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| '''オデッセイ・ブロック'''/''Odyssey Block''は、[[オデッセイ]]、[[トーメント]]、[[ジャッジメント]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。 | | '''オデッセイ・ブロック'''/''Odyssey Block''は、[[オデッセイ]]、[[トーメント]]、[[ジャッジメント]]の3つのセットからなる[[ブロック (総称)|ブロック]]。 |
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− | !セット名||略号||発売日||セット枚数||製品情報(WotC)||カードリスト(Wisdom Guild)
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− | |[[オデッセイ|オデッセイ/Odyssey]]||OD,ODY||2001年10月1日||350枚
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− | |[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/odyssey 製品情報]
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− | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Odyssey/ カードリスト]
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− | |[[トーメント|トーメント/Torment]]||TO,TOR||2002年2月1日||143枚
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− | |[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/torment 製品情報]
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− | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Torment/ カードリスト]
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− | |[[ジャッジメント|ジャッジメント/Judgement]]||JU,JUD||2002年5月24日||143枚
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− | |[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/judgement 製品情報]
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− | |[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/Judgment/ カードリスト]
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| ==概要== | | ==概要== |
− | [[インベイジョン・ブロック]]にて終焉したウェザーライト・サーガから一転し、[[オタリア/Otaria]]のピット・ファイターである[[カマール/Kamahl]]を主人公に、[[ミラーリ/Mirari]]をめぐる物語が描かれている。 | + | テーマは[[墓地]]で、墓地を[[リソース]]として利用する[[カード]]やシステムが多い。また、史上初めて[[色]]配分を大幅に崩したセットも登場し、[[トーメント]]は[[黒]]が多くて[[緑]]と[[白]]が少なく、[[ジャッジメント]]は緑と白が多くて黒が少なくなっている([[ブロック (総称)|ブロック]]全体ではバランスが取れるようになっている)。 |
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− | テーマは[[墓地]]で、墓地を[[リソース]]として利用する[[カード]]やシステムが多い。それに伴い、[[共鳴者]]という概念が生まれた。
| + | ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[フラッシュバック]]、[[スレッショルド]](現在は[[能力語]])、[[マッドネス]]。他には[[懲罰者カード]]、[[願い]]、[[幻影 (俗称)|幻影]]、[[ナイトメア]]、[[インカーネーション]]などのシステムが登場した。また、「すべての色に対するプロテクション」や「プロテクション(クリーチャー)」など、それまでに無かった種類の[[プロテクション]]も出現している。 |
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− | また、史上初めて[[色]]配分を大幅に崩したセットも登場し、[[トーメント]]は[[黒]]が多くて[[緑]]と[[白]]が少なく、[[ジャッジメント]]は緑と白が多くて黒が少なくなっている([[ブロック (総称)|ブロック]]全体ではバランスが取れるようになっている)。
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− | ブロック固有の[[キーワード能力]]は[[フラッシュバック]]、[[スレッショルド]](現在は[[能力語]])、[[マッドネス]]。他には[[懲罰者カード]]、[[願い]]、[[幻影 (俗称)|幻影]]、[[ナイトメア能力]]、[[インカーネーション]]などのシステムが登場した。また、「[[玉虫色の天使/Iridescent Angel|すべての色に対するプロテクション]]」や「[[敬愛される司祭/Beloved Chaplain|プロテクション(クリーチャー)]]」など、それまでに無かった種類の[[プロテクション]]も出現している。 | + | |
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| ブロック全体で各色に[[勝利条件]]カードがある。そのなかでも[[機知の戦い/Battle of Wits]]が有名であり、それを利用したデッキが組まれたほど(→[[バベル]])。 | | ブロック全体で各色に[[勝利条件]]カードがある。そのなかでも[[機知の戦い/Battle of Wits]]が有名であり、それを利用したデッキが組まれたほど(→[[バベル]])。 |
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| 変則的な色配分のブロックであり、トーメントで黒を前面に押し出したおかげで[[リミテッド]]をやると全員[[タッチ]]黒になったりすることもあり、他のブロックとは違ったリミテッドを楽しむことができる。 | | 変則的な色配分のブロックであり、トーメントで黒を前面に押し出したおかげで[[リミテッド]]をやると全員[[タッチ]]黒になったりすることもあり、他のブロックとは違ったリミテッドを楽しむことができる。 |
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− | *各種[[スレッショルド]]クリーチャーや[[サイカトグ/Psychatog]]などは、[[エクステンデッド]]や[[エターナル]]環境でもしばらくの間、活躍した。 | + | *この辺りから[[打ち消す|カウンター]]が弱くなった、と言われる。 |
