エキスパンション

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エキスパンション/Expansionは、マジックのカードセットの中で、上級者向けとされる拡張セットのこと。エクスパンションエキスパッションは誤表記である。

解説

上級者向けセットのため、ルール解説書などは基本的に含まれていない。「拡張」であり、基本セットを強化するためのカードセットである。基本セットはエキスパンションではない。

エキスパンション・セットのカードには、各エキスパンション固有のエキスパンション・シンボルが印刷されており、どのエキスパンションに収録されているカードなのかが見てわかるようになっている。

初期は単に基本セットと混ぜて遊ぶためのセットばかりであり、ブースターパックでのみ発売されたが、アイスエイジからはそれ単体でも遊べる「独立型エキスパンション」(現在では大型エキスパンションという呼称が主流)も登場している。

カード枚数の多い大型エキスパンションでは、ブースターパック以外にトーナメントパックも発売される。トーナメントパックには基本土地や新ルール解説シートなどが含まれている(ゼンディカー以降はトーナメントパックが廃止されているので、纏まった数の基本土地が入手しにくくなった)。そのあとに1,2回発売されるのが小型エキスパンションである。この2,3つのエキスパンションは同じテーマやひとくくりのストーリーで作られており、合わせてブロックを成している。

今後は基本セットが7月に発売された後、10月に大型エキスパンション、2月と5月に小型エキスパンションが発売される予定になっている。ディセンション以前は、基本的に毎年2・6・10月に発売されていた(その内10月が大型エキスパンション)。第10版までは基本セットが隔年発売であり、基本セットが発売されない2004年・2006年にはそれぞれアンヒンジドコールドスナップが発売、2008年は4つのエキスパンションからなるローウィン=シャドウムーア・ブロックが発売されたことで、この数年は年に4つのセットが発売される形式が続いていた。2006〜2008年は基本セットも含めて2・5・7・10月に発売されていた。

ゼンディカー・ブロックの第3エキスパンションであるエルドラージ覚醒を皮切りに、第3エキスパンションを大型とする動きも出てきている。この2度目の大型エキスパンションは、リミテッドがこれ1つで行われるのが基本となっている。

ラヴニカへの回帰ブロックでは、10のクランを最初2つのエキスパンションに5-5で割り振るために、第2エキスパンションが大型、第3エキスパンションが小型となった。またリミテッドでは最初2つの大型エキスパンションがそれ単体で行われるのに対し、第3エキスパンション導入後は3エキスパンションを1-1-1(ブースター・ドラフト時)、もしくは2-2-2(シールド・リミテッド時)と、大型エキスパンションを同時に使うという変則的な割り振りが行われた。

大型エキスパンションはおよそ250〜350種類、小型エキスパンションは150種類前後のカードが収録される(基本土地カードの絵違いなど含む)。テンペスト・ブロックからオンスロート・ブロックまではほぼ一定だったが、最近では頻繁に1セット当たりの収録カードの枚数変更が行われている。

参考

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