「タルキールのその他のキャラクター」を編集中

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==A==

==A==

===アジャフ/Ajuf===

===アジャフ/Ajuf===

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の若年の兵士。女性。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]から[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]の真相を聞かされた。

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の若年の兵士。女性。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]から[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]の真相を聞かされた。

===アレク/Allek===

===アレク/Allek===

===アンチン/Anchin===

===アンチン/Anchin===

:約1280年前の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[カン/Khan]]、[[ヤソヴァ/Yasova]]とともに行動する巨大な[[カード名百科事典#剣歯虎|剣歯虎]]（{{Gatherer|id=391965}}）。基本的にヤソヴァに忠実だが、野生の本能は残っているようで、作中では[[アタルカ/Atarka]]に捧げるための[[カード名百科事典#マンモス|マンモス]]を前に食欲を抑え切れず、ヤソヴァに制止されている場面も見られた。

:約1280年前の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[カン/Khan]]、[[ヤソヴァ/Yasova]]とともに行動する巨大な[[カード名百科事典#剣歯虎|剣歯虎]]（{{Gatherer|id=391965}}）。基本的にヤソヴァに忠実だが、野生の本能は残っているようで、作中では[[アタルカ/Atarka]]に捧げるための[[カード名百科事典#マンモス|マンモス]]を前に食欲を抑え切れず、ヤソヴァに制止されている場面も見られた。

===アレル/Arel===

===アレル/Arel===

:'''見えざる囁く者、アレル'''/''Arel, Unseen Whisperer''（歴史改変後）

:'''見えざる囁く者、アレル'''/''Arel, Unseen Whisperer''（歴史改変後）

:[[アタルカ氏族/The Atarka clan]]の[[アタルカ氏族/The Atarka clan#巫師|巫師]]。[[人間]]の女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のいない世界の幻視を見ている。彼女は謂わば「異端者」であり、どの[[氏族/Clan]]においても――龍と人型種族がある程度共生している[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]や[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan]]においても――[[龍王/Dragonlord]]が人型種族を虐げていると考えている。彼女は密かに巫術を鍛え、自分が[[アタルカ/Atarka]]の支配から解放されたいと願う者たちの支えになることを望んでいる。

:[[アタルカ氏族/The Atarka clan]]の[[アタルカ氏族/The Atarka clan#巫師|巫師]]。[[人間]]の女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のいない世界の幻視を見ている。彼女は謂わば「異端者」であり、どの[[氏族/Clan]]においても――龍と人型種族がある程度共生している[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]や[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan]]においても――[[龍王/Dragonlord]]が人型種族を虐げていると考えている。彼女は密かに巫術を鍛え、自分が[[アタルカ/Atarka]]の支配から解放されたいと願う者たちの支えになることを望んでいる。

===アスマラ/Asmala===

===アスマラ/Asmala===

==B==

==B==

===陰口/Backstabber===

===陰口/Backstabber===

:*backstabには「陰で中傷する」という意味もあるが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]であることを考えると、ここでは「背中（back）を突き刺す（stab）者」ということだろう。

:*backstabには「陰で中傷する」という意味もあるが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]であることを考えると、ここでは「背中（back）を突き刺す（stab）者」ということだろう。

===バイヒール/Baihir===

===バイヒール/Baihir===

:'''バイヒール・マルザ'''/''Baihir Marza''、'''ドロモカの魔道士、バイヒール'''/''Baihir, Dromoka mage''（歴史改変後）

:'''バイヒール・マルザ'''/''Baihir Marza''、'''ドロモカの魔道士、バイヒール'''/''Baihir, Dromoka mage''（歴史改変後）

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]のアイノクの魔道士。女性。[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#魔道士|太陽運び/Sunbringer]]と[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#魔道士|砂運び/Sandbringer]]の両方の伝統に熟達しており、何百人もの兵士の肉体と精神を同時に強化したり、光と砂の嵐を呼び起こして敵を一掃したりすることができる。  

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]のアイノクの魔道士。女性。[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#魔道士|太陽運び/Sunbringer]]と[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#魔道士|砂運び/Sandbringer]]の両方の伝統に熟達しており、何百人もの兵士の肉体と精神を同時に強化したり、光と砂の嵐を呼び起こして敵を一掃したりすることができる。  

===バーター/Batar===

===バーター/Batar===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leader。[[人間]]の男性。古の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]の鉤爪が3本付けられた盾を両手に1つずつ持っている（掌編の挿絵として[[血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion]]の{{Gatherer|id=386494}}が使用されており、容姿はそれに基づいたものだろう）。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leader。[[人間]]の男性。古の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]の鉤爪が3本付けられた盾を両手に1つずつ持っている（掌編の挿絵として[[血に染まりし勇者/Bloodsoaked Champion]]の{{Gatherer|id=386494}}が使用されており、容姿はそれに基づいたものだろう）。

