ウェザーライト

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[[ブロック (総称)|ブロック]]制をとるために、元々は前後編だった[[ミラージュ]]&[[ビジョンズ]]に急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。
 
[[ブロック (総称)|ブロック]]制をとるために、元々は前後編だった[[ミラージュ]]&[[ビジョンズ]]に急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。
  
ストーリーは[[ビジョンズ]]で完結していたため、次回作([[テンペスト]])に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までのカードセットに登場した[[ドミナリア/Dominaria]]各地を巡る物語になっており、[[アポカリプス]]まで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。
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ストーリーは[[ビジョンズ]]で完結していたため、次回作([[テンペスト]])に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までのカードセットに登場した[[ドミナリア/Dominaria]]各地を巡る物語になっており、[[アポカリプス]]まで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。背景ストーリーのドラマが強くカードに反映されるようになった([[一か八か/Desperate Gambit]]から[[恩義/Debt of Loyalty]]など)。
  
 
このセットで登場した有名なカードは、[[浄火の鎧/Empyrial Armor]]、[[中断/Abeyance]]、[[知恵の蛇/Ophidian]]、[[生き埋め/Buried Alive]]、[[いかづち/Thunderbolt]]、[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]など。墓地という[[リソース]]に注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。
 
このセットで登場した有名なカードは、[[浄火の鎧/Empyrial Armor]]、[[中断/Abeyance]]、[[知恵の蛇/Ophidian]]、[[生き埋め/Buried Alive]]、[[いかづち/Thunderbolt]]、[[ガイアの祝福/Gaea's Blessing]]、[[宝石鉱山/Gemstone Mine]]など。墓地という[[リソース]]に注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。

2013年10月6日 (日) 21:47時点における版

ウェザーライト/Weatherlight
シンボル 本(スランの秘本/Thran Tome
略号 WL, WTH
コードネーム Mochalatte
発売日 1997年6月
MO:2007年12月12日
セット枚数 全167種類

ウェザーライト/Weatherlightは、ミラージュ・ブロックの2番目の小型エキスパンション。1997年6月に発売された。

目次

概要

ブロック制をとるために、元々は前後編だったミラージュビジョンズに急遽付け足す形で製作された。そのため、前2作とはデザインやイラストの雰囲気など、ややブロックの統一感に欠ける。

ストーリーはビジョンズで完結していたため、次回作(テンペスト)に使う予定だった物語の序盤部分を抜き出して利用した。具体的には、今までのカードセットに登場したドミナリア/Dominaria各地を巡る物語になっており、アポカリプスまで続くウェザーライト・サーガの記念すべき第1作目でもある。背景ストーリーのドラマが強くカードに反映されるようになった(一か八か/Desperate Gambitから恩義/Debt of Loyaltyなど)。

このセットで登場した有名なカードは、浄火の鎧/Empyrial Armor中断/Abeyance知恵の蛇/Ophidian生き埋め/Buried Aliveいかづち/Thunderboltガイアの祝福/Gaea's Blessing宝石鉱山/Gemstone Mineなど。墓地というリソースに注目したセットで墓地絡みのカードが多いが、単純な再利用の強さが認識されていたためか軒並み制限が強い。それの影響というわけではないだろうが、「非常に強力」といえるカードもあまり多くない。その代わり各種デッキを支える有用なカードが多いセットであった。

また、バンド生息条件が収録された最後のエキスパンションでもある。累加アップキープもこのセット以降コールドスナップが登場するまで収録されなかった。キャントリップがすぐにカードを引くようになったのもこのセットから。

  • 2007年12月12日から2009年3月24日までの間、Magic Onlineで販売されていた。ミラージュ、ビジョンズ同様、新規にテーマデッキが作られた。また、一定確率でプレミアム・カードが封入されている。ただし現物化はできない。

テーマデッキ

テーマデッキはMagic Onlineでのみ発売された。

パッケージ・イラスト

デザイン

デザイン・チーム Dan Cervelli (lead)
Mike Elliott
Joel Mick
開発チーム Mike Elliott (lead)
William Jockusch
Bill Rose
Mark Rosewater
Henry Stern
アート・ディレクター Sue-Ann Harkey

関連リンク

参考

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