「8Man」を編集中

'''8Man'''は、[[オデッセイ・ブロック]]期における[[青緑ビートダウン#オデッセイ・ブロック期|青緑ビートダウン]]の一種。主な実績は日本選手権関東予選2位通過、[[The Finals01]]ベスト8など。製作者は[[浅原晃]]。

*名前の由来は敏捷なマングースと初期の[[サイドボード]]に入っていた[[疾風のマングース/Blurred Mongoose]]が合わせて8体だったことから8[[マングース]]が転じたものだと、プロツアー『タルキール龍紀伝』のニコニコ生放送の枠内で浅原自身から語られた（したがって8Monと書くような気もするが、あまり気にせず8Manと書くのが通例)。
*書式が統一されておらず、8MAN,8man,果ては8MaNと表記する場合も。本表記は[[ゲームぎゃざ]]02年9月号の1コーナー「勝ち組を探せ」の表記に依る。

==概要==

{{#card:Upheaval}}
{{#card:Nimble Mongoose}}

[[土地]]を切りつめ（→[[ゼロックス]]）、[[引く|ドロー]][[カード]]を連打して[[激動/Upheaval]]を引き当てる。そうしたら[[戦場]]を[[リセット]]して余剰[[マナ]]で[[スレッショルド]]した[[敏捷なマングース/Nimble Mongoose]]や[[熊人間/Werebear]]を出し戦場を制圧、後は相手の[[呪文]]を[[打ち消す|打ち消し]]ていれば勝てる。[[サイドボード]]が広く使えることも強み。

これと同様スレッショルドをメインとしたデッキである[[青緑スレッショルド]]とは、構造も戦略も大きく異なる。青緑スレッショルドが低マナ域にシフトすることによってドロー、打ち消しを同時に行いスレッショルドを目指す一方、8Manはあくまで激動からの再構築を主眼としている[[デッキタイプ]]である。[[クリーチャー]]の[[展開]]は基本的に激動のリセット後、スレッショルドを達成した上で行われる。

[[赤]]を入れて[[火+氷/Fire+Ice]]や[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]を使用したバージョン（→[[#後期型|*1]]）、[[タッチ]][[白]]で[[秘教の処罰者/Mystic Enforcer]]や[[藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopper]]を投入するものなど様々な試みが見られたが、根本的な問題としてドローカードを叩かれると弱く、良質なドローを擁する[[インベイジョン・ブロック]]が退場するとともに姿を消した。

==サンプルレシピ==
===初期型===
*備考
**[[The Finals01]] ベスト8 （[http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=jpfin01/JPwelcome 参考]）
**使用者:[[浅原晃]]
*フォーマット
**[[スタンダード]]（[[第７版]]＋[[インベイジョン・ブロック]]＋[[オデッセイ]]）

{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
|-
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
|-
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (8)
|3||[[クローサの獣/Krosan Beast]]
|-
|4||[[敏捷なマングース/Nimble Mongoose]]||4||[[反論/Gainsay]]
|-
|4||[[熊人間/Werebear]]||3||[[冬眠/Hibernation]]
|-
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (33)
|1||[[枯渇/Mana Short]]
|-
|4||[[対抗呪文/Counterspell]]||4||[[たい肥/Compost]]
|-
|4||[[嘘か真か/Fact or Fiction]]||||
|-
|3||[[魔力の乱れ/Force Spike]]||||
|-
|4||[[記憶の欠落/Memory Lapse]]||||
|-
|4||[[選択/Opt]]||||
|-
|4||[[予報/Predict]]||||
|-
|4||[[排撃/Repulse]]||||
|-
|4||[[中略/Syncopate]]||||
|-
|2||[[激動/Upheaval]]||||
|-
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (19)
|||
|-
|11||[[島/Island]]||||
|-
|4||[[森/Forest]]||||
|-
|4||[[ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast]]||||
|}

===後期型===
*備考
**[[日本選手権02]] ベスト8 （[http://www.wizards.com/default.asp?x=sideboard/events/jpnat02 参考]）
**使用者:[[大塚高太郎]]
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]（[[第７版]]＋[[インベイジョン・ブロック]]＋[[オデッセイ]]＋[[トーメント]]）