:[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]への復讐という真の目的を隠し、[[スーラク/Surrak]]への報復を名目に軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ろうとする[[ズルゴ/Zurgo]]に[[#ヴァルク/Varuk|ヴァルク/Varuk]]、[[#ルファズ/Rufaz|ルファズ/Rufaz]]とともに反対するが、ズルゴの決意は固く、聞き入れられることはなかった。しかし地の利は明らかに[[ティムール境/The Temur Frontier]]側にあり、最終的にティムールの奇襲を受けて多くの死者を出すこととなった。それでもなお進軍を続けようとするズルゴに、仲間に隠している真の目的があると見抜いたバーターは、彼にカンの座を賭けた決闘を申し込んだ。しかし力ではズルゴに敵わず、最後は大剣で胸を刺され、頭を踏み潰されて死亡した。

:[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]への復讐という真の目的を隠し、[[スーラク/Surrak]]への報復を名目に軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ろうとする[[ズルゴ/Zurgo]]に[[#ヴァルク/Varuk|ヴァルク/Varuk]]、[[#ルファズ/Rufaz|ルファズ/Rufaz]]とともに反対するが、ズルゴの決意は固く、聞き入れられることはなかった。しかし地の利は明らかに[[ティムール境/The Temur Frontier]]側にあり、最終的にティムールの奇襲を受けて多くの死者を出すこととなった。それでもなお進軍を続けようとするズルゴに、仲間に隠している真の目的があると見抜いたバーターは、彼にカンの座を賭けた決闘を申し込んだ。しかし力ではズルゴに敵わず、最後は大剣で胸を刺され、頭を踏み潰されて死亡した。

===ベリル/Beril===

===ベリル/Beril===

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[アイノク/Ainok]]の兵士。女性。痩身で、体毛は茶色。[[レイハン/Reyhan]]の死の知らせを受けた[[ダガタール/Daghatar]]は彼女を呼び出し、[[ドロモカ/Dromoka]]に伝えるよう命じた。抵抗勢力の長が死んだという情報が入った、私たちは抵抗勢力を降伏させることも、あるいは倒すこともできると。ベリルはしばし彼と目を合わせ――ダガタールに長年仕えてきたベリルは、彼がどのような思いでその命令を下しているのを感じ取ることができた――了承を告げ、ドロモカのもとへ向かった。

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[アイノク/Ainok]]の兵士。女性。痩身で、体毛は茶色。[[レイハン/Reyhan]]の死の知らせを受けた[[ダガタール/Daghatar]]は彼女を呼び出し、[[ドロモカ/Dromoka]]に伝えるよう命じた。抵抗勢力の長が死んだという情報が入った、私たちは抵抗勢力を降伏させることも、あるいは倒すこともできると。ベリルはしばし彼と目を合わせ――ダガタールに長年仕えてきたベリルは、彼がどのような思いでその命令を下しているのを感じ取ることができた――了承を告げ、ドロモカのもとへ向かった。

===ブラク/Burak===

===ブラク/Burak===

:'''ブラク・カン'''/''Burak Khan''

:'''ブラク・カン'''/''Burak Khan''

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の行いによって[[龍の大嵐/Dragon Tempest#ストーリー|龍の大嵐/Dragon tempests]]が激しさを増し、[[氏族/Clan]]と[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のパワーバランスが崩れる中、一度引退した[[ダガタール/Daghatar]]にカンの地位を返還することとなった。

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の行いによって[[龍の大嵐/Dragon Tempest#ストーリー|龍の大嵐/Dragon tempests]]が激しさを増し、[[氏族/Clan]]と[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のパワーバランスが崩れる中、一度引退した[[ダガタール/Daghatar]]にカンの地位を返還することとなった。

==C==

==C==

:'''二度囁く者、チアヌル'''/''Chianul, Who Whispers Twice''

:'''二度囁く者、チアヌル'''/''Chianul, Who Whispers Twice''

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[ティムール境/The Temur Frontier#二度囁く者/The One Who Whispers Twice|二度囁く者/The One Who Whispers Twice]]。男性。年齢は50歳前後で、平均寿命の短いティムールの民としては年老いている方である。彼は[[ドラゴン#ストーリー|龍]]が[[人間]]の上に立つ[[タルキール龍紀伝|もう一つの「現在」]]を見てきた。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は若い頃に彼としばしの時を過ごし、幻視と声と龍の知識について学んだ。最近、彼は[[ティムール境/The Temur Frontier#広がる囁き/The Wide Whisper|広がる囁き/The Wide Whisper]]を用いて、彼自身が「'''複数の『今』の弱点'''/''Weak point in the multiple nows''」と呼んでいる場所を他の[[ティムール境/The Temur Frontier#囁く者/Whisperer|囁く者/Whisperer]]たちに明かした。彼はサルカンとともにこの地を訪れ、「今を癒す」儀式の手助けをしなければならないと考えている。

