プロプレイヤーズ・クラブ
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前シーズンの[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。 | 前シーズンの[[プレイヤー・オブ・ザ・イヤー]]集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。 | ||
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*マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016818/ 参考]) | *マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016818/ 参考]) | ||
*プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016842/ 参考]) | *プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。([http://mtg-jp.com/publicity/0016842/ 参考]) |
2017年8月14日 (月) 23:16時点における版
プロ・プレイヤーズ・クラブ/Pro Players Clubは、2005年5月から採用された、プロツアー・ポイントを獲得しているプレイヤーに特典を用意する制度。
目次 |
概要
そのシーズン中に獲得したポイントの量によってブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナのレベルにランク付けされ、レベルが高いほど多くの特典が受けられる。
前シーズンのプレイヤー・オブ・ザ・イヤー集計時の獲得ポイントを基準に、今シーズンのスタート時のレベルが決定される(例外あり、後述)。例えば前シーズンにポイントを20点獲得していたプレイヤーは、シルバー・レベルの恩恵を受けられる状態で今シーズンをスタートすることになる。また、そのシーズンでの獲得ポイントが、自分のレベルよりも上のレベルの規定ポイントに達した場合、そのシーズン中はその時点でレベルアップする。次のシーズンが始まる時の集計で低いランクになることはあり得るが、シーズン中にはレベルダウンすることは無い。
下記のように、プラチナ・レベルともなるとかなりのVIP待遇である。もちろん、そのレベルに達するには相応の成績を残さなければならない。
- プレイヤー・オブ・ザ・イヤー集計基準と同様に、同一シーズン間、グランプリから獲得したポイントは上位6戦分のみ、7戦目以降のポイントは集計対象外である。
- 資格停止中のプレイヤーは、プロプレイヤーズ・クラブの特典を得ることはできない。
レベルごとの条件と特典
2017-18年度
必要プロ・ポイント | 10点 | 20点 | 35点 | 52点 | |||
待遇 | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ | |||
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グランプリ | 不戦勝(個人戦のみ) | 1不戦勝 | 2不戦勝 | 3不戦勝 | |||
参加褒賞 | なし | 無料スリープ・イン・スペシャル +(6回まで)500ドル | |||||
プロツアー プロツアー地域予選 |
参加権利 | 全ての地域予選 | 全ての地域予選 プロツアー1つ(※1) |
全てのプロツアー | |||
プロツアー参加時の参加褒賞 | なし | エアフェア | エアフェア +3000ドル | ||||
ワールド・マジック・カップ | 国別選手権 | ||||||
不戦勝 | なし | 1不戦勝 | 2不戦勝 | ||||
参加褒賞 | なし | 500ドル | |||||
WMC本戦参加時の参加褒賞 | なし | 1000ドル | |||||
Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞(※2) | なし | 15点 | 35点 |
(※1)同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていないプロツアー。出場権は該当予選シーズン終了まで行使できないため、該当プロツアーの地域予選・プロツアー予選に出場できる。また、チーム戦であるマジック25周年記念プロツアーにも行使可能。
(※2)プロプレイヤーズ・クラブから得られるQPは、通常QPと同様そのMOCSシーズン終了までに持ち越すことができる(MOCS月間イベントは、QP15~35点を支払う必要がある)。
特別昇格
- プロツアー、世界選手権、Magic Online Championshipで優勝したプレイヤーは、該当大会優勝時点から5サイクル間、獲得したポイントの量と関係なくプラチナ・レベル扱い。
- ルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞者は、ルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得時点から5サイクル間(次シーズン終了まで)、ゴールド・レベル扱い。(当然ながらプラチナ・レベルの規定条件に達した場合、プラチナ・レベルになる)
マジック・プロツアー殿堂
マジック・プロツアー殿堂に殿堂入りしたプレイヤーは、以下の特典を得られる。
- すべての個人戦グランプリでの3不戦勝
- すべてのプロツアーへの参加権利
- 殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)参加褒賞1500ドル(プラチナ・レベルの参加褒賞重複可能)
- 国別選手権での1不戦勝
- すべてのグランプリで無料のスリープ・イン・スペシャル・サービス
- Magic Online Championship Seriesの毎月QP褒賞35点
プロプレイヤーズ・クラブの変遷
2017-18年度
- グランプリの参加褒賞の対象は、「全てのグランプリ」から「参加した最初の6つのグランプリ」へ変更された、その代わり、褒賞額は250ドルから500ドルに倍増した。
- プロツアー参加の宿泊褒賞は廃止された。
2016-17年度
- 各レベルの必要プロポイントは、20点/35点/52点に調整された。また、2017-18年度以降に向けて、シーズン終了直前に「ブロンズ」レベル(必要ポイント10点)が新設された。