{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
|-
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
|-
!colspan="2" style="background-color:#ffddee"|クリーチャー (16)
|3||[[反論/Gainsay]]
|-
|4||[[敏捷なマングース/Nimble Mongoose]]||3||[[綿密な分析/Deep Analysis]]
|-
|4||[[野生の雑種犬/Wild Mongrel]]||2||[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]
|-
|4||[[マーフォークの物あさり/Merfolk Looter]]||2||[[ジュントゥのくい/Juntu Stakes]]
|-
|2||[[クローサの獣/Krosan Beast]]||2||[[説得/Persuasion]]
|-
|2||[[火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu]]||1||[[クローサの獣/Krosan Beast]]
|-
!colspan="2" style="background-color:#eeddff"|呪文 (22)
|1||[[枯渇/Mana Short]]
|-
|4||[[対抗呪文/Counterspell]]||1||[[熊の谷/Bearscape]]
|-
|4||[[嘘か真か/Fact or Fiction]]||||
|-
|4||[[堂々巡り/Circular Logic]]||||
|-
|4||[[火+氷/Fire+Ice]]||||
|-
|3||[[排撃/Repulse]]||||
|-
|2||[[激動/Upheaval]]||||
|-
|1||[[綿密な分析/Deep Analysis]]||||
|-
!colspan="2" style="background-color:#ddffee"|土地 (22)
|||
|-
|4||[[ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast]]||||
|-
|4||[[シヴのオアシス/Shivan Oasis]]||||
|-
|2||[[シヴの浅瀬/Shivan Reef]]||||
|-
|1||[[モスファイアの谷/Mossfire Valley]]||||
|-
|8||[[島/Island]]||||
|-
|3||[[森/Forest]]||||
|}

*[[トーメント]]参入後の[[タッチ]][[赤]]バージョン。
*当時[[メタゲーム]]の中心にあった[[激動サイカトグ]]に対抗するため、全体に[[青]][[メタる|メタ]]な作りになっている。

==参考==
*[[青緑ビートダウン#オデッセイ・ブロック期|青緑ビートダウン]]
**[[青緑スレッショルド]]
*[[デッキ集]]

[[Category:緑青デッキ]]
[[Category:ビート・コントロールデッキ]]
[[Category:緑青ビート・コントロールデッキ]]
[[Category:インベイジョン・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
[[Category:オデッセイ・ブロックを含むスタンダードデッキ]]
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 '''8Man'''は、[[オデッセイ・ブロック]]期における[[青緑ビートダウン#オデッセイ・ブロック期|青緑ビートダウン]]の一種。主な実績は日本選手権関東予選2位通過、[[The Finals01]]ベスト8など。製作者は[[浅原晃]]。
-*名前の由来は、敏捷なマングースと（初期の[[サイドボード]]に入っていた）[[疾風のマングース/Blurred Mongoose]]の2種類8枚で「8[[マングース]]」が転じたものだと、[[プロツアー「タルキール龍紀伝」]]のニコニコ生放送の枠内で浅原自身から語られた。
+*名前の由来は敏捷なマングースと初期の[[サイドボード]]に入っていた[[疾風のマングース/Blurred Mongoose]]が合わせて8体だったことから8[[マングース]]が転じたものだと、プロツアー『タルキール龍紀伝』のニコニコ生放送の枠内で浅原自身から語られた（したがって8Monと書くような気もするが、あまり気にせず8Manと書くのが通例)。
-**[http://mtg-jp.com/reading/variety/002197/ 浅原晃の「デッキタイムトラベル！」Part10 －クロックパーミッション]での時点では「由来は覚えていない」。
+*書式が統一されておらず、8MAN,8man,果ては8MaNと表記する場合も。本表記は[[ゲームぎゃざ]]02年9月号の1コーナー「勝ち組を探せ」の表記に依る。
-**[[Wikipedia:ja:8マン|エイトマン]]というレトロアニメのタイトルももじっているものと思われる。
-*8Man以外にも、8MAN、8man、8MaNなど、大文字小文字の表記ぶれが多い。
-**上記の語源から厳密に言えばMongooseの「Mon」と言う表記のほうが正確と言えそうだが、「8Mon」と書かれることはほぼない。
-**本稿の「8Man」の表記は[[ゲームぎゃざ]]02年9月号の1コーナー「勝ち組を探せ」の表記に依る。
 ==概要==