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[ティムール境/The Temur Frontier#二度囁く者/The One Who Whispers Twice|二度囁く者/The One Who Whispers Twice]]。男性。年齢は50歳前後で、平均寿命の短いティムールの民としては年老いている方である。彼は[[ドラゴン#ストーリー|龍]]が[[人間]]の上に立つ[[タルキール龍紀伝|もう一つの「現在」]]を見てきた。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]は若い頃に彼としばしの時を過ごし、幻視と声と龍の知識について学んだ。最近、彼は[[ティムール境/The Temur Frontier#広がる囁き/The Wide Whisper|広がる囁き/The Wide Whisper]]を用いて、彼自身が「'''複数の『今』の弱点'''/''Weak point in the multiple nows''」と呼んでいる場所を他の[[ティムール境/The Temur Frontier#囁く者/Whisperer|囁く者/Whisperer]]たちに明かした。彼はサルカンとともにこの地を訪れ、「今を癒す」儀式の手助けをしなければならないと考えている。

==D==

==D==

===ダール/Dar===

===ダール/Dar===

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の各地を訪れる調停者。男性。双子の妹'''ケーラ'''/''Kela''とともに、'''チェンサルの双子'''/''The Chensal Twins''あるいは'''調停の双子'''/''Arbiter Twins''と呼ばれる。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の各地を訪れる調停者。男性。双子の妹'''ケーラ'''/''Kela''とともに、'''チェンサルの双子'''/''The Chensal Twins''あるいは'''調停の双子'''/''Arbiter Twins''と呼ばれる。

:詳細は[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]を参照。

:詳細は[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]を参照。

===ドーシン/Doshiyn===

===ドーシン/Doshiyn===

:'''瞳貫きのドーシン'''/''Doshiyn Eye-Piercer''

:'''瞳貫きのドーシン'''/''Doshiyn Eye-Piercer''

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。女性。良い目とぶれることのない手を持つ弓の名手であり、寡黙な性格。年齢は[[アリーシャ/Alesha]]よりも少し上。5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談において、[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]と2人でアリーシャの護衛を務めた。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。女性。良い目とぶれることのない手を持つ弓の名手であり、寡黙な性格。年齢は[[アリーシャ/Alesha]]よりも少し上。5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談において、[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]と2人でアリーシャの護衛を務めた。

==E==

==E==

===エビーリ/Ebirri===

===エビーリ/Ebirri===

:[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]の魔道士、[[テイガム/Taigam]]と契約を交わした[[ラクシャーサ/Rakshasa]]。男性。[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]出身のテイガムに富と力を約束し、彼をスゥルタイに引き入れた。普段は影の中に潜み、テイガムを常に監視し続けている。現在のテイガムは彼を自分の人生における最大の脅威と見なしており、隙あらば殺そうと考えている。

:[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]の魔道士、[[テイガム/Taigam]]と契約を交わした[[ラクシャーサ/Rakshasa]]。男性。[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]出身のテイガムに富と力を約束し、彼をスゥルタイに引き入れた。普段は影の中に潜み、テイガムを常に監視し続けている。現在のテイガムは彼を自分の人生における最大の脅威と見なしており、隙あらば殺そうと考えている。

==F==

==F==

:'''ドロモカの司令官、ファイソ'''/''Faiso, Dromoka commander''

:'''ドロモカの司令官、ファイソ'''/''Faiso, Dromoka commander''

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の司令官。[[人間]]の男性。ドロモカ軍の一団を率いる現在の兵士の中では最も若い。彼自身も手強い戦士だが、その真の才能は軍事面の戦略と戦術で発揮される。 特に空中戦における超自然的なほどの把握力により、彼は何千もの兵と何十もの[[ドラゴン#ストーリー|龍]]を率いて、5回の作戦を成功させている。[[ドロモカ/Dromoka]]自身の命により、人型種族はもちろん龍たちでさえ、戦略的問題は彼に一任している。部下に地図師の[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]がいる。

