「土牢/Oubliette」を編集中

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。 これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 編集中の文章
1行: 1行:
 
{{#card:Oubliette}}
 
{{#card:Oubliette}}
 +
''Whisperのテキストは最新のオラクルに未対応です。最新のテキストは{{Gatherer|id=490769|Gatherer}}を参照してください。''
  
[[クリーチャー]]1体を一時的に土牢へ閉じ込め、[[フェイズ・アウト]]状態にしてしまう[[エンチャント]]。
+
[[クリーチャー]]1体を一時的に土牢へ閉じ込めてしまう[[エンチャント]]。
  
[[黒]]の[[単体除去]][[呪文]]だが、黒で[[タフネス]]を[[修整]]する[[オーラ]]以外の方法で[[除去]]するエンチャントというのは珍しく、[[色の役割]]が定まっていなかった黎明期ならではの[[カード]]。フェイズ・アウトによる除去であるため、[[つける|つけ]]られたオーラや置かれた[[カウンター (目印)|カウンター]]はそのまま保持され、これが除去された際に戻ってくるのが特徴的。[[あなた|自分]]のクリーチャーをこれで追放しておき、[[黙示録/Apocalypse]]や[[激動/Upheaval]]などの大規模[[リセット]]でこれを巻き込むといった[[シナジー]]が考えられる。もちろん、普通の[[除去]]として使っても悪くない。他の黒の除去と比べると[[墓地]]利用を許さず、既につけられてしまった[[怨恨/Rancor]]などの[[エターナルエンチャント]]や[[装備品]]に対処できるといった特徴がある。
+
[[黒]]の[[単体除去]][[呪文]]だが、黒で[[タフネス]]を[[修整]]する[[オーラ]]以外の方法で除去するエンチャントというのは珍しく、[[色の役割]]が定まっていなかった黎明期ならではの[[カード]]。これが[[戦場を離れる]]とクリーチャーだけでなくそれに[[つける|つけ]]られたオーラや置かれた[[カウンター (目印)|カウンター]]も戻ってくるのが特徴。[[あなた|自分]]のクリーチャーをこれで追放しておき、[[黙示録/Apocalypse]]や[[激動/Upheaval]]などの大規模[[リセット]]でこれを巻き込むといった[[シナジー]]が考えられる。もちろん、普通の[[除去]]として使っても悪くない。他の黒の除去と比べると[[墓地]]利用を許さず、既につけられてしまった[[怨恨/Rancor]]などに対処できるといった特徴がある。
  
 
[[パウパー]]において[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]の[[信心]]を稼げる除去として、[[黒単信心#パウパー|黒単信心]]で採用されている。
 
[[パウパー]]において[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]の[[信心]]を稼げる除去として、[[黒単信心#パウパー|黒単信心]]で採用されている。
  
また、[[#オラクルの変遷|現在のオラクルに変更された]]ことで、[[統率者戦]]においては有力な対[[統率者]]カードとして価値が高まった。
+
*[[アラビアンナイト]]版にはバージョン違いが存在する。一方は普通の[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]であるのに対し、もう一方は通常より暗くて小さい不特定マナ・シンボルとなっている。
 
+
*[[アラビアンナイト]]版にはバージョン違いが存在する。一方は普通の[[不特定マナ|不特定マナ・シンボル]]であるのに対し、もう一方は通常より暗くて小さい不特定マナ・シンボルとなっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/versus-b-2002-08-08 (a) versus (b)](Arcana [[2002年]]8月8日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。
+
 
*後の[[忘却の輪/Oblivion Ring]]系除去の原型ともいえるが、オーラやカウンターはそのままであり、また[[オラクル]]変更を経て挙動はかなり異なっている。
 
