ラスト・モンスター/Rust Monster

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金属を食べて[[パワー]]を上げる[[ビースト]]。
 
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[[アーティファクト]]を[[食べる]]ことによって[[パンプアップ]]できる[[エイトグ/Atog]]の亜種と言え、初期[[パワー]]と[[先制攻撃]]分優れている代わりに[[マナ・コスト]]が[[重く]]また[[タフネス]]強化ができない。そのため先制攻撃が効いてくるクリーチャー同士の直接[[戦闘]]ではそれほど差がないが、直接的[[火力]]などには弱くなっている。
  
 
[[リソース]]を浪費して爆発力を得るタイプのカードなので、使い方には一考が必要。幸い[[フォーゴトン・レルム探訪]]では[[宝物]]というアーティファクト・[[トークン]]を入手できるカードがそこそこあるので、それらとの[[シナジー]]が期待できる。
 
[[リソース]]を浪費して爆発力を得るタイプのカードなので、使い方には一考が必要。幸い[[フォーゴトン・レルム探訪]]では[[宝物]]というアーティファクト・[[トークン]]を入手できるカードがそこそこあるので、それらとの[[シナジー]]が期待できる。

2021年8月9日 (月) 14:33時点における版


Rust Monster / ラスト・モンスター (2)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

先制攻撃
アーティファクト1つを生け贄に捧げる:ターン終了時まで、ラスト・モンスターは+2/+0の修整を受ける。

2/1

金属を食べてパワーを上げるビースト

アーティファクト食べることによってパンプアップできるエイトグ/Atogの亜種と言え、初期パワー先制攻撃分優れている代わりにマナ・コスト重くまたタフネス強化ができない。そのため先制攻撃が効いてくるクリーチャー同士の直接戦闘ではそれほど差がないが、直接的火力などには弱くなっている。

リソースを浪費して爆発力を得るタイプのカードなので、使い方には一考が必要。幸いフォーゴトン・レルム探訪では宝物というアーティファクト・トークンを入手できるカードがそこそこあるので、それらとのシナジーが期待できる。

  • 後述の通り、原典のダンジョンズ&ドラゴンズでは「敵であるプレイヤーキャラクターが持つ金属性の武器・防具を食べてしまう」ために戦士たちに嫌がられた相手だったが、このマジック版では相手プレイヤーのアーティファクトを食べることはできない。そういう意味で、ちょっとズレた実装という感じは否めない。ちなみに原作のフレイバーに近いカードとしては腐食軟泥/Corrosive Oozeがある。

ストーリー

ラスト・モンスターは「ダンジョンズ&ドラゴンズ」オリジナルのモンスター。一般的な個体の体長は約150cm、体高は約90cm、体重は約90kg程度と、ポニー程度のサイズに収まる。 昆虫に似た4本の脚を持ち、全身は赤茶色をした分厚くこぶだらけの表皮で覆われている。腹部の色は黄褐色。頭部の眼窩の下部からは長い触手(“アンテナ”と呼ばれている)が2本伸びている。甲板に覆われた尻尾の先からは、櫂のような骨質の突起が左右に突き出している。

ラスト・モンスターは基本的に生物にはなんの危害を加えることもない。しかし、D&Dにおいてはどんな高レベルモンスターよりもプレイヤーからは忌み嫌われている。それは彼らがありとあらゆる金属(魔法金属や通常腐食しない物質も含む)を腐蝕させて食料にする習性を持つが故である。彼らの振り回す触手に触れてしまえば、貴重な魔法の装備も命がけで溜め込んだ金貨の山もたちまち何の価値もない錆の塊と化す。装備を腐食させた後、ラスト・モンスターは冒険者には目もくれることなく食事に取り掛かるが、これは彼らが無防備であることを意味しない。実際、彼らの腐蝕能力は全身に備わっているものであるため、うかつに金属器で攻撃すれば餌となる錆の山を増やすだけに過ぎない。したがってラスト・モンスターと対峙した場合は魔法による遠隔攻撃・焼却・もっと単純に石や木材等で撲殺するといった手段か、あるいは彼らが好む鉄鉱石等を投げてそちらに気を取られているうちに逃げるというのがセオリーとなる。

ラスト・モンスターが魔法のアイテムを捕食した時、魔力の塊であるレシディウム(Residuum)が体内に蓄積される。大量のレシディウムを摂取したラスト・モンスターは魔法のアイテムばかりを狙う「ドゥウェオマー・イーター(魔力喰らい)」と呼ばれる個体に変質する。このドゥウェオマー・イーターを倒した場合、プレイヤーは大量のレシディウムを得ることができる。

参考

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