エレメンタル (デッキ)

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エレメンタル(Elementals)は、エレメンタルを主力とした部族デッキの総称。

目次

スタンダード

基本セット2020期

基本セット2020エレメンタル緑青赤のテーマとして取り上げられたことにより、ティムール・エレメンタル(Temur Elementals)と呼ばれるデッキスタンダード環境に登場した。



発現する浅瀬/Risen Reefの存在下でエレメンタルを次々展開し、アドバンテージを稼ぎながら戦う。発現する浅瀬や茨の騎兵/Cavalier of Thorns土地戦場に出す能力と、乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roilシナジーも重要。

サンプルリスト

Temur Elementals [1]
土地 (24)
1 森/Forest
2 山/Mountain
4 繁殖池/Breeding Pool
3 内陸の湾港/Hinterland Harbor
4 根縛りの岩山/Rootbound Crag
4 蒸気孔/Steam Vents
4 踏み鳴らされる地/Stomping Ground
2 神秘の神殿/Temple of Mystery
クリーチャー (23)
3 茨の騎兵/Cavalier of Thorns
4 這い絡む火跡/Creeping Trailblazer
4 枝葉族のドルイド/Leafkin Druid
2 生ける竜巻/Living Twister
2 はびこる精霊/Overgrowth Elemental
4 発現する浅瀬/Risen Reef
4 乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil
呪文 (13)
4 炎の侍祭、チャンドラ/Chandra, Acolyte of Flame
2 目覚めた猛火、チャンドラ/Chandra, Awakened Inferno
4 稲妻の一撃/Lightning Strike
3 ショック/Shock
サイドボード (15)
2 変容するケラトプス/Shifting Ceratops
3 燃えがら蔦/Cindervines
3 霊気の疾風/Aether Gust
2 軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke
2 炎の一掃/Flame Sweep
3 丸焼き/Fry

ローウィン=シャドウムーア・ブロック期

エレメンタルというクリーチャー・タイプは古くから存在したが、部族シナジーを持つカードは存在しなかったため、デッキとしてはファンデッキ以外は組まれることはなかった。

しかし、ローウィンでエレメンタルが主要部族に選ばれたことで構築でもデッキが組めるようになった。

活躍の場は主にローウィン=シャドウムーア・ブロック構築で、エレメンタルを主力とした5色デッキの形をとる。



叫び大口/Shriekmaw目覚ましヒバリ/Reveillarkなどの強力な想起持ちエレメンタルを炎族の先触れ/Flamekin Harbinger煙束ね/Smokebraiderなどでサポートしつつ、概念の群れ/Horde of Notionsその場しのぎの人形/Makeshift Mannequinで再利用するマネキンコントロールの一種である。

煙束ねや花を手入れする者/Bloom Tenderなどのマナ・クリーチャーのアシストによる爆発力と、墓地利用によって得られるアドバンテージが強み。また、メタの中心にある青黒フェアリーに有効な雲打ち/Cloudthresherを活かしやすいのも利点。

5色ゆえのマナ基盤の不安定はローウィン=シャドウムーア・ブロックの優秀な多色土地でカバーする。

当初はキスキン、青黒フェアリーに次ぐ第3勢力として有力なデッキタイプであった。しかし、マナ・クリーチャーがキスキンやフェアリーへの対抗策の影響を受けてしまい、さらにくぐつ師の徒党/Puppeteer Cliqueによって墓地活用エンジンを相手に利用されてしまうという弱点も明らかになったことで衰退した。

サンプルリスト

メインデッキ (60)
クリーチャー (29)
2 叫び大口/Shriekmaw
4 熟考漂い/Mulldrifter
4 炎族の先触れ/Flamekin Harbinger
4 雲打ち/Cloudthresher
1 概念の群れ/Horde of Notions
4 白熱の魂炊き/Incandescent Soulstoke
4 目覚ましヒバリ/Reveillark
4 煙束ね/Smokebraider
2 薄れ馬/Wispmare
呪文 (7)
3 その場しのぎの人形/Makeshift Mannequin
4 名も無き転置/Nameless Inversion
土地 (24)
2 火の灯る茂み/Fire-Lit Thicket
2 偶像の石塚/Graven Cairns
2 秘教の門/Mystic Gate
4 原初の彼方/Primal Beyond
4 反射池/Reflecting Pool
1 沈んだ廃墟/Sunken Ruins
4 鮮烈な岩山/Vivid Crag
1 鮮烈な林/Vivid Grove
3 鮮烈な湿地/Vivid Marsh
1 樹木茂る砦/Wooded Bastion
サイドボード
2 膿絡み/Festercreep
4 炎渦竜巻/Firespout
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
2 叫び大口/Shriekmaw
2 誘惑蒔き/Sower of Temptation
1 薄れ馬/Wispmare

モダン

モダンホライゾン2孤独/Solitudeなどのピッチスペルとしても使えるエレメンタルが登場したことで強化され、姿を見せるようになった。



エレメンタルを展開しながら各種ピッチスペルエレメンタルで隙なく妨害する。ピッチするためには対応する色のカードが手札に必要なため、手札を補充できる発現する浅瀬/Risen Reef、4色のピッチコストになれ単体でもカードパワーのある創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creationはスタンダード同様に重要なパーツ。また、儚い存在/Ephemerateも発現する浅瀬や想起と相性が良いため採用されることが多い。サーチとして炎族の先触れ/Flamekin Harbingerが採用されることもある。

サンプルリスト

エレメンタル(モダン) [2]
土地 (23)
2 乾燥台地/Arid Mesa
4 魂の洞窟/Cavern of Souls
1 森/Forest
1 平地/Plains
4 原初の彼方/Primal Beyond
4 反射池/Reflecting Pool
1 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
2 手付かずの領土/Unclaimed Territory
4 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
クリーチャー (33)
4 激情/Fury
4 悲嘆/Grief
2 概念の群れ/Horde of Notions
4 稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental
3 創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation
4 発現する浅瀬/Risen Reef
4 孤独/Solitude
4 雷族の呼び覚まし/Thunderkin Awakener
4 不確定な船乗り/Unsettled Mariner
呪文 (4)
4 儚い存在/Ephemerate
サイドボード (15)
2 虚空の杯/Chalice of the Void
4 忍耐/Endurance
4 基盤砕き/Foundation Breaker
4 大爆発の魔道士/Fulminator Mage
1 孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard


参考

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