*後の[[忘却の輪/Oblivion Ring]]系除去の原型ともいえるが、オーラやカウンターはそのままであり、また[[オラクル]]変更を経て挙動はかなり異なっている。
*パウパーの需要に対して[[紙]]での[[再録]]は皆無であったため、[[コモン]]でありながら[[シングルカード]]価格が高額なカードであった。[[ダブルマスターズ]]で[[#オラクルの変遷|オラクル変更]]と共に再録され、日本語[[カード名]]も与えられた。
+
*パウパーの需要に対して[[紙]]での[[再録]]は皆無であったため、[[コモン]]でありながら高額カードであった。[[ダブルマスターズ]]でオラクル変更と共に再録され、日本語[[カード名]]も与えられた。
  
 
==[[ルール]]==
 
==[[ルール]]==
24行: 23行:
 
[[Masters Edition]]リリースに伴う2007年9月7日のオラクル更新で、戦場を離れたり出たりすることを参照する効果との相互作用や[[召喚酔い]]にかからないことが元のカードの機能の意図と外れていることを理由に「ついたオーラと共に[[追放]]し、置かれていたカウンターの種類を数を記録する」「土牢が戦場を離れたとき、オーラとカウンターを元に戻して戦場に戻す」という形に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/masters-edition-update-bulletin-2007-08-29 Masters Edition Update Bulletin]([[Daily MTG]] 2007年8月29日)</ref>。しかしこの変更が文章量を増大させ、再録の壁となっていた<ref name="MM1">[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034198/ ダブルで]([[Making Magic]] 2020年7月27日)</ref>。
 
[[Masters Edition]]リリースに伴う2007年9月7日のオラクル更新で、戦場を離れたり出たりすることを参照する効果との相互作用や[[召喚酔い]]にかからないことが元のカードの機能の意図と外れていることを理由に「ついたオーラと共に[[追放]]し、置かれていたカウンターの種類を数を記録する」「土牢が戦場を離れたとき、オーラとカウンターを元に戻して戦場に戻す」という形に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/masters-edition-update-bulletin-2007-08-29 Masters Edition Update Bulletin]([[Daily MTG]] 2007年8月29日)</ref>。しかしこの変更が文章量を増大させ、再録の壁となっていた<ref name="MM1">[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034198/ ダブルで]([[Making Magic]] 2020年7月27日)</ref>。
  
[[テーロス還魂記]]の時期にテンプレートを文章欄に収める方法が見つかり再録の可能性があるとほのめかされ<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033783/ さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』]([[Making Magic]] 2020年2月3日)</ref>、[[基本セット2021]]で[[フェイズ・アウト]]が復活する際にも言及され<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034128/ こぼれ話:『基本セット2021』]([[Making Magic]] 2020年6月29日)</ref>、ダブルマスターズでフェイズ・アウトを使用する形に戻されて再録された<ref Name="MM1" />。2007年のオラクル変更から方針が変更された意図は説明されていない。機能的変更であり、主に以下の点が異なる。
+
[[テーロス還魂記]]の時期にテンプレートを文章欄に収める方法が見つかり再録の可能性があるとほのめかされ<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033783/ さらなるこぼれ話:『テーロス還魂記』]([[Making Magic]] 2020年2月3日)</ref>、[[基本セット2021]]で[[フェイズ・アウト]]が復活する際にも言及され<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034128/ こぼれ話:『基本セット2021』]([[Making Magic]] 2020年6月29日)</ref>、ダブルマスターズでフェイズ・アウトを使用する形に戻されて再録された<ref Name="MM1" />。2007年のオラクル変更から方針が変更された意図は説明されていない。完全に機能的変更であり、主に以下の点が異なる。
 
*戻ってきたクリーチャーは[[召喚酔い]]に影響されない。
 
*戻ってきたクリーチャーは[[召喚酔い]]に影響されない。
 
*クリーチャーが戦場を離れたことや戦場に出たことによる能力を誘発させない。
 
*クリーチャーが戦場を離れたことや戦場に出たことによる能力を誘発させない。
*オーラだけでなく[[装備品]]も[[間接的にフェイズ・アウト]]する。
+
*オーラだけでなく[[装備品]]も間接的にフェイズ・アウトする。
 
