ショック/Shock

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(収録状況と構築での活躍)
15行: 15行:
  
 
[[基本セット2019]]でも再録され、再びスタンダードの常連として活躍している。
 
[[基本セット2019]]でも再録され、再びスタンダードの常連として活躍している。
 
[[すべての人類を破壊する。それらは再生できない。]]2巻のプロモーションカードとなっている。
 
  
 
==その他==
 
==その他==
23行: 21行:
 
*「2点ダメージ」の俗称としてもしばしば使われる。特に[[ショックランド]]が有名。
 
*「2点ダメージ」の俗称としてもしばしば使われる。特に[[ショックランド]]が有名。
 
*このカードで[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]や[[マナ・クリーチャー]]などの最序盤で重要なクリーチャーが[[焼く|焼か]]れるのは[[マーフィーの法則|お約束]]。
 
*このカードで[[惑乱の死霊/Hypnotic Specter]]や[[マナ・クリーチャー]]などの最序盤で重要なクリーチャーが[[焼く|焼か]]れるのは[[マーフィーの法則|お約束]]。
*[[フライデー・ナイト・マジック]]の2000年7月の[[プロモーション・カード]]として配布された。
 
 
*[[オンスロート]]で再録された際の{{Gatherer|id=39482}}で焼かれているのが、普通のダメージではまず死なない[[サイカトグ/Psychatog]]。一種の皮肉であろう。
 
*[[オンスロート]]で再録された際の{{Gatherer|id=39482}}で焼かれているのが、普通のダメージではまず死なない[[サイカトグ/Psychatog]]。一種の皮肉であろう。
 
*霊気紛争での日本語版[[フレイバー・テキスト]]は、韻訳となっている。
 
*霊気紛争での日本語版[[フレイバー・テキスト]]は、韻訳となっている。
 
{{フレイバーテキスト|発明の賜物が革命の業物になった。}}
 
{{フレイバーテキスト|発明の賜物が革命の業物になった。}}
 
{{フレイバーテキスト|The tools of invention became the weapons of revolution.}}
 
{{フレイバーテキスト|The tools of invention became the weapons of revolution.}}
 +
 +
===[[プロモーションカード]]===
 +
*[[フライデー・ナイト・マジック]]の[[2000年]]7月の[[プロモーション・カード]]として配布された。
 +
*[[すべての人類を破壊する。それらは再生できない。]]の2巻には[[新枠#ドミナリア以降のカード枠|ドミナリア以降のカード枠]]仕様のプロモーション・カードが付録となっている<ref>[https://twitter.com/mtgjp/status/1146712758815272961 @mtgjp](日本公式Twitter [[2019年]]7月4日)</ref>。イラストおよびフレイバー・テキストは[[ストロングホールド]]版のものと同一。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
65行: 66行:
 
*[[霊魂破/Geistblast]] - [[墓地]]から(2)([[青マナ|青]])を支払って[[追放]]することで自分の[[呪文]]を[[コピー]]出来る。3マナ。(イニストラードを覆う影)
 
*[[霊魂破/Geistblast]] - [[墓地]]から(2)([[青マナ|青]])を支払って[[追放]]することで自分の[[呪文]]を[[コピー]]出来る。3マナ。(イニストラードを覆う影)
 
*[[Breath of Fire]] - 対クリーチャー限定かつ2マナ。ショックの下位互換。([[Global Series: Jiang Yanggu & Mu Yanling]])
 
*[[Breath of Fire]] - 対クリーチャー限定かつ2マナ。ショックの下位互換。([[Global Series: Jiang Yanggu & Mu Yanling]])
 +
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==

2019年8月22日 (木) 21:51時点における版


Shock / ショック (赤)
インスタント

1つを対象とする。ショックはそれに2点のダメージを与える。


の「基本的な」火力呪文。創成期において基本火力として生まれた稲妻/Lightning Boltの調整版。他の1マナ、2点ダメージの火力呪文はこれを基準に調整されている。

1マナのインスタントであり、テンポを崩さずクリーチャー除去からプレイヤーライフ詰めまで任せられる万能火力。だがあくまで2点。1マナ増えれば火葬/Incinerate稲妻の一撃/Lightning Strikeとなり、除去できる範囲やダメージ効率が大きく変わる。自分のデッキマナカーブ環境に存在するクリーチャーのタフネスによって採用する枚数を調整しよう。サイドボードでも相手のデッキに合わせて入れ替えるカードの候補となる。

リミテッドではもちろんかなり使い勝手の良いカードである。除去そのものが貴重であるのもそうだが、何かとトリックに使える軽いインスタントであるということが重要なため。

収録状況と構築での活躍

収録初期のスタンダードではデッドガイレッドポンザなどで採用された。炎の印章/Seal of Fire炎の稲妻/Fireboltなど他に優良な1マナ火力があればスロットを取られることもあったが、スライなどの速攻デッキでは併用された。

第6版から第10版まで基本セットにおける火力の基準として収録され続けたが、基本セット2010では稲妻と入れ替わりで基本セット落ちしたことで多くのプレイヤーを驚かせた。ただし、開発部は「それでも1マナ火力の基準がショックであることには変わりはない」と公言しており(稲妻のページを参照)、2つ後の基本セット2012では稲妻と入れ替わる形で再び収録されている。

基本セット2014を最後にしばらくスタンダード落ちしていたが、霊気紛争再録され2年半ぶりに復帰。この時のスタンダードではプレイヤー/クリーチャー両方に対応した火力が少ないこともあって、相対的に評価は高い。1マナでサヒーリコンボに対処できることもあり多くの赤入りデッキメインデッキサイドボードに散らされて採用されたが、アモンケット期にはサヒーリコンボが消滅したことで1マナ除去としてはマグマのしぶき/Magma Sprayの方が優先されることが多い。その後成立したラムナプ・レッドでは、プレイヤーを対象にできる火力としてこちらが3~4枚入れられている。禁止カード発効によるラムナプ・レッド消滅後も赤単アグロなどで活躍した。

基本セット2019でも再録され、再びスタンダードの常連として活躍している。

その他

発明の賜物が革命の業物になった。
The tools of invention became the weapons of revolution.

プロモーションカード

関連カード

主な亜種

ここでは2点ダメージのものを例示する。特記していない限り、1マナインスタントであり、任意の対象にダメージを与える。太字のものは、特に近い1マナ2点の亜種である。他の例は火力を参照。

脚注

  1. @mtgjp(日本公式Twitter 2019年7月4日)

参考

QR Code.gif