イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
12行: 12行:
 
ある朝、タシグルの食事に何者かが毒を盛っていたことが判明した。怒り狂った彼はシディーキに命じて[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[タルキールのその他のキャラクター#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]を呪文で呼び出させた。犯人の名を尋ねるタシグルに、クーダルは情報の対価を求めた――そのとき、タシグルは彼とシディーキが視線を交わすのを見たような気がした――犯人の命を奪わず、自分に魂を食らわせるようにと。たったそれだけのことかという軽い気持ちで、タシグルはその要求を飲んだ。クーダルが告げたのは前日に宮殿を訪れた龍殺しの英雄、[[タルキールのその他のキャラクター#ヤーラ/Yala|ヤーラ/Yala]]の名だった。
 
ある朝、タシグルの食事に何者かが毒を盛っていたことが判明した。怒り狂った彼はシディーキに命じて[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[タルキールのその他のキャラクター#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]を呪文で呼び出させた。犯人の名を尋ねるタシグルに、クーダルは情報の対価を求めた――そのとき、タシグルは彼とシディーキが視線を交わすのを見たような気がした――犯人の命を奪わず、自分に魂を食らわせるようにと。たったそれだけのことかという軽い気持ちで、タシグルはその要求を飲んだ。クーダルが告げたのは前日に宮殿を訪れた龍殺しの英雄、[[タルキールのその他のキャラクター#ヤーラ/Yala|ヤーラ/Yala]]の名だった。
  
だがタシグルはヤーラの記憶を読み、彼女が毒を盛った事実などないと知ると、怒りに任せてそのままヤーラを殺してしまった。クーダルは嘘をあっさり認めたばかりか、真犯人は自分であると明かした。これはすべて、タシグルに[[デーモン#ストーリー|悪魔]]たるラクシャーサとの契約を破らせるための計画だったのだ。彼は人間がスゥルタイを統べているのは単にラクシャーサとナーガがそうさせているからに過ぎないのに、タシグルのせいでそれも終わると告げ、「間もなくスゥルタイは滅びる」と言い残して去った。タシグルはすぐさまシディーキを呼んだが、彼女もまた「間もなくスゥルタイは滅びる」という同じ言葉を残し、彼のもとを去った。
+
だがタシグルはヤーラの記憶を読み、彼女が毒を盛った事実などないと知ると、怒りに任せてそのままヤーラを殺してしまった。クーダルは嘘をあっさり認めたばかりか、真犯人は自分であると明かした。これはすべて、タシグルに[[デーモン/Demon#タルキール|悪魔]]たるラクシャーサとの契約を破らせるための計画だったのだ。彼は人間がスゥルタイを統べているのは単にラクシャーサとナーガがそうさせているからに過ぎないのに、タシグルのせいでそれも終わると告げ、「間もなくスゥルタイは滅びる」と言い残して去った。タシグルはすぐさまシディーキを呼んだが、彼女もまた「間もなくスゥルタイは滅びる」という同じ言葉を残し、彼のもとを去った。
  
 
その日を境に、スゥルタイは見る見る弱体化していった。ナーガの[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#屍術|屍術]]なしでは、アンデッドたちを制御することはできなかった。タシグルはシディーキが再び自分を毒殺する機会を窺っているに違いないと睨んでいたが、彼女の方はそのようなことは全く考えていなかった。やがて龍の襲撃がカンの宮殿にまで及ぶようになると、タシグルがシルムガルに自ら玉座を明け渡すことになるのは時間の問題だった。
 
その日を境に、スゥルタイは見る見る弱体化していった。ナーガの[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#屍術|屍術]]なしでは、アンデッドたちを制御することはできなかった。タシグルはシディーキが再び自分を毒殺する機会を窺っているに違いないと睨んでいたが、彼女の方はそのようなことは全く考えていなかった。やがて龍の襲撃がカンの宮殿にまで及ぶようになると、タシグルがシルムガルに自ら玉座を明け渡すことになるのは時間の問題だった。

2021年12月26日 (日) 23:27時点における最新版

イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqiタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては統率者2016簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurperが初出。