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の司令官。[[人間]]の男性。ドロモカ軍の一団を率いる現在の兵士の中では最も若い。彼自身も手強い戦士だが、その真の才能は軍事面の戦略と戦術で発揮される。 特に空中戦における超自然的なほどの把握力により、彼は何千もの兵と何十もの[[ドラゴン#ストーリー|龍]]を率いて、5回の作戦を成功させている。[[ドロモカ/Dromoka]]自身の命により、人型種族はもちろん龍たちでさえ、戦略的問題は彼に一任している。部下に地図師の[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]がいる。

===フェイオムシ/Feyomsi===

===フェイオムシ/Feyomsi===

:[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]に所属する[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の魔術師にして[[屍術師/Necromancer|屍術士/Necromancer]]。男性。大部分が[[人間]]から成る忠実な魔道士の一団とともに、[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#重要地点|ウクドの死滅都市/Ukud Necropolis]]に住まう。彼らは呪文と、[[召喚]]した[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#種族|シディークー/Sidikur]]を用いてウクドを防衛している。彼はスゥルタイの[[カン/Khan]]、[[シディシ/Sidisi]]に暗黒の魔術を教えたラクシャーサの長であり、そのためシディシは彼に対して非常に寛大である。シディシ自らウクドを訪れ、彼の意見を求めることもある。

:[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]に所属する[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の魔術師にして[[屍術師/Necromancer|屍術士/Necromancer]]。男性。大部分が[[人間]]から成る忠実な魔道士の一団とともに、[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#重要地点|ウクドの死滅都市/Ukud Necropolis]]に住まう。彼らは呪文と、[[召喚]]した[[スゥルタイ群/The Sultai Brood#種族|シディークー/Sidikur]]を用いてウクドを防衛している。彼はスゥルタイの[[カン/Khan]]、[[シディシ/Sidisi]]に暗黒の魔術を教えたラクシャーサの長であり、そのためシディシは彼に対して非常に寛大である。シディシ自らウクドを訪れ、彼の意見を求めることもある。

==G==

==G==

:'''翼壊しのゲドラク'''/''Gedruk Wingbreaker''

:'''翼壊しのゲドラク'''/''Gedruk Wingbreaker''

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[アリーシャ/Alesha]]が「アリーシャ」の[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を得たのと同じ戦いで、'''翼壊し'''/''Wingbreaker''の戦名を得た。その3年後、[[カン/Khan]]となったアリーシャが指揮する[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いで、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が龍の鉤爪から仲間を守っている間にその龍の首に斬りかかり、とどめを刺した。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[アリーシャ/Alesha]]が「アリーシャ」の[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を得たのと同じ戦いで、'''翼壊し'''/''Wingbreaker''の戦名を得た。その3年後、[[カン/Khan]]となったアリーシャが指揮する[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いで、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が龍の鉤爪から仲間を守っている間にその龍の首に斬りかかり、とどめを刺した。

===ガレーシュ/Ghelesh===

===ガレーシュ/Ghelesh===

==H==

==H==

===ハクリーズ/Hakrez===

===ハクリーズ/Hakrez===

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の商家の一つ、[[アナフェンザ/Anafenza]]の家の[[アブザン家/The Abzan Houses#族樹/Kin tree|族樹/Kin tree]]の[[アブザン家/The Abzan Houses#役割|管理人]]。女性。[[ガヴァール・バーズィール/Gvar Barzeel]]を家族として受け入れられない13歳のアナフェンザに族樹が[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|血族/Blood-Kin]]の家族と[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|盟族/Bond-Kin]]の家族両方の樹であることを説くが、その数時間後に[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]の裏切りにより死亡する。

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の商家の一つ、[[アナフェンザ/Anafenza]]の家の[[アブザン家/The Abzan Houses#族樹/Kin tree|族樹/Kin tree]]の[[アブザン家/The Abzan Houses#役割|管理人]]。女性。[[ガヴァール・バーズィール/Gvar Barzeel]]を家族として受け入れられない13歳のアナフェンザに族樹が[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|血族/Blood-Kin]]の家族と[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|盟族/Bond-Kin]]の家族両方の樹であることを説くが、その数時間後に[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]の裏切りにより死亡する。

===首獲り/Headtaker===

===首獲り/Headtaker===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。男性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の首を一撃で刎ねたことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。男性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の首を一撃で刎ねたことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である。

===心臓貫き/Heartpiercer===

===心臓貫き/Heartpiercer===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。女性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の胸に矢を3本放って殺したことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である（マルドゥの役職名である[[マルドゥ族/The Mardu Horde#心臓貫き/Heart-piercer|心臓貫き/Heart-piercer]]と被っているため、戦名として使用すると紛らわしいことになると思われる）。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。女性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の胸に矢を3本放って殺したことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である（マルドゥの役職名である[[マルドゥ族/The Mardu Horde#心臓貫き/Heart-piercer|心臓貫き/Heart-piercer]]と被っているため、戦名として使用すると紛らわしいことになると思われる）。

