「九つの命/Nine Lives」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
3行: | 3行: | ||
「A cat has nine lives([[猫]]に九生あり)」ということわざを体現する[[エンチャント]]。その名の通り、9回[[ダメージ]]を[[軽減]]してくれるが、9回目のダメージを受けると[[敗北]]してしまう。 | 「A cat has nine lives([[猫]]に九生あり)」ということわざを体現する[[エンチャント]]。その名の通り、9回[[ダメージ]]を[[軽減]]してくれるが、9回目のダメージを受けると[[敗北]]してしまう。 | ||
− | [[Lich]]や[[卓絶/Transcendence]]の流れを汲む延命カード。従来のこの系統のカードが「ライフN点分の延命」となっているのに対して、こちらは「ダメージN回分」となっているのが特徴。1回ごとのダメージが大きいほどに延命効率が高くなるので、高[[パワー]]の少数精鋭の[[フィニッシャー]]に頼るような相手には非常に有用な延命手段となる。逆に小さい[[クロック]]を刻んで来る相手には若干効率が悪くはなるが、仮にすべて1点ダメージだとしても9点分の延命になるので、かつての[[凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity]]や[[ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife]]のライフ10点分の水増しとさほど効率は変わらない計算になる。上記の性質から、横並べする[[アグロ]]系のデッキよりは、[[ | + | [[Lich]]や[[卓絶/Transcendence]]の流れを汲む延命カード。従来のこの系統のカードが「ライフN点分の延命」となっているのに対して、こちらは「ダメージN回分」となっているのが特徴。1回ごとのダメージが大きいほどに延命効率が高くなるので、高[[パワー]]の少数精鋭の[[フィニッシャー]]に頼るような相手には非常に有用な延命手段となる。逆に小さい[[クロック]]を刻んで来る相手には若干効率が悪くはなるが、仮にすべて1点ダメージだとしても9点分の延命になるので、かつての[[凡人の錯覚/Delusions of Mediocrity]]や[[ファイレクシアの非生/Phyrexian Unlife]]のライフ10点分の水増しとさほど効率は変わらない計算になる。上記の性質から、横並べする[[アグロ]]系のデッキよりは、[[コントロール]]、[[ミッドレンジ]]系のデッキ相手の方が延命ターンは長くなりやすい。 |
[[あなた]]自身に[[ダメージ]]や[[ライフロス]]やライフ[[支払う|支払い]]を要求する[[ペナルティ能力]]を持つ、いわゆる[[スーサイド]]なカードとは相性がよい。ダメージならこれの[[能力]]で軽減できるし、ロスや支払いは軽減はできないがリスクが大きく減少する。[[戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde]]などの大きな数値を要求されるものと[[コンボ]]を狙っていきたい。逆に[[ペインランド]]のように細かく何回もダメージを与えてくるものは[[ディスシナジー]]気味であるため注意。 | [[あなた]]自身に[[ダメージ]]や[[ライフロス]]やライフ[[支払う|支払い]]を要求する[[ペナルティ能力]]を持つ、いわゆる[[スーサイド]]なカードとは相性がよい。ダメージならこれの[[能力]]で軽減できるし、ロスや支払いは軽減はできないがリスクが大きく減少する。[[戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde]]などの大きな数値を要求されるものと[[コンボ]]を狙っていきたい。逆に[[ペインランド]]のように細かく何回もダメージを与えてくるものは[[ディスシナジー]]気味であるため注意。 | ||
11行: | 11行: | ||
[[対戦相手]]に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を渡し、その状態で除去すれば勝利できる。猫好きなら[[無害な申し出/Harmless Offering]]と[[コンボ]]を狙いたいところだが、この場合は呪禁が逆にデメリットとなるため、除去手段に工夫が必要。この場合は上述した天敵が最良のコンボ相手となる。 | [[対戦相手]]に[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を渡し、その状態で除去すれば勝利できる。猫好きなら[[無害な申し出/Harmless Offering]]と[[コンボ]]を狙いたいところだが、この場合は呪禁が逆にデメリットとなるため、除去手段に工夫が必要。この場合は上述した天敵が最良のコンボ相手となる。 | ||
− | [[ | + | *[[吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage]]や[[厳粛/Solemnity]]など、カウンター自体を直接減らす/増やせなくするカードとのコンボが可能。特に後者は除去できない[[対戦相手]]に対しては[[ロック]]も同然となる。逆に[[倍増の季節/Doubling Season]]や[[増殖]]など、カウンターを増やすカードとは相性が悪い。 |
− | + | ||
− | + | ||
**特に増殖は、[[呪禁]]に影響されずにカウンターを増やしてくるため天敵。逆に対戦相手に渡す目的なら有効な勝利手段となる。 | **特に増殖は、[[呪禁]]に影響されずにカウンターを増やしてくるため天敵。逆に対戦相手に渡す目的なら有効な勝利手段となる。 | ||
*フレーバー的には[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]の亜種と言えるかもしれない。 | *フレーバー的には[[ドラゴン変化/Form of the Dragon]]の亜種と言えるかもしれない。 | ||
25行: | 23行: | ||
==イラスト== | ==イラスト== | ||
− | + | 中央にイエネコが描かれ、空には別の生を歩んでいるであろう8匹の[[猫]]の顔が描かれている({{Gatherer|id=486646}})。 | |
空に描かれた8匹の猫はいずれも[[マジック:ザ・ギャザリング]]歴代の猫キャラクターである<ref>[https://twitter.com/abigbat/status/1272547263156543493 @abigbat]([[Paul Scott Canavan]]のTwitter)</ref><ref>[https://mtg.cardsrealm.com/articles/the-legendary-cats-of-nine-lives The legendary cats of Nine Lives](Cards Realm)</ref>。上段左から | 空に描かれた8匹の猫はいずれも[[マジック:ザ・ギャザリング]]歴代の猫キャラクターである<ref>[https://twitter.com/abigbat/status/1272547263156543493 @abigbat]([[Paul Scott Canavan]]のTwitter)</ref><ref>[https://mtg.cardsrealm.com/articles/the-legendary-cats-of-nine-lives The legendary cats of Nine Lives](Cards Realm)</ref>。上段左から | ||
43行: | 41行: | ||
*[[敗北条件]] | *[[敗北条件]] | ||
*[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:基本セット2021]] - [[レア]] | ||
− |