目次

[編集] 解説

スゥルタイ群/The Sultai Broodの約1280年前のカン/Khanタシグル/Tasigurに仕えるナーガの助言者。女性(イラスト)。

普段は玉座の後ろの影の中に控えており、タシグルに呼ばれれば姿を現し、命令を淡々と実行する。だがタシグルに対する忠誠心は全くなく、最後には彼のもとを去り、スゥルタイをに滅ぼされるがままにした。シルムガル/Silumgarはその裏切り行為への褒美として、彼女に龍語り/Dragonspeaker、すなわち龍王/Dragonlord直属の龍詞/Draconicの通訳者としての地位を与えた。

  • 結果的に、彼女の裏切りによってナーガはスゥルタイ群で支配的な地位を得る機会を失い、シルムガル氏族の下働きにすぎない種族になってしまったのは皮肉である。

[編集] 経歴

[編集] 黄金牙の破滅/The Doom of the Golden Fang

ある朝、タシグルの食事に何者かが毒を盛っていたことが判明した。怒り狂った彼はシディーキに命じてラクシャーサ/Rakshasaクーダル/Khudalを呪文で呼び出させた。犯人の名を尋ねるタシグルに、クーダルは情報の対価を求めた――そのとき、タシグルは彼とシディーキが視線を交わすのを見たような気がした――犯人の命を奪わず、自分に魂を食らわせるようにと。たったそれだけのことかという軽い気持ちで、タシグルはその要求を飲んだ。クーダルが告げたのは前日に宮殿を訪れた龍殺しの英雄、ヤーラ/Yalaの名だった。

だがタシグルはヤーラの記憶を読み、彼女が毒を盛った事実などないと知ると、怒りに任せてそのままヤーラを殺してしまった。クーダルは嘘をあっさり認めたばかりか、真犯人は自分であると明かした。これはすべて、タシグルに悪魔たるラクシャーサとの契約を破らせるための計画だったのだ。彼は人間がスゥルタイを統べているのは単にラクシャーサとナーガがそうさせているからに過ぎないのに、タシグルのせいでそれも終わると告げ、「間もなくスゥルタイは滅びる」と言い残して去った。タシグルはすぐさまシディーキを呼んだが、彼女もまた「間もなくスゥルタイは滅びる」という同じ言葉を残し、彼のもとを去った。

その日を境に、スゥルタイは見る見る弱体化していった。ナーガの屍術なしでは、アンデッドたちを制御することはできなかった。タシグルはシディーキが再び自分を毒殺する機会を窺っているに違いないと睨んでいたが、彼女の方はそのようなことは全く考えていなかった。やがて龍の襲撃がカンの宮殿にまで及ぶようになると、タシグルがシルムガルに自ら玉座を明け渡すことになるのは時間の問題だった。

[編集] カンの落日/Khanfall

龍との戦いで窮地に立たされていたのはスゥルタイだけではなかった。5氏族のカンはこの事態を打開すべく頂上会談を行うも、集まったところをシルムガルとオジュタイ/Ojutai率いる龍たちに襲撃されてしまう。タシグルがシルムガルと取引を行い、一度明け渡した地位の返還を見返りに、彼にこの会談の情報を漏らしていたのだった。

だがタシグルとともに宮殿に帰還したシルムガルは、玉座を返すどころかそれを囲むように身体を丸め、眠りについてしまった。タシグルはシルムガルの隣に控えるシディーキに――今やシルムガルの側近となった裏切り者のナーガに――彼を起こすよう叫んだ。シディーキはかつての主を「蛆虫」と呼び、要求を一蹴した。シルムガルが目を覚ますと、彼女はその鉤爪が届かない場所までするりと後ずさった。

シディーキはシルムガルと龍詞で会話し、タシグルに彼の言葉を伝えた。すまなかった、確かにお前は「最高の地位」を約束された者であったと。彼女の明らかに楽しそうな態度に嫌な予感を覚えたタシグルは逃げ出そうとしたが、ただちにアンデッドの召使いに拘束され、鎖の繋がれた首輪をはめられた。シルムガルはシディーキから鎖のもう一方の端を受け取り、タシグルを引き寄せた。シディーキはもはやシルムガルの方にしか動けなくなったタシグルに顔を近づけ、悪意に満ちた微笑みとともに告げた。龍王様はこれこそが「最高の地位」であると保証する――結局のところ、お前は彼の最高の戦利品なのだと。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] フレイバー・テキストに登場

統率者2016
簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurper

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

QR Code.gif