===フーン/Houn===

===フーン/Houn===

==I==

==I==

===イラグラ/Ilagra===

===イラグラ/Ilagra===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の最初の[[カン/Khan]]。[[マルドゥ族/The Mardu Horde#イラグラの布告/The Edicts of Ilagra|イラグラの布告/The Edicts of Ilagra]]と呼ばれる戦士の掟を遺した。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の最初の[[カン/Khan]]。[[マルドゥ族/The Mardu Horde#イラグラの布告/The Edicts of Ilagra|イラグラの布告/The Edicts of Ilagra]]と呼ばれる戦士の掟を遺した。

==J==

==J==

===ジェイガン/Jagun===

===ジェイガン/Jagun===

:'''翼番いのジェイガン'''/''Jagun Wingmate''

:'''翼番いのジェイガン'''/''Jagun Wingmate''

:ある日の戦いで、マルドゥとしては異端とも言えるこのオークの戦い方を目にした[[アリーシャ/Alesha]]は、彼にその行動の真意を問いただし、自分自身を知り、相応しい戦名を名乗るよう言った。彼は憤って反駁した、自分の性別すら正しく認識できていない者が、他人に自分自身を知れと言うのかと。しかしアリーシャの戦いぶりを目にしたことで彼の心境は変わった。戦いの後、アリーシャは改めて彼に告げた。私は自分自身を知っており、お前のことも知っている。自らの行いが、他の戦士のように栄誉あるものでないというお前の考えは誤りであると。やがて彼は答えた、今日の戦いについて自分にもできる話がある、ただの一撃で龍を倒し、その顔に戦いの喜びを纏っていた戦士の話が。俺は自分自身を知らないが、貴女のことは知っている。俺は貴女を「死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death」と呼ぶと。

:ある日の戦いで、マルドゥとしては異端とも言えるこのオークの戦い方を目にした[[アリーシャ/Alesha]]は、彼にその行動の真意を問いただし、自分自身を知り、相応しい戦名を名乗るよう言った。彼は憤って反駁した、自分の性別すら正しく認識できていない者が、他人に自分自身を知れと言うのかと。しかしアリーシャの戦いぶりを目にしたことで彼の心境は変わった。戦いの後、アリーシャは改めて彼に告げた。私は自分自身を知っており、お前のことも知っている。自らの行いが、他の戦士のように栄誉あるものでないというお前の考えは誤りであると。やがて彼は答えた、今日の戦いについて自分にもできる話がある、ただの一撃で龍を倒し、その顔に戦いの喜びを纏っていた戦士の話が。俺は自分自身を知らないが、貴女のことは知っている。俺は貴女を「死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death」と呼ぶと。

:後に5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談が開かれたとき、彼は――「翼番いのジェイガン」の戦名を得たオークは――[[#ドーシン/Doshiyn|ドーシン/Doshiyn]]と2人でアリーシャの護衛を務めた。頂上会談からの帰り道、アリーシャは龍に屈するのではなく、ただ龍に付いて行けばよいのだと気づいた。ジェイガンは自分にそれができるとは思えなかったが、行く道は一つだった――あの日から、自分はアリーシャにどこまでも付いて行くと決めているのだから。

:後に5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談が開かれたとき、彼は――「翼番いのジェイガン」の戦名を得たオークは――[[#ドーシン/Doshiyn|ドーシン/Doshiyn]]と2人でアリーシャの護衛を務めた。頂上会談からの帰り道、アリーシャは龍に屈するのではなく、ただ龍に付いて行けばよいのだと気づいた。ジェイガンは自分にそれができるとは思えなかったが、行く道は一つだった――あの日から、自分はアリーシャにどこまでも付いて行くと決めているのだから。

:*名前の一部は[[風番いのロック/Wingmate Roc]]から取ったものだろう。ただしあちらに[[誤訳/名訳|誤訳]]があるため、日本語表記は異なる。

:*名前の一部は[[風番いのロック/Wingmate Roc]]から取ったものだろう。ただしあちらに[[誤訳/名訳|誤訳]]があるため、日本語表記は異なる。

===ジャレシャ/Jalasha===

===ジャレシャ/Jalasha===

:'''刺し貫きのジャレシャ'''/''Jalasha Impaler''

:'''刺し貫きのジャレシャ'''/''Jalasha Impaler''

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍に噛み砕かれそうになったが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が龍の頭部に飛びかかってくれたおかげで難を逃れた。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍に噛み砕かれそうになったが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が龍の頭部に飛びかかってくれたおかげで難を逃れた。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

