アーティファクト

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;[[アーティファクト・クリーチャー]]
 
;[[アーティファクト・クリーチャー]]
*アーティファクトであり、なおかつ[[クリーチャー]]でもあるカード(要するにロボット)。様々なエキスパンションで登場しており、数も多い。
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*アーティファクトであり、なおかつ[[クリーチャー]]でもあるカード(要するにロボット)。様々な[[カード・セット]]で登場しており、数も多い。
  
 
;[[アーティファクト・土地]]
 
;[[アーティファクト・土地]]
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==その他==
 
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*カードの背景色は、[[旧枠]]のデザインのものは「{{Gatherer|id=31801|茶色}}」で、[[新枠]]のデザインのものは「{{Gatherer|id=212635|銀色}}」で印刷されている。[[機体]]は通常のアーティファクトと異なり、{{Gatherer|id=417806|茶色と銀色の部分が交互に並ぶ独特のカード枠}}で印刷されている。
 
*カードの背景色は、[[旧枠]]のデザインのものは「{{Gatherer|id=31801|茶色}}」で、[[新枠]]のデザインのものは「{{Gatherer|id=212635|銀色}}」で印刷されている。[[機体]]は通常のアーティファクトと異なり、{{Gatherer|id=417806|茶色と銀色の部分が交互に並ぶ独特のカード枠}}で印刷されている。
**新枠の背景は、[[フィフス・ドーン]]の発売に際し、「{{Gatherer|id=46741|明るい銀色}}」から「{{Gatherer|id=292752|暗めの銀色}}」へと変更された。明るい銀色は、色調が[[白]]のカードと似ていたため、見分けがつきにくいと不評だったからである([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/scary-card-frame-story-2003-10-31 A Scary Card Frame Story]参照)。
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**新枠の背景は、[[フィフス・ドーン]]の発売に際し、「{{Gatherer|id=46741|明るい銀色}}」から「{{Gatherer|id=292752|暗めの銀色}}」へと変更された。明るい銀色は、色調が[[白]]のカードと似ていたため、見分けがつきにくいと不評だったからである<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/scary-card-frame-story-2003-10-31 A Scary Card Frame Story]([[Daily MTG]] [[2003年]]10月31日)</ref>。
 
*[[カード・セット]]によって、極端に収録枚数が増減する場合がある。
 
*[[カード・セット]]によって、極端に収録枚数が増減する場合がある。
 
**[[ミラディン・ブロック]]など、アーティファクトを主要テーマとする[[エキスパンション]]では、前後のブロックの数倍にのぼるアーティファクトが収録されることもある。[[アンティキティー]]では、アーティファクトが収録カードの過半数を占める。
 
**[[ミラディン・ブロック]]など、アーティファクトを主要テーマとする[[エキスパンション]]では、前後のブロックの数倍にのぼるアーティファクトが収録されることもある。[[アンティキティー]]では、アーティファクトが収録カードの過半数を占める。
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**アーティファクトを中心としたブロック([[ミラディン・ブロック]]・[[ミラディンの傷跡ブロック]]・[[カラデシュ・ブロック]]、及び[[エンチャント]]をテーマにしているものの、アーティファクトがテーマだと誤解されやすい[[ウルザ・ブロック]])前後ではいずれも禁止カードが出ており「アーティファクトテーマのセットは禁止カードが出やすい」というジンクスが続いている。
 
**アーティファクトを中心としたブロック([[ミラディン・ブロック]]・[[ミラディンの傷跡ブロック]]・[[カラデシュ・ブロック]]、及び[[エンチャント]]をテーマにしているものの、アーティファクトがテーマだと誤解されやすい[[ウルザ・ブロック]])前後ではいずれも禁止カードが出ており「アーティファクトテーマのセットは禁止カードが出やすい」というジンクスが続いている。
 
**[[Mark Rosewater]]は[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019444/ デザイン演説2017]で、([[ウルザ・ブロック]]を含めた)アーティファクトが多く存在するセットで禁止カードが出やすい状況を、本質的な「アーティファクト問題」であるとして取り上げている。強力なカード全てをデッキに入れることは通常なら困難だが、無色であることがほとんどなアーティファクトではそれが障害なく行えてしまうのだ。
 
