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− | '''蜘蛛'''/''Spider''は、[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。
| + | =蜘蛛/Spider= |
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| + | [[クリーチャー・タイプ]]の1つ。大抵は[[中堅クリーチャー]]で[[タフネス]]の高い防御的な[[クリーチャー]]。 |
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| {{#card:Giant Spider}} | | {{#card:Giant Spider}} |
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| {{#card:Silklash Spider}} | | {{#card:Silklash Spider}} |
− | {{#card:Ishkanah, Grafwidow}}
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− | 初出は[[リミテッド・エディション]]の[[大蜘蛛/Giant Spider]]。大蜘蛛は[[基本セット]]の最長[[皆勤賞]][[カード]]であり、また大蜘蛛が収録されていない場合でもクリーチャー・タイプとしては皆勤の状態が続いている。共通する[[能力]](後述)やフレイバーが緑の[[カラーパイ]]に合致するためか、あまりブランクを生じることなくコンスタントに登場し続けている。
| + | ほとんどが[[到達]](旧『[[飛行]]を持つ[[かのように]][[ブロック]]に参加できる』という[[能力]])を持つため、その能力を持つクリーチャーの通称でもある。 |
| + | [[緑]]の基本的な[[飛行対策カード]]で、緑以外の蜘蛛は[[赤]]の[[針先の蜘蛛/Needlepeak Spider]]と[[アーティファクト・クリーチャー]]の[[機械蜘蛛/Arachnoid]]のみ。 |
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− | 主に[[緑]]かそれを含む[[多色]]に存在するが、[[黒]]や[[赤]]の[[単色]]カード、および[[無色]]の[[アーティファクト・クリーチャー]]もわずかに存在する。
| + | <!-- -[[第9版]]から、「飛行を持つかのようにブロックに参加してもよい」から「飛行を持つかのようにブロックに参加できる」に変わったので注意。 |
| + | 一見すると些細な変更に見えるかも知れないが、「飛行を持つクリーチャーをブロックできる」ことそのものが選択式だった頃は、[[寄せ餌/Lure]]付き飛行クリーチャーが攻撃してきても「飛行を持っていない」ことにして引っかからないようにすることができた。[[第9版]]からは選択可能ではなく常に「ブロックできる」状態であるため、この手は使えない。 --> |
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− | 大半が[[パワー]]よりも[[タフネス]]が高い。[[蜘蛛の巣/Web|巣]]を張って待ち伏せし、空飛ぶ虫を捕食するイメージからか、ほとんどは[[到達]]や[[飛行]]対策の能力を持つ。到達が[[キーワード能力]]として制定される以前は、蜘蛛にちなんで「蜘蛛能力」という通称で呼ばれていた。
| + | ちなみにこの蜘蛛能力、最近は[[射手]]に多くなってきている。 |
− | | + | ただ、蜘蛛は大昔から存在するし、今でも新たな蜘蛛は作られている。[[基本セット]]に[[大蜘蛛/Giant Spider]]がいるうちはこの能力の代名詞であり続けるだろう。 |
− | [[部族カード]]は、蜘蛛の[[タップ]]を[[コスト]]とする能力を持つ[[アラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinner]]や、[[昆虫]]・[[ネズミ]]・[[リス]]と兼用の[[部族 (俗称)|部族]]専用[[土地]]である[[群がりの庭/Swarmyard]]、[[邪魔者]]・[[コウモリ]]・[[昆虫]]・[[蛇]]と兼用の[[ロード (俗称)|ロード]]である[[厄介な害獣、ブレックス/Blex, Vexing Pest]]、蜘蛛以外の[[戦闘ダメージ]]を[[軽減]]する[[インスタント]]の[[蜘蛛の襲来/Arachnogenesis]]が存在する。伝説の蜘蛛である[[墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow]]や[[ウンゴリアントの末裔、シェロブ/Shelob, Child of Ungoliant]]も蜘蛛に関連した能力を持つ。 | + | *[[神河ブロック]]には、名前こそ「蜘蛛」なのにクリーチャー・タイプが[[スピリット]]なのもいる。→[[尊い蜘蛛/Venerable Kumo]]、[[宝珠編みの蜘蛛/Orbweaver Kumo]] |
− | | + | *[[ライオン]]は[[猫]]に統合されてしまったが、蜘蛛が[[昆虫]]に統合されることはあるのだろうか。 |
− | 蜘蛛・[[トークン]]を[[生成]]する[[カード]]には[[鬱後家蜘蛛の饗宴/Gloomwidow's Feast]]や[[名高い織り手/Renowned Weaver]]など複数あるが、いずれの場合も到達を持っている。[[ドライダー/Drider]]と[[蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen]]と[[蜘蛛網の頭、アイゾーニ/Izoni, Center of the Web]]が生成するもののみパワーの方が高く、他はすべてタフネスの方が高い。(→[[トークン一覧]])
| + | <!-- ↑想いだろうからそのまま残すけど・・・蜘蛛は昆虫じゃないから、普通は統合されないかと。 |
− | | + | 同じ「哺乳類猫科」のライオンと猫とは、だいぶ趣が違う。 |
− | [[伝説の]]蜘蛛は[[指輪物語:中つ国の伝承]]現在6体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Spider 「伝説の(Legendary)・蜘蛛(Spider)」でWHISPER検索])。
| + | 「ライオンと猫」と「蜘蛛と昆虫」を比べるのはなんかおかしいような気がするのですが… |
− | | + | ↑例えば《鉄ムカデ》も「昆虫」となっていますし、ありえない話ではないでしょう。 --> |
− | *蜘蛛に変化するカードには[[隠れたる蜘蛛/Hidden Spider]]がある。 | + | *[[昆虫]]・[[ネズミ]]・[[リス]]と兼用で、[[部族]]専用の[[土地]]、[[群がりの庭/Swarmyard]]も存在する。 |
− | *[[神河ブロック]]には、[[カード名]]こそ「蜘蛛」なのにクリーチャー・タイプが[[スピリット]]なものもいる。→[[尊い蜘蛛/Venerable Kumo]]、[[宝珠編みの蜘蛛/Orbweaver Kumo]]
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− | *「特大サイズの蜘蛛」というのは、ファンタジー業界では定番のモンスター。世界各地の神話や、創作ファンタジーの元祖『[[Wikipedia:ja:指輪物語|指輪物語]]』など、さまざまな物語に登場する。
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− | *おおざっぱに「虫」であることから、しばしば[[昆虫]]と関連付けられる([[ドラゴンの巣の蜘蛛/Dragonlair Spider]]など)が、生物学上はけっこう別種の生き物。どちらかといえば[[蠍]]のほうが近い。
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Spider|蜘蛛(Spider)}} | + | *[[サブタイプ:Spider|蜘蛛(Spider)で検索]] |
− | *{{WHISPER検索/カードテキスト|{Spider}|蜘蛛(Spider)}} | + | *[[カードテキスト:到達|「到達」で検索]] |
| *[[クリーチャー・タイプ解説]] | | *[[クリーチャー・タイプ解説]] |
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− | [[Category:クリーチャー・タイプ|くも]]
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