「多色カード」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
4行: | 4行: | ||
==概要== | ==概要== | ||
− | 多色カードは、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初めて登場した。いずれも[[友好色]] | + | 多色カードは、[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]で初めて登場した。いずれも[[友好色]]の2色、または1つの色とその友好色の組み合わせの3色で、かつ[[伝説のクリーチャー]]であった。 |
− | [[対抗色]]2色の多色カードは、[[ザ・ダーク]]で[[黒緑]]の[[森の暗き中心/Dark Heart of the Wood]]が他より一足先に登場し、他の組み合わせは[[ミラージュ]]が初出。その後、[[ストロングホールド]]で[[5色カード]]が、[[アポカリプス]] | + | [[対抗色]]2色の多色カードは、[[ザ・ダーク]]で[[黒緑]]の[[森の暗き中心/Dark Heart of the Wood]]が他より一足先に登場し、他の組み合わせは[[ミラージュ]]が初出。その後、[[ストロングホールド]]で[[5色カード]]が、[[アポカリプス]]で友好色2色とそれらに共通する対抗色1色の組み合わせの3色が、[[ギルドパクト]]で4色カード([[ネフィリム]])がそれぞれ初登場した。 |
− | 多色は人気のテーマであり、それを主題に据えた[[ | + | 多色は人気のテーマであり、それを主題に据えた[[ブロック (総称)|ブロック]]は多い。[[インベイジョン・ブロック]]、[[ラヴニカ・ブロック]]、[[アラーラの断片ブロック]]、[[ラヴニカへの回帰ブロック]]の4つが該当し、同じ多色をテーマとしながらもインベイジョンでは5色、ラヴニカおよびラヴニカへの回帰は2色、アラーラの断片は3色と、それぞれ差別化がなされている。また[[ミラディンの傷跡ブロック]]では陣営ごとにメインの2色を設ける、[[イニストラード・ブロック]]では[[種族]]ごとに2色を割り当てるという形でサブテーマに使う物もある。詳細は各ブロックの項を参照。逆に、多色カードが一切登場しないブロックは、[[ウルザ・ブロック]]、[[マスクス・ブロック]]、[[ミラディン・ブロック]]の3つ。また、[[基本セット]]では[[第4版]]の拡張セットである[[クロニクル]]を除くと、[[基本セット2013]]に1枚([[プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker]])と[[基本セット2015]]の2枚([[頂点捕食者、ガラク/Garruk, Apex Predator]]と[[巣主スリヴァー/Sliver Hivelord]])がある。 |
− | + | ||
− | + | ||
==特徴== | ==特徴== | ||
− | + | 多色カードは[[マナ・コスト]]に2つ以上の色を含み、多くの場合、それらの[[色の役割|色の特徴]]を併せ持っている。多色カードの色の組み合わせは26種類(→詳細は[[色の組み合わせ]]参照)。 | |
− | + | ピンライン(カード内側の枠線)や内枠の色は基本的に金色であり、それがそのまま通称にもなっている(→[[金]])。[[分割カード]]や[[混成カード]]は内枠が金ではない(ゆえに「金」に含まれることは少ない)が、複数の色を持つため多色カードである。(詳細は各々のページを参照のこと)。 | |
公式コラムによれば多色カードのデザインの種類は、含まれる色が持つ[[色の役割]]の[[効果]]を並べる"Chinese Menu"デザイン([[予言の稲妻/Prophetic Bolt]])、含まれる色の共通する色の役割を強化する"Venn Diagram"デザイン([[番狼/Watchwolf]])、含まれる色すべてを[[文章欄]]に並べる"Roll Call"デザイン([[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]])、今までに無い効果となる"Shiny and New"デザイン([[草ハイドラ/Phytohydra]]、[[精神ヒルの塊/Mindleech Mass]])、セット全体のデザインとして含まれる色それぞれに共通のメカニズムを持たせる"Shared Hobby" デザイン(ラヴニカ・ブロックやアラーラの断片ブロック)などがある<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/midas-touch-2005-11-14 Midas Touch](Making Magic 2005年11月14日 [[Mark Rosewater]]著)</ref><ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/designing-commander-2016-edition-2016-10-24 Designing Commander 2016 Edition](Card Preview 2016年10月24日 [[Ethan Fleischer]]著)</ref>。 | 公式コラムによれば多色カードのデザインの種類は、含まれる色が持つ[[色の役割]]の[[効果]]を並べる"Chinese Menu"デザイン([[予言の稲妻/Prophetic Bolt]])、含まれる色の共通する色の役割を強化する"Venn Diagram"デザイン([[番狼/Watchwolf]])、含まれる色すべてを[[文章欄]]に並べる"Roll Call"デザイン([[トルシミール・ウルフブラッド/Tolsimir Wolfblood]])、今までに無い効果となる"Shiny and New"デザイン([[草ハイドラ/Phytohydra]]、[[精神ヒルの塊/Mindleech Mass]])、セット全体のデザインとして含まれる色それぞれに共通のメカニズムを持たせる"Shared Hobby" デザイン(ラヴニカ・ブロックやアラーラの断片ブロック)などがある<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/midas-touch-2005-11-14 Midas Touch](Making Magic 2005年11月14日 [[Mark Rosewater]]著)</ref><ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/designing-commander-2016-edition-2016-10-24 Designing Commander 2016 Edition](Card Preview 2016年10月24日 [[Ethan Fleischer]]著)</ref>。 | ||
− | + | [[ラヴニカ:ギルドの都]]から、2色の多色カードのピンラインや[[テキスト]]欄には、2色の[[マナ]]が出る[[土地]]と同じような色分けが施されるようになった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/framing-ravnica-2005-10-14 Framing Ravnica]/[http://web.archive.org/web/20080306040106/http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/product/20051020/index.html ラヴニカの枠付け――問題の無いものの直し方](Latest Devlopment 2005年10月14日 [[Aaron Forsythe]]著)</ref>。[[新枠]]でこの仕様になっていない2色カードは、[[神河救済]]に収録された[[一なる否命/Iname as One]]のみ。 | |
− | *[[ギルド渡りの急使/Transguild Courier]]は[[アーティファクト]]であり、マナ・コストに[[色マナ]]を含んでいるわけでもないが、[[ | + | |
+ | *[[ギルド渡りの急使/Transguild Courier]]は[[アーティファクト]]であり、マナ・コストに[[色マナ]]を含んでいるわけでもないが、[[色指標]]によりすべての色を持つ。 | ||
*[[単色カード]]であっても、[[追加コスト]]や[[能力]]の[[起動コスト]]に別の色マナを必要とするカードは、「実質的な多色カード」としてデザインされている(例:[[Sedge Troll]]、[[陽景学院の戦闘魔道士/Sunscape Battlemage]]、[[向上呪文]])。 | *[[単色カード]]であっても、[[追加コスト]]や[[能力]]の[[起動コスト]]に別の色マナを必要とするカードは、「実質的な多色カード」としてデザインされている(例:[[Sedge Troll]]、[[陽景学院の戦闘魔道士/Sunscape Battlemage]]、[[向上呪文]])。 | ||
− | *多色カードは[[単色]]に比べて[[唱える]]のが難しいため、[[ | + | *多色カードは[[単色]]に比べて[[唱える]]のが難しいため、[[点数で見たマナ・コスト]]が同じである他のカードに比べて[[能力]]が強く設定される傾向にある。しかし、多色カードが初めて登場したレジェンドでは、単色のカードと比べても明らかに弱いものが多かった。 |
− | == | + | ==参考== |
<references /> | <references /> | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
{{色}} | {{色}} |