===ジーニュ/Jhinu===

===ジーニュ/Jhinu===

:'''ジーニュ'''/''Jhinu''（歴史改変後）

:'''ジーニュ'''/''Jhinu''（歴史改変後）

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の住人。男性。「生きていた」ときのシディシに宝石の賄賂を送り、何らかの便宜を図ってもらったことがあるようだ。ある日[[シルムガル/Silumgar]]の宮廷を訪れた男は、ジーニュに教わったとおりにシディシに宝石の賄賂を送った――[[ゾンビ#ストーリー|アンデッド]]となったシディシにとって、それがもはや価値のないものであるということを知らずに。

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の住人。男性。「生きていた」ときのシディシに宝石の賄賂を送り、何らかの便宜を図ってもらったことがあるようだ。ある日[[シルムガル/Silumgar]]の宮廷を訪れた男は、ジーニュに教わったとおりにシディシに宝石の賄賂を送った――[[ゾンビ#ストーリー|アンデッド]]となったシディシにとって、それがもはや価値のないものであるということを知らずに。

===ジレイヤ/Jilaya===

===ジレイヤ/Jilaya===

===ケーラ/Kela===

===ケーラ/Kela===

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の各地を訪れる調停者。女性。双子の兄[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]とともに、'''チェンサルの双子'''/''The Chensal Twins''あるいは'''調停の双子'''/''Arbiter Twins''と呼ばれる。それぞれが離れた塔の上に立ち、暗き夜に生まれたダールが灯を点せば被告人は有罪、光差す朝に生まれたケーラが灯を点せば無罪となる。双子の神秘的な力により、相談なしに必ずどちらかの灯だけが点るとされているが、実際にそのような力はなく、ケーラは欺瞞の苦しみを感じ続けている。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の各地を訪れる調停者。女性。双子の兄[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]とともに、'''チェンサルの双子'''/''The Chensal Twins''あるいは'''調停の双子'''/''Arbiter Twins''と呼ばれる。それぞれが離れた塔の上に立ち、暗き夜に生まれたダールが灯を点せば被告人は有罪、光差す朝に生まれたケーラが灯を点せば無罪となる。双子の神秘的な力により、相談なしに必ずどちらかの灯だけが点るとされているが、実際にそのような力はなく、ケーラは欺瞞の苦しみを感じ続けている。

:ある日2人はジグミ村/Jigme Villageに呼ばれ、林檎を盗んで貧しい者たちに分け与えていた[[#ロッセ・タリング/Lotse Taring|ロッセ・タリング/Lotse Taring]]の裁判を行った。しかしケーラが判決を決めかねている間にダールが有罪の灯を点してしまったことで、彼は有罪となった。その夜、宴の席で村長の[[#ンガボ/Ngabo|ンガボ/Ngabo]]が毒殺され、村人たちに疑われたロッセは再び裁判にかけられた。ダールは彼が犯人だと決めつけ、審理なしに有罪の灯を点したが、ケーラは今度こそ正義を為すため、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#葦の規則/The Rules of the Reeds|葦の規則/The Rules of the Reeds]]の[[Wikipedia:ja:推定無罪|推定無罪]]の原則に従って無罪の灯を点した――決して点るはずのない2つ目の灯を。2人は決着をつけるべく清明の戦い/Combat of Clarityと呼ばれる決闘を行い、ケーラが勝利を収めたが、彼女の望みは兄を殺すことでも従えることでもなく、2人が対等な立場に立ってこれからも調停者の役目を果たし続けることであった。ダールもそれを受け入れ、ロッセは改めて正当な審理を受けることになった。

:ある日2人はジグミ村/Jigme Villageに呼ばれ、林檎を盗んで貧しい者たちに分け与えていた[[#ロッセ・タリング/Lotse Taring|ロッセ・タリング/Lotse Taring]]の裁判を行った。しかしケーラが判決を決めかねている間にダールが有罪の灯を点してしまったことで、彼は有罪となった。その夜、宴の席で村長の[[#ンガボ/Ngabo|ンガボ/Ngabo]]が毒殺され、村人たちに疑われたロッセは再び裁判にかけられた。ダールは彼が犯人だと決めつけ、審理なしに有罪の灯を点したが、ケーラは今度こそ正義を為すため、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#葦の規則/The Rules of the Reeds|葦の規則/The Rules of the Reeds]]の[[Wikipedia:ja:推定無罪|推定無罪]]の原則に従って無罪の灯を点した――決して点るはずのない2つ目の灯を。2人は決着をつけるべく清明の戦い/Combat of Clarityと呼ばれる決闘を行い、ケーラが勝利を収めたが、彼女の望みは兄を殺すことでも従えることでもなく、2人が対等な立場に立ってこれからも調停者の役目を果たし続けることであった。ダールもそれを受け入れ、ロッセは改めて正当な審理を受けることになった。

