エレメンタル (デッキ)
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エレメンタル(Elementals)は、エレメンタルを主力とした部族デッキの総称。
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基本セット2020期
基本セット2020でエレメンタルが緑青赤のテーマとして取り上げられたことにより、ティムール・エレメンタル(Temur Elementals)と呼ばれるデッキがスタンダード環境に登場した。
発現する浅瀬/Risen Reefの存在下でエレメンタルを次々展開し、アドバンテージを稼ぎながら戦う。発現する浅瀬や茨の騎兵/Cavalier of Thornsの土地を戦場に出す能力と、乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roilのシナジーも重要。
サンプルレシピ
- 備考
- StarCityGames.com Worcester Standard Open ベスト4(参考)
- 使用者:Chris Johnson
- フォーマット
ローウィン=シャドウムーア・ブロック期
エレメンタルというクリーチャー・タイプは古くから存在したが、部族シナジーを持つカードは存在しなかったため、デッキとしてはファンデッキ以外は組まれることはなかった。
しかし、ローウィンでエレメンタルが主要部族に選ばれたことで構築でもデッキが組めるようになった。
活躍の場は主にローウィン=シャドウムーア・ブロック構築で、エレメンタルを主力とした5色デッキの形をとる。
叫び大口/Shriekmawや目覚ましヒバリ/Reveillarkなどの強力な想起持ちエレメンタルを炎族の先触れ/Flamekin Harbingerや煙束ね/Smokebraiderなどでサポートしつつ、概念の群れ/Horde of Notionsやその場しのぎの人形/Makeshift Mannequinで再利用するマネキンコントロールの一種である。
煙束ねや花を手入れする者/Bloom Tenderなどのマナ・クリーチャーのアシストによる爆発力と、墓地利用によって得られるアドバンテージが強み。また、メタの中心にある青黒フェアリーに有効な雲打ち/Cloudthresherを活かしやすいのも利点。
5色ゆえのマナ基盤の不安定はローウィン=シャドウムーア・ブロックの優秀な多色地形でカバーする。
当初はキスキン、青黒フェアリーに次ぐ第3勢力として有力なデッキタイプであった。しかし、マナ・クリーチャーがキスキンやフェアリーへの対抗策の影響を受けてしまい、さらにくぐつ師の徒党/Puppeteer Cliqueによって墓地活用エンジンを相手に利用されてしまうという弱点も明らかになったことで衰退した。
サンプルレシピ
- 備考
- グランプリバーミンガム08 ベスト4 (参考)
- 使用者:Raphaël Lévy
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (29) | |
2 | 叫び大口/Shriekmaw |
4 | 熟考漂い/Mulldrifter |
4 | 炎族の先触れ/Flamekin Harbinger |
4 | 雲打ち/Cloudthresher |
1 | 概念の群れ/Horde of Notions |
4 | 白熱の魂炊き/Incandescent Soulstoke |
4 | 目覚ましヒバリ/Reveillark |
4 | 煙束ね/Smokebraider |
2 | 薄れ馬/Wispmare |
呪文 (7) | |
3 | その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin |
4 | 名も無き転置/Nameless Inversion |
土地 (24) | |
2 | 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket |
2 | 偶像の石塚/Graven Cairns |
2 | 秘教の門/Mystic Gate |
4 | 原初の彼方/Primal Beyond |
4 | 反射池/Reflecting Pool |
1 | 沈んだ廃墟/Sunken Ruins |
4 | 鮮烈な岩山/Vivid Crag |
1 | 鮮烈な林/Vivid Grove |
3 | 鮮烈な湿地/Vivid Marsh |
1 | 樹木茂る砦/Wooded Bastion |
サイドボード | |
2 | 膿絡み/Festercreep |
4 | 炎渦竜巻/Firespout |
4 | 大爆発の魔道士/Fulminator Mage |
2 | 叫び大口/Shriekmaw |
2 | 誘惑蒔き/Sower of Temptation |
1 | 薄れ馬/Wispmare |