「アーティファクト」を編集中
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− | '''アーティファクト'''/''Artifact''は、[[カード・タイプ]] | + | '''アーティファクト'''/''Artifact''は、[[カード・タイプ]]の1つ。いわゆる「魔法の道具」や「機械」のこと。多くは「[[ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk|魔力で精錬された道具]]」や「[[スランの発電機/Thran Dynamo|古代の失われた技術によって創られた機械]]」としてデザインされている。 |
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==解説== | ==解説== | ||
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アーティファクトは、基本的に[[マナ・コスト]]に[[色マナ]]を持たないため[[無色]]である。そのため、どんな[[色]]の[[デッキ]]にも入れることができ、他の色と被るような特徴を持つものは少し弱めに作られている傾向がある。 | アーティファクトは、基本的に[[マナ・コスト]]に[[色マナ]]を持たないため[[無色]]である。そのため、どんな[[色]]の[[デッキ]]にも入れることができ、他の色と被るような特徴を持つものは少し弱めに作られている傾向がある。 | ||
− | アーティファクトであることと無色であることとに関連はない。アーティファクトが、なんらかの[[効果]]により色を持つこともあるが、それでも依然としてそれはアーティファクトである。また、[[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]] | + | アーティファクトであることと無色であることとに関連はない。アーティファクトが、なんらかの[[効果]]により色を持つこともあるが、それでも依然としてそれはアーティファクトである。また、[[サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr]]のように、マナ・コストに色マナを持つアーティファクトも存在する。その場合、アーティファクトは色マナと同じ色を持つ。この「色を持つアーティファクト」のテーマは[[アラーラの断片ブロック]](の[[エスパー/Esper]])、及び[[新たなるファイレクシア]]で取り上げられている。 |
− | + | アーティファクトであり、なおかつ[[クリーチャー]]でもある[[アーティファクト・クリーチャー]](要するにロボット)も多数存在する。また[[ミラディン]]で、アーティファクトであり[[土地]]でもある[[アーティファクト・土地]](要するに巨大建造物)が登場した。[[サブタイプ]]([[アーティファクト・タイプ]])に[[装備品]]、[[城砦]]、[[からくり]]がある。 | |
− | + | カードの背景色は、[[旧枠]]のデザインのものは「茶色」で、[[新枠]]のデザインのものは「銀色」で印刷されている。 | |
− | + | *新枠の背景は、[[フィフス・ドーン]]の発売に際し、「明るい銀色」から「暗めの銀色」へと変更された。明るい銀色は、色調が[[白]]のカードと似ていたため、見分けがつきにくいと不評だったからである([http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb95 A Scary Card Frame Story]参照)。 | |
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==[[色の役割]]との関連== | ==[[色の役割]]との関連== | ||
− | アーティファクトは知識や文明の象徴であり、[[青]]や[[黒]] | + | アーティファクトは知識や文明の象徴であり、[[青]]や[[黒]]にとっては利用するものである。一方、自然物を好む[[緑]]や文明に無知な[[赤]]にとっては、[[帰化/Naturalize]]や[[エイトグ/Atog]]に代表されるように、壊したり食べたりするものである。[[白]]の場合、昔は[[破壊]]が基本だったが、現在では[[再生]]・修復に重点が置かれ始めている。特に[[装備品]]の有効活用が得意。 |
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− | [[赤]] | + | |
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− | * | + | *青とアーティファクトは関連が深く、[[修繕/Tinker]]や[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]等の強力なカードが存在する。また、[[有色アーティファクト]]がテーマの[[エスパー/Esper]]はメインカラーが青であり、[[親和]](アーティファクト)を持つカードは[[炉のドラゴン/Furnace Dragon]]を除いて全て青か[[無色]]である。 |
==その他== | ==その他== | ||
− | * | + | *[[カードセット一覧|カードセット]]によって、極端に収録枚数が増減する場合がある。 |
− | + | **[[ミラディン・ブロック]]など、アーティファクトをテーマとする[[エキスパンション]]では、前後のブロックの数倍にのぼるアーティファクトが収録されることもある。[[アンティキティー]]では、アーティファクトが収録カードの過半数を占める。 | |