**[[Mark Rosewater]]は[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019444/ デザイン演説2017]で、([[ウルザ・ブロック]]を含めた)アーティファクトが多く存在するセットで禁止カードが出やすい状況を、本質的な「アーティファクト問題」であるとして取り上げている。強力なカード全てをデッキに入れることは通常なら困難だが、無色であることがほとんどなアーティファクトではそれが障害なく行えてしまうのだ。
**逆に言えばアーティファクトが有色であれば問題の多くは解決できるということである。開発部では有色アーティファクトの登場頻度を上げて[[落葉樹]]にすることを計画している。<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032250/ ストーム値:『カラデシュ』と『アモンケット』](Making Magic [[2019年]]3月26日 Mark Rosewater)</ref>
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**逆に言えばアーティファクトが[[有色]]であれば問題の多くは解決できるということである。カラデシュ・ブロック以降、開発部は有色アーティファクトの登場頻度を上げるようになり、現在では[[落葉樹]][[メカニズム]]として扱うようになった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/storm-scale-kaladesh-and-amonkhet-2019-03-25 Storm Scale: Kaladesh and Amonkhet]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0032250/ ストーム値:『カラデシュ』と『アモンケット』]([[Making Magic]] [[2019年]]3月26日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。[[有色アーティファクト]]の項も参照。
  
 
==過去のルール==
 
==過去のルール==

2019年5月29日 (水) 23:43時点における版

アーティファクト/Artifactは、カード・タイプの1つ。いわゆる「魔法の道具」や「機械」のこと。多くは「魔力で精錬された道具」や「古代の失われた技術によって創られた機械」としてデザインされている。


Black Lotus / ブラック・ロータス (0)
アーティファクト

(T),ブラック・ロータスを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ3点を加える。



Obsianus Golem / 黒曜石のゴーレム (6)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

4/6


Darksteel Citadel / ダークスティールの城塞
アーティファクト 土地

破壊不能
(T):(◇)を加える。


目次

解説

優先権を持つプレイヤーは、自分のメイン・フェイズで、スタックが空の間、アーティファクト・カード手札から唱えることができる。アーティファクト呪文解決される時、そのコントローラーは、それを自分のコントロール下で戦場に出す

アーティファクトは、基本的にマナ・コスト色マナを持たないため無色である。そのため、どんなデッキにも入れることができ、他の色と被るような特徴を持つものは少し弱めに作られている傾向がある。

アーティファクトであることと無色であることとに関連はない。アーティファクトが、なんらかの効果により色を持つこともあるが、それでも依然としてそれはアーティファクトである。また、サルコマイトのマイア/Sarcomite Myrのように、マナ・コストに色マナを持つアーティファクトも存在する。その場合、アーティファクトは色マナと同じ色を持つ。この「有色アーティファクト」のテーマはアラーラの断片ブロック(のエスパー/Esper)を中心に、いくつかのエキスパンションで取り上げられている。

アーティファクトのサブタイプのことをアーティファクト・タイプという。

他のカード・タイプを併せ持つアーティファクト

詳細は各項を参照のこと。

アーティファクト・クリーチャー
アーティファクト・土地
アーティファクト・エンチャント

色の役割との関連

アーティファクトは知識や文明の象徴であり、にとっては利用するものである。一方、自然物を好み人工物を嫌うにとっては、帰化/Naturalizeに代表されるように、破壊すべきものである。

はその中間の態度を取る。赤は秩序の象徴として破壊する一方で、「鍛冶」「製鉄」のイメージからアーティファクトを直接戦場に出したり、アーティファクトをコストとして生け贄に捧げるカードが多い。は破壊する一方、墓地からの回収など再利用に長ける色でもある。特に「規律ある兵士」を構成する装備品の有効活用が得意。

色の役割の項も参照。

その他

過去のルール

関連用語

参考

  1. A Scary Card Frame StoryDaily MTG 2003年10月31日)
  2. Storm Scale: Kaladesh and Amonkhet/ストーム値:『カラデシュ』と『アモンケット』Making Magic 2019年3月26日 Mark Rosewater著)

引用:総合ルール 20231117.0

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