トーモッド/Tormod
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トーモッド/Tormodはザ・ダークのキャラクター。カードとしては統率者レジェンズの冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecratorが初出。
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[編集] 解説
ドミナリア/Dominariaのテリシア/Terisiare大陸の都市アルスール/Alsoorに住む屍術師/Necromancer。男性。死後、自らもアンデッドとなって蘇った(イラスト)。
暗黒時代、アルスールは相次ぐ墓荒らしに悩まされていた。タル教会/The Church of Talは、黒幕を特定するため審問を行った。審問官は盗まれた死体の行き先を追い、都市東部の沼地にある地所に辿り着いた。トーモッドという名の下級貴族が所有するこの地所は、アンデッドの大群に守られていた。審問官は農民の群衆を焚きつけて地所を襲わせ、数時間のうちにトーモッドを木に吊るした。アルスールに住む遠縁の者たちが地所を相続し、彼自身のアンデッドの下僕が築いていた、贅を凝らした墓所にトーモッドを埋葬した。
数ヶ月後、恐ろしい墓荒らしが再開された。教会当局がトーモッドの地所を再び訪れると、それは空き家と化していた。彼らはトーモッドの棺の蓋をこじ開けたが、そこにはただ空の墓があるだけだった。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
[編集] フレイバー・テキストに登場
[編集] 登場作品・登場記事
- The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2/『統率者レジェンズ』の伝説たち その2(Card Preview 2020年11月6日 Ari Zirulnik and Ethan Fleischer著)
[編集] その他
- トーモッドの初出はザ・ダークのトーモッドの墓所/Tormod's Cryptのカード名だが、この時点では「墓所があること」以外の背景設定は一切存在していなかった[1]。2008年のフライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カードでトーモッドの墓所に新規フレイバー・テキストが与えられ、「ドミナリアで最も壮麗な墓所にもかかわらず、その墓には何も入っていない。」とされたものの、依然として詳細は不明なままだった。時が経ち、ザ・ダークから26年後の統率者レジェンズでトーモッド本人が冒涜する者、トーモッド/Tormod, the Desecratorとしてカード化されるに際し、ザ・ダークの背景設定と、「墓所は壮麗だが空である」という記述だけを参考に、設定が一から作られた[2]。
- Tormodは、ノルウェー語およびスコットランド・ゲール語の男性の人名。「トールの精神」「トールの勇気」を意味する。
[編集] 脚注
- ↑ Twitter(2020年11月1日 Gavin Verhey)
- ↑ Twitter(2020年11月7日 Ethan Fleischer)