タップイン

提供:MTG Wiki

2022年4月25日 (月) 01:52時点におけるKnl (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

タップイン(Enter the Battlefield Tapped/ETBT)とは、パーマネントタップ状態で戦場に出ることを指す俗語。またそのタップ状態で戦場に出るパーマネントのこと。

対義語はタップアウトではなくアンタップイン

目次

概要

大きく、以下の3つに分けて解説する。

  1. #自身の常在型能力によるタップイン
  2. #妨害としてのタップイン
  3. #タップ状態で戦場に出す

このうち1.と2.は置換効果である。

自身の常在型能力によるタップイン

主に色マナが出る基本でない土地単色多色土地問わず)が、基本土地上位互換にならないようにデメリットとしてつけられている。タップインデュアルランドタップイントライランドタップインペインランドのようにカードの俗称としてそのまま呼ばれている以外にも、多くのサイクルなどがタップインである(WHISPERを検索)。

またマナ・アーティファクトの中には、それがマナ加速として強力になりすぎないよう、タップインで戦場に出るものがある(ダイアモンドニクスの睡蓮/Nyx Lotusなど)。

他にもJester's Maskネビニラルの円盤/Nevinyrral's Diskのように、即座にタップ能力起動できないようにしたものもある。

タップインのクリーチャー

クリーチャーは元から行動に関して召喚酔いという制限があるため、タップインのものはごく少数しか存在しない。

主にで、自身を墓地から回収したりリアニメイトできるもの(あるいは少量ながら黒に限らず瞬速持ち)が、戦場に出てすぐのターンブロックに参加できないようにするために設定されていることが多い。

そうでなくとも戦墓のグール/Diregraf Ghoulをはじめとするゾンビなどは、単にマナレシオと引き換えのデメリットとして持たされていることも。

それ以外にも、自身にあるアンタップ制限をさらに厳しくするためのものも少量ながら存在する。

妨害としてのタップイン

宿命/Kismetのように、対戦相手への妨害手段としてタップインを強要するカードもを中心にいくつか作られている(「opponents control enter the battlefield tapped」でオラクル検索)。

前述のクリーチャーを「タップ状態で戦場に出る」で検索した結果のうちロクソドンの門番/Loxodon Gatekeeper威圧する君主/Imposing Sovereignなどはその種の妨害能力を持つカードであり、自身はタップインではない。

タップ状態で戦場に出す

不屈の自然/Rampant Growthのような土地サーチカード、あるいはライブラリーに限らず手札墓地の土地を戦場に出すカードは、それのマナ能力をすぐ起動できないよう「それ(ら)をタップ状態で戦場に出す」と書かれているものも多い(「タップ状態で戦場に出す」OR「タップ状態で戦場に出し」でテキスト検索)。

あるいはクリーチャーに関して、前述のようにブロックやタップ能力の起動にすぐさま使えなくすることでリアニメイトの利点を減らすために設定されていることもある(「タップ状態で戦場に戻す」でテキスト検索)。2020年以降は、ライブラリーのサーチ囁く兵団/Whisper Squad大急ぎの再誕/Rushed Rebirthなど)でも同様にタップインさせるものが少量ながら存在する。

また無尽のようにトークン、もしくは忍術のようにクリーチャー・カード(自他問わず)を「タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出す/生成する」ものも。

関連カード

参考

QR Code.gif