===ケライ/Kerai===

===ケライ/Kerai===

===カーケル/Kharkhel===

===カーケル/Kharkhel===

:[[オーク]]の一団を率いる[[アイノク/Ainok]]の戦士。男性。彼は生まれつき身体が小さく、自分よりも大きく強い兄弟たちとの競争に敗れた。群れに見捨てられた彼は、諦めて死ぬことなく彷徨い続け、[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]のオークの野営地に辿り着いた。オークたちは彼を「'''子犬'''/''Pup''」と呼んで面白がり、ペットのように飼った。彼はオークたちの中で成長して力を付けた。最初は狩りを手伝い、やがて戦闘における仲間となった。彼は腕力よりも粘り強さとずる賢さに頼った戦闘技術を発達させ、身体は小さいながらも危険な戦士となった。彼はやがてオークの指導者を1対1の戦いで殺し、部族の支配を手にした。その部族は現在、マルドゥと緩い同盟を結ぶだけの関係になっている。彼と[[ティムール境/The Temur Frontier]]のアイノク、[[#バイヒール/Baihir|バイヒール/Baihir]]との間には1人の子供がいる。2人はともにティムールの[[人間]]の権力が低下し、スーラクが都合良く死ぬ機会を求めている。

:[[オーク]]の一団を率いる[[アイノク/Ainok]]の戦士。男性。彼は生まれつき身体が小さく、自分よりも大きく強い兄弟たちとの競争に敗れた。群れに見捨てられた彼は、諦めて死ぬことなく彷徨い続け、[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]のオークの野営地に辿り着いた。オークたちは彼を「'''子犬'''/''Pup''」と呼んで面白がり、ペットのように飼った。彼はオークたちの中で成長して力を付けた。最初は狩りを手伝い、やがて戦闘における仲間となった。彼は腕力よりも粘り強さとずる賢さに頼った戦闘技術を発達させ、身体は小さいながらも危険な戦士となった。彼はやがてオークの指導者を1対1の戦いで殺し、部族の支配を手にした。その部族は現在、マルドゥと緩い同盟を結ぶだけの関係になっている。彼と[[ティムール境/The Temur Frontier]]のアイノク、[[#バイヒール/Baihir|バイヒール/Baihir]]との間には1人の子供がいる。2人はともにティムールの[[人間]]の権力が低下し、スーラクが都合良く死ぬ機会を求めている。

===キバト/Khibat===

===キバト/Khibat===

===クーダル/Khudal===

===クーダル/Khudal===

===クルズ/Khurz===

===クルズ/Khurz===

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の老年の[[アイノク/Ainok]]の兵士。男性。歯が数本失われている。ドロモカ氏族の教え通り、死者の[[スピリット|霊]]は自然に反する邪悪な存在だと考えており、[[アナフェンザ/Anafenza]]の霊が氏族の味方であるという噂にも懐疑的な立場を取っている。ある夜、同じ野営地にいた[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]からアナフェンザの霊の真相を聞かされた。

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の老年の[[アイノク/Ainok]]の兵士。男性。歯が数本失われている。ドロモカ氏族の教え通り、死者の[[スピリット|霊]]は自然に反する邪悪な存在だと考えており、[[アナフェンザ/Anafenza]]の霊が氏族の味方であるという噂にも懐疑的な立場を取っている。ある夜、同じ野営地にいた[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]からアナフェンザの霊の真相を聞かされた。

:*掌編の日本語訳では「老年のアイノク」と「クルズ」で口調が異なっているが、この2人は同一人物である。

:*掌編の日本語訳では「老年のアイノク」と「クルズ」で口調が異なっているが、この2人は同一人物である。

===キラダ/Kirada===

===キラダ/Kirada===

:'''シルムガルの処罰者、キラダ'''/''Kirada, Silumgar enforcer''（歴史改変後）

:'''シルムガルの処罰者、キラダ'''/''Kirada, Silumgar enforcer''（歴史改変後）

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の処罰者。

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の処罰者。

===膝裂き/Kneecleaver===

===膝裂き/Kneecleaver===

:[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の[[ゴブリン#ストーリー|ゴブリン]]の戦士。女性。

:[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の[[ゴブリン#ストーリー|ゴブリン]]の戦士。女性。