- マジック・プロツアー殿堂の参加褒賞の対象大会は、「全てのプロツアー及びワールド・マジック・カップ本戦」から「殿堂顕彰セレモニーが行われるプロツアー(シーズン最初のプロツアー)」へ変更された。(参考)
- プラチナ・レベルのプロツアー及びワールド・マジック・カップ参加褒賞は、250ドル(当時のグランプリの参加褒賞と同額)に調整されることが一度は発表されたが、発表直後からプロプレイヤーからの批判が相次ぎ、待遇変更の予定が撤回された。(参考)
2015-16年度
- 各レベルの必要プロポイントは、18点/33点/50点に調整された。
- MOC優勝者の特別昇格は、ゴールド・レベルからプラチナ・レベルへ変更された。
2014-15年度
プレミアイベントの体制変更によって各レベルの条件・待遇に微修正が加えられている。
- シルバー・レベルを得るプロツアーの出場権は、「同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていない好きなプロツアー1つ」に変更。また、プロツアー地域予選の導入に伴い、全ての地域予選への参加資格が与えられる。
- ゴールド・レベルのプロツアー参加褒賞がなくなり、その代わり、各プロツアーの開催地への往復航空券が授与される。
- プラチナ・レベルの必要プロポイントは48点に調整された(後に46点へ変更)(参考)。
- ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、特別昇格制度の対象になった。
2013-14年度
年間のプロツアー開催数が1つ増えるため、集計基準が見直された。また、プロツアー・世界選手権・MOC優勝者の特別昇格制度と、各レベルの待遇に微修正が加えられている。(参考1、参考2、参考3)
- シルバー(20点):同トーナメント年度では、まだ参加権利を得ていない直近のプロツアーへの招待、すべてのグランプリで2不戦勝、自国でのワールド・マジック・カップ予選への参加資格
- ゴールド(35点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選での1不戦勝、プロツアー参加褒賞500ドル
- プラチナ(45点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選での2不戦勝、すべてのプロツアーでのホテル・エアフェア賞、プロツアー参加褒賞3000ドル、グランプリ参加褒賞250ドル、ワールド・マジック・カップでの参加褒賞500ドル(予選)/1000ドル(本戦)
2012年度
プレインズウォーカーポイントシステム導入に伴う変更で8段階のレベル制度は廃止された。 新たな枠組みはシルバー(旧Lv2相当)、ゴールド(旧Lv4)、プラチナ(旧Lv8)の3つ。 待遇に必要なポイントは2012年度の場合それぞれ15、25、40であるが、今後適宜変更される予定とのこと。
- シルバー(15点):すべてのグランプリで2不戦勝、自国でのワールド・マジック・カップ予選への参加資格
- ゴールド(25点):すべてのプロツアーへの招待、すべてのグランプリでの3不戦勝、ワールド・マジック・カップ予選への招待
- プラチナ(40点):ゴールド・レベルでの特典のすべてに加え、プロツアー参加褒賞3000ドル、すべてのプロツアーでのホテル賞、エアフェア賞、グランプリ参加褒賞250ドル、ワールド・マジック・カップでの参加褒賞1000ドル(招待選手に限る)
2008年度~2011年度
- レベル1(1点):すべてのグランプリで1不戦勝を得る。
- レベル2(10点):すべてのグランプリで2不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。
- レベル3(15点):すべてのグランプリで2不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催される好きなプロツアー1つまたは世界選手権の出場権を得る。出場権は前日まで獲得しないため、選んだプロツアーのプロツアー予選に出場できる。
- レベル4(20点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る(グレイビー・トレイン)。出場権は前日まで獲得しないため、各プロツアーのプロツアー予選に出場できる。
- レベル5(25点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。出場権は前日まで獲得しないため、各プロツアーのプロツアー予選に出場できる。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく250ドルを獲得する。
- レベル6(30点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく1,250ドルを獲得する。今期中に開催される好きなプロツアー1つまたは世界選手権に参加するための無料航空券が用意される。
- レベル7(40点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく1,750ドルを獲得する。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権に参加するための無料航空券が用意される。グランプリに参加するたびに、もれなく250ドルを獲得する。
- レベル8(50点):すべてのグランプリで3不戦勝を得る。所属する国の国別選手権の出場権を得る。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権の出場権を得る。プロツアーや世界選手権に参加するたびに、もれなく2,250ドルを獲得する。今期中に開催されるすべてのプロツアーと世界選手権に参加するための無料航空券とホテルが用意される。グランプリに参加するたびに、もれなく500ドルを獲得する。
2008年度
プロプレイヤーズ・クラブが導入されて以来、初の基準変更が行われ、それまでの6レベル制から、旧レベル3の前後に新たなレベル(現在のレベル3と5)が設けられ、8レベル制へと変更された。
旧レベル3(現在のレベル4)からプロツアー参加による500ドルの報酬がなくなり、旧レベル4,5,6(現在のレベル6,7,8)のプロツアー参加による報酬が250ドル増加した。
脚注
参考
- Pro Players Club (WotC、英語)
- プロプレイヤーズ・クラブへようこそ! (WotC、文:Randy Buehler)
- トーナメント用語