| + | *オデッセイ発売時より緑が強力な[[色]]と認識され、ブロック全体で見ても緑が最強の色のようである。 |
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| ==部族の冬== | | ==部族の冬== |
− | 舞台の変更に伴い、今までの各色の主流であった[[クリーチャー・タイプ]]が一新され、いわゆる「[[部族 (俗称)|部族]]の冬」が訪れたブロックでもある。
| + | 舞台の変更に伴い、今まで各色の主流の[[クリーチャー・タイプ]]が一新され、いわゆる「[[部族 (俗称)|部族]]の冬」が訪れたブロックでもある。近年で最も厳しい「部族の冬」と呼ばれることもある。 |
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| {| class="wikitable" | | {| class="wikitable" |
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| !色!!消えたタイプ!!代わりのタイプ | | !色!!消えたタイプ!!代わりのタイプ |
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− | |[[白]]||[[騎士]]||[[ノーマッド]]、[[鳥]]([[エイヴン/Aven]]) | + | |[[白]]||[[兵士]]、[[騎士]]||[[ノーマッド]] |
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| |[[青]]||[[マーフォーク]]||[[セファリッド]] | | |[[青]]||[[マーフォーク]]||[[セファリッド]] |
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| |[[赤]]||[[ゴブリン]]||[[ドワーフ]] | | |[[赤]]||[[ゴブリン]]||[[ドワーフ]] |
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− | |[[緑]]||[[エルフ]]||[[ドルイド]]、[[ケンタウルス]]、[[昆虫]]([[ナントゥーコ/Nantuko]]) | + | |[[緑]]||[[エルフ]]||[[ドルイド]] |
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− | [[黒]]の[[ゾンビ]]だけは健在であった。また[[ゴブリン]]と[[エルフ]]は次の[[オンスロート・ブロック]]で復活している。 | + | [[黒]]の[[ゾンビ]]だけは健在であった。ちなみに[[マーフォーク]]はこの後姿を消し、[[青]]の代表的[[クリーチャー・タイプ]]は[[ウィザード]]となる。 |
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− | ちなみに[[マーフォーク]]はこの後5年間、[[時のらせんブロック]]が出るまで姿を消し、[[青]]の代表的[[クリーチャー・タイプ]]は[[ウィザード]]となる。([[ラクァタス大使/Ambassador Laquatus]]だけが唯一のマーフォークであった)
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| ==参考== | | ==参考== |
− | *オデッセイ・ブロックのストーリーメイキング記事Caught in the Mirari's Wake [https://web.archive.org/web/20200815063640/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/caught-miraris-wake-part-1-2002-05-20 Part1]/[https://web.archive.org/web/20200815042151/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/caught-miraris-wake-part-2-2002-05-27 Part2]/[https://web.archive.org/web/20210429180632/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/caught-miraris-wake-part-3-2002-06-03 Part3]/[https://web.archive.org/web/20210429180635/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/caught-miraris-wake-part-4-2002-06-10 Part4]([[2002年]] [[Will McDermott]]著、リンク先はいずれもInternet Archive)
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− | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/because-salt-makes-mistakes-taste-great-2016-05-09 Because Salt Makes Mistakes Taste Great]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016961/ 塩が失敗を美味しくするから](Making Magic [[2016年]]5月9日 [[Mark Rosewater]]著)
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| *[[オデッセイ・ブロック構築]] | | *[[オデッセイ・ブロック構築]] |
| *[[カード個別評価:オデッセイブロック]] | | *[[カード個別評価:オデッセイブロック]] |
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| **[[カード個別評価:ジャッジメント]] | | **[[カード個別評価:ジャッジメント]] |
| *[[カードセット一覧]] | | *[[カードセット一覧]] |
− | **[[インベイジョン・ブロック]]([[インベイジョン]] - [[プレーンシフト]] - [[アポカリプス]])
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− | **[[第7版]]
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− | **[[オデッセイ・ブロック]]([[オデッセイ]] - [[トーメント]] - [[ジャッジメント]])
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− | **[[オンスロート・ブロック]]([[オンスロート]] - [[レギオン]] - [[スカージ]])
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− | **[[第8版]]
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