*[[統率者]]を対象に選んだ場合、追放では統率者のコントローラーは[[統率]][[領域]]に逃がすことができたが、フェイズ・アウトはできない。
 
*[[統率者]]を対象に選んだ場合、追放では統率者のコントローラーは[[統率]][[領域]]に逃がすことができたが、フェイズ・アウトはできない。
 
*[[ナイトメア能力]]のルールを使った永久[[追放]]が使えない。
 
*[[ナイトメア能力]]のルールを使った永久[[追放]]が使えない。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
いずれもフェイズ・アウトではなく追放によって除去し、オーラやカウンターが戻ってくる機能は持たない。
+
いずれもオーラやカウンターが戻ってくる機能はなくなっている。
 
*[[Icy Prison]] - [[青]]版。2[[マナ]]と[[軽い]]が、維持に[[アップキープ・コスト]]を要求する。([[アイスエイジ]])
 
*[[Icy Prison]] - [[青]]版。2[[マナ]]と[[軽い]]が、維持に[[アップキープ・コスト]]を要求する。([[アイスエイジ]])
 
*[[顔なしの解体者/Faceless Butcher]] - クリーチャー版。4マナと[[重い]]が、黒の2/3のクリーチャーなので戦力の増強も同時に出来る。([[トーメント]])
 
*[[顔なしの解体者/Faceless Butcher]] - クリーチャー版。4マナと[[重い]]が、黒の2/3のクリーチャーなので戦力の増強も同時に出来る。([[トーメント]])
38行: 37行:
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
'''Oubliette'''は地下牢の一種。出入り口は天井の上げ蓋ひとつ限りで、囚人はそこから中に投げ入れられる({{Gatherer|id=925|イラスト1}},{{Gatherer|id=490769|2}})。
+
'''Oubliette'''は地下牢の一種。出入り口は天井の上げ蓋ひとつ限りで、囚人はそこから中に投げ入れられる。{{Gatherer|id=925}}
  
 
コミック版アラビアンナイトでは魔法で作られた牢屋(magically conjured jail)と解説されている(発音は「oo-blee-ET(ウーブリエット)」)。[[魔術師の女王/Sorceress Queen]]の[[ネイラ/Nailah]]は、反逆した[[黒]]の弟子[[テイザー/Taysir]]をこの地下牢に投獄する。牢は[[Sana'a|Sana'a(サナー)]]の砦にあり、囚われたテイザーの魔法行使を阻害し失敗させる効果を持っていた。最後は[[白]]のテイザーによって牢は破壊されて黒のテイザーは救出される。
 
コミック版アラビアンナイトでは魔法で作られた牢屋(magically conjured jail)と解説されている(発音は「oo-blee-ET(ウーブリエット)」)。[[魔術師の女王/Sorceress Queen]]の[[ネイラ/Nailah]]は、反逆した[[黒]]の弟子[[テイザー/Taysir]]をこの地下牢に投獄する。牢は[[Sana'a|Sana'a(サナー)]]の砦にあり、囚われたテイザーの魔法行使を阻害し失敗させる効果を持っていた。最後は[[白]]のテイザーによって牢は破壊されて黒のテイザーは救出される。
48行: 47行:
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[一時的に追放するカード]]
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[コモン]]2(2種類)
 
*[[カード個別評価:アラビアンナイト]] - [[コモン]]2(2種類)
 
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ダブルマスターズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:Masters Edition]] - [[コモン]]
 +
 +
[[Category:WHISPER最新オラクル未対応]]
 +
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

MTG Wikiへの全ての投稿は、他の利用者によって編集、変更、除去される可能性があります。 自信の投稿が他人によって遠慮なく編集されることを望まない場合は、ここには投稿しないでください。
また、投稿されるものは、自身によって書かれたものであるか、パブリック・ドメイン、またはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はMTG Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品を、許諾なしに投稿してはいけません!

中止 | 編集の仕方 (新しいウィンドウが開きます)

このページで使われているテンプレート:

QR Code.gif