アヴラム・ガリースン/Avram Garrisson

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'''アヴラム・ガリースン'''/''Avram Garrisson''は、[[アイスエイジ|氷河期]]末期の[[キイェルドー/Kjeldor]]国の騎士。長身で印象的な人物。耳が大きく、短く刈り込んだ白髪まじりの顎鬚を生やしている。
  
[[#translate|ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン(Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald)]]。
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[[#訳語|ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン(Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald)]]。
 
*小説[[The Shattered Alliance]]では「Avram Gunnarson」表記。
 
*小説[[The Shattered Alliance]]では「Avram Gunnarson」表記。
  
[[アイスエイジ|氷河期]]末期の[[キイェルドー/Kjeldor]]国の騎士。
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事実上、各騎士団の指導者であり、キイェルドー国軍の将軍とみなされている。先代の女王の寵愛を受けていたが、女王の存命中もその死後、息子の[[ダリアン/Darien]]王の時代になっても、正式な将軍の位は授けられなかった。
長身で印象的な人物。耳が大きく、短く刈り込んだ白髪まじりの顎鬚を生やしている。
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事実上、各騎士団の指導者であり、キイェルドー国軍の将軍とみなされている。
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極端なキイェルドー至上主義者で、キイェルドー人以外の全ての者―特に[[バルデュヴィア/Balduvia|バルデュヴィア人]]―を忌み嫌っている。また、彼にとって”真の”キイェルドー人とは都市に住む者だけであり、地方出身者は取るに足らない者だと考えている。
先代の女王の寵愛を受けていたが、女王の存命中もその死後、息子の[[ダリアン/Darien]]王の時代になっても、正式な将軍の位は授けられなかった。
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極端なキイェルドー至上主義者で、キイェルドー人以外の全ての者―特に[[バルデュヴィア/Balduvia|バルデュヴィア人]]―を忌み嫌っている。
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若きダリアン王を惰弱とみなすとともに将軍の地位を手に入れられない焦りも加わって、自らの手で真なる強きキイェルドーを作るため、憂国の騎士たちを焚きつけて、反乱軍[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]を組織する。ダリアン王暗殺計画を謀るものの、[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]や[[ヴァーチャイルド/Varchild]]隊長らの活躍により失敗。配下のストロームガルド騎士団を引き連れ、キイェルドー国から離反し[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]の傘下に加わる。そのとき離反した兵力は、燃えたつ剣騎士団(the Order of the Flaming Sword)全員、[[飛空騎士/Skyknight]]の一団、[[クロヴ/Krov]]軍の3分の1にもなる。
また、彼にとって”真の”キイェルドー人とは都市に住む者だけであり、地方出身者は取るに足らない者だと考えている。
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若きダリアン王を惰弱とみなすとともに将軍の地位を手に入れられない焦りも加わって、自らの手で真なる強きキイェルドーを作るため、憂国の騎士たちを焚きつけて、反乱軍[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]を組織する。
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その後は、ストロームガルド騎士団長としてリム=ドゥール軍で戦う。すでにアンデッドと堕落した彼は、かつての同国人相手でも全く躊躇いを見せなかった。[[キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]において、[[グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotter|王室魔道師グスタ・エバスドッター]]や元補佐官のヴァーチャイルド将軍と連戦するも、戦いの混乱の中、歴史の舞台から消える。
ダリアン王暗殺計画を謀るものの、[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]や[[ヴァーチャイルド/Varchild]]隊長らの活躍により失敗。配下のストロームガルド騎士団を引き連れ、キイェルドー国から離反し[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]の傘下に加わる。そのとき離反した兵力は、燃えたつ剣騎士団(the Order of the Flaming Sword)全員、[[飛空騎士/Skyknight]]の一団、[[クロヴ/Krov]]軍の3分の1にもなる。
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その後は、ストロームガルド騎士団長としてリム=ドゥール軍で戦う。
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==訳語==
すでにアンデッドと堕落した彼は、かつての同国人相手でも全く躊躇いを見せなかった。
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[[グスタ・エバスドッター/Gustha Ebbasdotter|キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldor]]において、[[王室魔道師グスタ・エバスドッター]]や元補佐官のヴァーチャイルド将軍と連戦するも、戦いの混乱の中、歴史の舞台から消える。
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==訳語 [#translate]==
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「Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald」は、[[第5版]]の[[征服/Conquer]]と[[ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald]]の[[フレイバー・テキスト]]で、初めて「ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン」と訳され、[[第6版]]の[[征服/Conquer]]でも同様の訳語が充てられた。
 
「Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald」は、[[第5版]]の[[征服/Conquer]]と[[ストロームガルドの騎士/Knight of Stromgald]]の[[フレイバー・テキスト]]で、初めて「ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン」と訳され、[[第6版]]の[[征服/Conquer]]でも同様の訳語が充てられた。
  
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*[[アイスエイジ]]
 
*[[アイスエイジ]]
 
*[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]
 
*[[ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald]]
*Feast of Kjeld([[Duelist#magazine|Duelist]]5号の短編)
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*Feast of Kjeld([[Duelist#マガジン|Duelist]]5号の短編)
 
*[[The Eternal Ice]](小説)
 
*[[The Eternal Ice]](小説)
 
*[[The Shattered Alliance]](小説)
 
*[[The Shattered Alliance]](小説)
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2008年7月20日 (日) 12:44時点における版

アヴラム・ガリースン/Avram Garrissonは、氷河期末期のキイェルドー/Kjeldor国の騎士。長身で印象的な人物。耳が大きく、短く刈り込んだ白髪まじりの顎鬚を生やしている。

ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン(Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald)

事実上、各騎士団の指導者であり、キイェルドー国軍の将軍とみなされている。先代の女王の寵愛を受けていたが、女王の存命中もその死後、息子のダリアン/Darien王の時代になっても、正式な将軍の位は授けられなかった。

極端なキイェルドー至上主義者で、キイェルドー人以外の全ての者―特にバルデュヴィア人―を忌み嫌っている。また、彼にとって”真の”キイェルドー人とは都市に住む者だけであり、地方出身者は取るに足らない者だと考えている。

若きダリアン王を惰弱とみなすとともに将軍の地位を手に入れられない焦りも加わって、自らの手で真なる強きキイェルドーを作るため、憂国の騎士たちを焚きつけて、反乱軍ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgaldを組織する。ダリアン王暗殺計画を謀るものの、ヤヤ・バラード/Jaya Ballardヴァーチャイルド/Varchild隊長らの活躍により失敗。配下のストロームガルド騎士団を引き連れ、キイェルドー国から離反しリム=ドゥール/Lim-Dulの傘下に加わる。そのとき離反した兵力は、燃えたつ剣騎士団(the Order of the Flaming Sword)全員、飛空騎士/Skyknightの一団、クロヴ/Krov軍の3分の1にもなる。

その後は、ストロームガルド騎士団長としてリム=ドゥール軍で戦う。すでにアンデッドと堕落した彼は、かつての同国人相手でも全く躊躇いを見せなかった。キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorにおいて、王室魔道師グスタ・エバスドッターや元補佐官のヴァーチャイルド将軍と連戦するも、戦いの混乱の中、歴史の舞台から消える。

訳語

「Avram Garrisson, Leader of the Knights of Stromgald」は、第5版征服/Conquerストロームガルドの騎士/Knight of Stromgaldフレイバー・テキストで、初めて「ストロームガルド騎士団長、アヴラム・ガリースン」と訳され、第6版征服/Conquerでも同様の訳語が充てられた。

参考

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