では当然のこと、[[コントロールデッキ]]であっても+1能力を活かした奇襲性の高いフィニッシャーとして運用できる。[[スタンダード]]における既存の赤のフィニッシャーとしては[[再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix]]などと競合するものの、トークン生成の忠誠度能力があるため[[ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt]]などカード1枚で完全には対処されため、差別化は十分に可能。[[基本セット2019]]にドラゴンをサポートするカードが複数収録されている点も追い風。
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単体でも能力は完結しているが、他のドラゴンやプレインズウォーカーと協力することで真価を発揮するプレインズウォーカー。
 
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登場時のスタンダードでは[[ステロイド/スタンダード/イクサラン・ブロック~基本セット2020期|グルール・ミッドレンジ]]や[[トリコロール#イクサラン・ブロック~基本セット2020期|ジェスカイ・フレンズ]]などで使われている。[[時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler]]との相性が良く、こちらのターンでの[[呪文]]を封じることで+1能力使用時の[[除去]]のリスクを最小限に抑えることができる。逆に[[対戦相手]]が時を解す者、テフェリーの+1能力を使用している時に不用意に自身の+1能力を起動すると、本来はプレインズウォーカーに効かないはずの[[浄化の輝き/Cleansing Nova]]等で一掃されることもあるので要注意。
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==ルール==
 
==ルール==
;誘発型能力
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*誘発型能力は、[[あなた]]がドラゴンを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているかに関わらず攻撃してきた[[クリーチャー]]1体ごとに[[誘発]]する。[[解決]]時にドラゴンがいなかったなら何も起こらない。
*[[あなた]]がドラゴンをコントロールしているかに関わらず攻撃してきたクリーチャー1体ごとに[[誘発]]する。[[解決]]時にドラゴンがいなかったなら何も起こらない。
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*誘発型能力のダメージの発生源は各ドラゴンなので、各ドラゴンの持つ[[接死]]や[[絆魂]]は個別に機能する。
*ダメージの発生源は各ドラゴンなので、各ドラゴンの持つ[[接死]]や[[絆魂]]は個別に機能する。
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*1つ目の忠誠度能力でクリーチャー化したプレインズウォーカーは、あなたがそれをあなたのターンの開始時から続けてコントロールしていないかぎり、それでは攻撃できない([[召喚酔い]])。
 
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*1つ目の忠誠度能力は、他の[[カード・タイプ]]や[[サブタイプ]]を上書きする。プレインズウォーカーのカード・タイプを失うので、ダメージが与えられても[[忠誠カウンター]]を取り除くことはない。[[プレインズウォーカー・タイプ]]も失うため、[[チャンドラの勝利/Chandra's Triumph]]などのプレインズウォーカー・タイプを参照するカードを併用する場合は注意。
;+1能力
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*能力を失うことは無いため、[[忠誠度能力]]を[[起動]]することもできる。ただし[[メイン・フェイズ]]の間で1[[ターン]]に1回という制約は変わることはない({{CR|606.3}})。
*クリーチャー化したプレインズウォーカーは、あなたがそれをあなたのターンの開始時から続けてコントロールしていないかぎり、それでは攻撃できない([[召喚酔い]])。
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*クリーチャー化している最中にすべての忠誠カウンターを失ってもPWでは無いため[[状況起因処理]]で[[墓地]]に置かれることはないが、[[ターン終了時に]]クリーチャー化の[[継続的効果]]が切れた直後に墓地に置かれる。
*この能力は、他の[[カード・タイプ]]や[[サブタイプ]]を上書きする。
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**プレインズウォーカーのカード・タイプを失うので、ダメージが与えられても[[忠誠カウンター]]を取り除くことはない。
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**[[プレインズウォーカー・タイプ]]も失われる({{CR|205.3d}})。プレインズウォーカー・タイプを参照するカードとの相互作用に注意。
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***[[誓いを立てた者、ギデオン/Gideon, the Oathsworn]]のような、「該当プレインズウォーカー・タイプを持つクリーチャー」を参照するカードから参照されなくなる。
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***[[チャンドラの勝利/Chandra's Triumph]]のような、「該当プレインズウォーカー・タイプを持つプレインズウォーカー」を参照するカードに関しては、通常はあまり気にする必要はない。プレインズウォーカーでなければそもそも参照されることはないためである。
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*能力を失うことはないため、忠誠度能力を[[起動]]することもできる。ただし[[メイン・フェイズ]]の間で1[[ターン]]に1回という制約は変わることはない({{CR|606.3}})。
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*クリーチャー化している最中に[[裏切りの対価/Price of Betrayal]]などですべての忠誠カウンターを失ってもプレインズウォーカーではないため[[状況起因処理]]で[[墓地]]に置かれることはないが、[[クリンナップ・ステップ]]でクリーチャー化の[[継続的効果]]が切れた直後に[[墓地に置く|墓地に置かれる]]。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
{{キャラクターを表すカード/サルカン・ヴォル}}
 
{{キャラクターを表すカード/サルカン・ヴォル}}
 
==ストーリー==
 
ドラゴンを敬愛し崇拝したあまり、サルカンはかつて[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス/Nicol Bolas]]に仕えていた。彼が受けたものは[[残酷な根本原理/Cruel Ultimatum|堪えがたい苦痛]]のみであった。
 
 
ボーラスの支配から逃亡し、故郷・愛する人・ドラゴン族すべての運命を変えた彼は自らがドラゴンとして主を持つ必要はなかった。奇しくも[[ラヴニカ/Ravnica]]にてかつて仕えたボーラスと対峙する。そこにはボーラスに恨みを持つものが大勢集結していた。
 
 
詳細は[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)]]を参照。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:灯争大戦]] - [[神話レア]]
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