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− | **[[ミラディン・ブロック]] | + | |
**一方で、[[トーメント]]、[[ジャッジメント]]、[[レギオン]]、[[次元の混乱]]、[[ポータル]]および[[スターター]]系列には、アーティファクトが1枚も存在しない。 | **一方で、[[トーメント]]、[[ジャッジメント]]、[[レギオン]]、[[次元の混乱]]、[[ポータル]]および[[スターター]]系列には、アーティファクトが1枚も存在しない。 | ||
<!-- 基本セット2014までのカードセット別アーティファクト収録枚数 | <!-- 基本セット2014までのカードセット別アーティファクト収録枚数 | ||
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CMD 23 / PTK 0 / P02 0 / POR 0 / S00 0 / S99 0 | CMD 23 / PTK 0 / P02 0 / POR 0 / S00 0 / S99 0 | ||
UNH 14 / UNG 15 --> | UNH 14 / UNG 15 --> | ||
− | * | + | *多くの[[基本セット]]では、アーティファクトはすべて[[アンコモン]]以上の[[稀少度]]となっている。 |
+ | **[[第4版]]、[[第5版]]、[[基本セット2012]]、[[基本セット2014]]には[[コモン]]のアーティファクトが存在する。 | ||
*[[中国語版]]では「神器」と表記される。故に、日本でも稀に個人サイトなどでアーティファクトを神器と表記しているのを見かけることもある。 | *[[中国語版]]では「神器」と表記される。故に、日本でも稀に個人サイトなどでアーティファクトを神器と表記しているのを見かけることもある。 | ||
*一般英語のartifactは単に「工芸品」という意味で「魔法の品」というニュアンスは特に持たないが、「古代の」というニュアンスを含む場合はある。 | *一般英語のartifactは単に「工芸品」という意味で「魔法の品」というニュアンスは特に持たないが、「古代の」というニュアンスを含む場合はある。 | ||
− | *往々にして[[環境]] | + | **古代遺跡などに稀に発見される、「その時代に存在したはずの無い技術などを用いて作られているようにしか見えない」物体、いわゆる「OOPARTS─オーパーツ」という用語は「Out Of Place ARTifanctS(アウト・オブ・プレイス・アーティファクツ─場違いな工芸品)」の略語。 |
− | + | *往々にして[[環境]]を歪める強力なカードを輩出しており、過去に[[スタンダード]]で[[禁止カード]]に指定された[[カード]]全23枚のうち、12枚がアーティファクトである(うち6枚は[[アーティファクト・土地]])。 | |
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==過去のルール== | ==過去のルール== | ||
− | *[[第6版]]でのルール変更までは、[[タップ]] | + | *[[第6版]]でのルール変更までは、[[タップ]]したアーティファクトは[[能力]]を失うことになっていた。現在は[[吠えたける鉱山/Howling Mine]]のように[[ルール文章]]に明記されていない限り、そのようなことはない。 |
− | *アンティキティーまでは、(クリーチャーでない)アーティファクトはその能力によって、[[モノ・アーティファクト]]、[[ポリ・アーティファクト]]、[[コンティニュアス・アーティファクト]]の3種類に分けられていた。これらは[[ | + | *アンティキティーまでは、(クリーチャーでない)アーティファクトはその能力によって、[[モノ・アーティファクト]]、[[ポリ・アーティファクト]]、[[コンティニュアス・アーティファクト]]の3種類に分けられていた。これらは[[リバイズド]]ですべてアーティファクトに統合された。 |
==関連用語== | ==関連用語== | ||
*[[アーティファクト・クリーチャー]] | *[[アーティファクト・クリーチャー]] | ||
*[[アーティファクト・土地]] | *[[アーティファクト・土地]] | ||
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*[[有色アーティファクト]] | *[[有色アーティファクト]] | ||
− | *[[ | + | *[[装備品]] |
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*[[ほぞ]] | *[[ほぞ]] | ||
*[[茶単]] | *[[茶単]] | ||
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*[[ポリ・アーティファクト]](廃語) | *[[ポリ・アーティファクト]](廃語) | ||
*[[コンティニュアス・アーティファクト]](廃語) | *[[コンティニュアス・アーティファクト]](廃語) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
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*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
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