カラフィ/Callaphe

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[[テーロス/Theros]]の伝説的な船乗り。女性。
 
[[テーロス/Theros]]の伝説的な船乗り。女性。
  
生前、カラフィは最も優れた船乗りであり、常に海を渡っていた。[[タッサ/Thassa]]の[[クラーケン]]を出し抜き、彼女を感心させたこともある――そうしたこともあり、[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神々]]の戦にて、タッサは彼女を勇者として選び、[[亜神#ストーリー|亜神]]として蘇らせた({{Gatherer|id=476296}})。
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生前、カラフィは最も優れた船乗りであり、「'''南風号'''/''The Monsoon''」という名の船で常に海を渡っていた。彼女の冒険は「'''カラフェイア'''/''The Callapheia''」と呼ばれる叙事詩として伝わっている。
  
彼女の冒険は'''カラフェイア'''/''The Callapheia''と呼ばれる叙事詩として伝わっている。
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カラフィは定命の者で最初に風のパターンの秘密を解き明かしたとされる。神話によれば、海の[[神 (テーロス・ブロック)#ストーリー|神]][[タッサ/Thassa]]は定命の者があまりに容易く彼女の領域を航行することに嫉妬心を抱き、カラフィに世界の果ての大瀑布沿いに船を走らせる競争を挑んだ。カラフィが勝てば、彼女はタッサに妨害されることなく自由に航海できる。負ければ二度と海には出られない。カラフィが勝ちそうになり、タッサは[[セイレーン]]を送り込んで帆を引き裂かせたが、彼女は世界の縁にしがみついて航行を続けた。とうとうタッサは風を送り込んでカラフィを滝の向こう側へと落としたが、彼女は虚無へと落ちる代わりに[[ニクス/Nyx]]そのものへと漕ぎ出した。そして夜空の星座になったという。
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少なくとも事実なのは、カラフィはタッサの[[クラーケン]]を出し抜き、彼女を感心させたということだ――そうしたこともあり、神々の戦にて、タッサは彼女を勇者として選び、[[亜神#ストーリー|亜神]]として蘇らせた({{Gatherer|id=476296}})。
  
 
*[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]たちと出会った[[キオーラ/Kiora]]は当初、彼女の名を騙っていた。
 
*[[エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー)|エルズペス/Elspeth]]たちと出会った[[キオーラ/Kiora]]は当初、彼女の名を騙っていた。
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===登場作品・登場記事===
 
===登場作品・登場記事===
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*[[Theros: Godsend, Part I]](小説、名前のみ)
 
*[[Journey into Nyx: Godsend, Part II]](小説、名前のみ)
 
*[[Journey into Nyx: Godsend, Part II]](小説、名前のみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/drop-drop-2015-05-20 Drop for Drop]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BFZ/0014957/ 海を落ちて](Uncharted Realms [[2015年]]5月20日 [[Kelly Digges]]著、名前のみ)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-story/drop-drop-2015-05-20 Drop for Drop]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/BFZ/0014957/ 海を落ちて](Uncharted Realms [[2015年]]5月20日 [[Kelly Digges]]著、名前のみ)
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==その他==
 
==その他==
*カラフェイアのモチーフは、ギリシャ神話を題材とする古代ギリシャの長編叙事詩『[[Wikipedia:ja:オデュッセイア|オデュッセイア]]』だろう。[[Wikipedia:ja:トロイア戦争|トロイア戦争]]を終えて凱旋する英雄[[Wikipedia:ja:オデュッセウス|オデュッセウス]]の、10年にわたる旅が描かれる。『[[Wikipedia:ja:イーリアス|イーリアス]]』([[テーリアス/The Theriad]]のモチーフ)の続編に当たり、共に詩人[[Wikipedia:ja:ホメーロス|ホメーロス]]の作とされる。
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*カラフェイアのモチーフは、ギリシャ神話を題材とする古代ギリシャの長編叙事詩『[[Wikipedia:ja:オデュッセイア|オデュッセイア]]』だろう。[[Wikipedia:ja:トロイア戦争|トロイア戦争]]を終えて凱旋する英雄[[Wikipedia:ja:オデュッセウス|オデュッセウス]]の、10年にわたる船旅が描かれる。『[[Wikipedia:ja:イーリアス|イーリアス]]』([[テーリアス/The Theriad]]のモチーフ)の続編に当たり、共に詩人[[Wikipedia:ja:ホメーロス|ホメーロス]]の作とされる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2020年1月31日 (金) 23:50時点における版

カラフィ/Callapheテーロス・ブロックおよびテーロス還魂記のキャラクター。カードとしてはテーロス還魂記の海に愛されしカラフィ/Callaphe, Beloved of the Seaが初出。

目次

解説

テーロス/Therosの伝説的な船乗り。女性。

生前、カラフィは最も優れた船乗りであり、「南風号/The Monsoon」という名の船で常に海を渡っていた。彼女の冒険は「カラフェイア/The Callapheia」と呼ばれる叙事詩として伝わっている。

カラフィは定命の者で最初に風のパターンの秘密を解き明かしたとされる。神話によれば、海のタッサ/Thassaは定命の者があまりに容易く彼女の領域を航行することに嫉妬心を抱き、カラフィに世界の果ての大瀑布沿いに船を走らせる競争を挑んだ。カラフィが勝てば、彼女はタッサに妨害されることなく自由に航海できる。負ければ二度と海には出られない。カラフィが勝ちそうになり、タッサはセイレーンを送り込んで帆を引き裂かせたが、彼女は世界の縁にしがみついて航行を続けた。とうとうタッサは風を送り込んでカラフィを滝の向こう側へと落としたが、彼女は虚無へと落ちる代わりにニクス/Nyxそのものへと漕ぎ出した。そして夜空の星座になったという。

少なくとも事実なのは、カラフィはタッサのクラーケンを出し抜き、彼女を感心させたということだ――そうしたこともあり、神々の戦にて、タッサは彼女を勇者として選び、亜神として蘇らせた(イラスト)。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

テーロス
水底の巨人/Benthic Giant
ニクスへの旅
擬態するセイレーン/Cloaked Siren
テーロス還魂記
ニクス生まれの狩猟者/Nyxborn Courser(日本語版のみ、英語版では代名詞)、ニクス生まれの海護/Nyxborn Seaguardニクス生まれの匪賊/Nyxborn Marauderニクス生まれの巨人/Nyxborn Colossus未知の岸/Unknown Shores

登場作品・登場記事

その他

参考

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