:登場：[[解体者の歓び/Butcher's Glee]]のフレイバー・テキスト

:登場：[[解体者の歓び/Butcher's Glee]]のフレイバー・テキスト

===コロラー/Korolar===

===コロラー/Korolar===

:約1280年前の[[ドロモカ/Dromoka]]種の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]。翼長20ヤード（約18m）の大きな個体だが、[[アブザン家/The Abzan Houses]]に倒された。

:約1280年前の[[ドロモカ/Dromoka]]種の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]。翼長20ヤード（約18m）の大きな個体だが、[[アブザン家/The Abzan Houses]]に倒された。

===クロウグ/Krowg===

===クロウグ/Krowg===

===クンドゥ/Kuhnde===

===クンドゥ/Kuhnde===

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の高塔要塞/Highspire Strongholdに所属する[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#役割|カマキリの乗り手]]。男性。幼少期から高い才能を示し、様々な[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|要塞]]や[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#学院|学院]]が彼の適性を調べたが、最終的にその才能は他のどの流派よりもカマキリ乗りに向いていることが明らかになった。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の高塔要塞/Highspire Strongholdに所属する[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#役割|カマキリの乗り手]]。男性。幼少期から高い才能を示し、様々な[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|要塞]]や[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#学院|学院]]が彼の適性を調べたが、最終的にその才能は他のどの流派よりもカマキリ乗りに向いていることが明らかになった。

:ある日ジェスカイの領地内に、[[変異|隠蔽の魔術]]で正体を隠した[[フェニックス]]が現れた。彼は貴重な巻物の記録を炎から守るべくそのフェニックスと戦い、それを打ち負かしたが、代わりに20年来の相棒であるカマキリが炎の犠牲となった。フェニックスは殺しても蘇るため、今後それがジェスカイの脅威とならないようにする方法は一つしかない――彼は何年かかろうとも、この新たな相棒を乗りこなすことを決意した。

:ある日ジェスカイの領地内に、[[変異|隠蔽の魔術]]で正体を隠した[[フェニックス]]が現れた。彼は貴重な巻物の記録を炎から守るべくそのフェニックスと戦い、それを打ち負かしたが、代わりに20年来の相棒であるカマキリが炎の犠牲となった。フェニックスは殺しても蘇るため、今後それがジェスカイの脅威とならないようにする方法は一つしかない――彼は何年かかろうとも、この新たな相棒を乗りこなすことを決意した。

===クルタール/Kurtar===

===クルタール/Kurtar===

===クル・ヴァッシャー/Kuru Vashar===

===クル・ヴァッシャー/Kuru Vashar===

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍の下敷きになったが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）に助け出された。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍の下敷きになったが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）に助け出された。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

===クワーロ/Kwaro===

===クワーロ/Kwaro===

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]、[[アナフェンザ/Anafenza]]の護衛隊長を務める[[エイヴン/Aven#タルキールのエイヴン|エイヴン/Aven]]。男性。アナフェンザが軍の将軍だった頃、古参兵であるクワーロは彼女の儀仗兵を率いていた。アナフェンザの抗議にも関わらず、新たなカンと接するときの形式に拘り、彼女と話すときには最初か最後に必ず「我がカン/My khan」と付ける。

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]、[[アナフェンザ/Anafenza]]の護衛隊長を務める[[エイヴン/Aven#タルキールのエイヴン|エイヴン/Aven]]。男性。アナフェンザが軍の将軍だった頃、古参兵であるクワーロは彼女の儀仗兵を率いていた。アナフェンザの抗議にも関わらず、新たなカンと接するときの形式に拘り、彼女と話すときには最初か最後に必ず「我がカン/My khan」と付ける。

===キュー/Kyu===

===キュー/Kyu===

==L==

==L==

===ロッセ・タリング/Lotse Taring===

===ロッセ・タリング/Lotse Taring===

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の住人。男性。ジグミ村/Jigme Villageの林檎を盗んで貧しい者たちに分け与えていたため、チェンサルの双子/The Chensal Twins（[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]と[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]）の裁判にかけられ、有罪判決が下る。しかしその夜ジグミ村長の[[#ンガボ/Ngabo|ンガボ/Ngabo]]が毒殺されたことで、村人たちに疑われ、再び裁判にかけられた。ダールは彼が犯人だと決めつけ、審理なしに有罪判決を下したが、ケーラは[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#葦の規則/The Rules of the Reeds|葦の規則/The Rules of the Reeds]]の[[Wikipedia:ja:推定無罪|推定無罪]]の原則に従って無罪判決を下し、2人の決闘の結果、改めて正当な審理を受けることになった。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の住人。男性。ジグミ村/Jigme Villageの林檎を盗んで貧しい者たちに分け与えていたため、チェンサルの双子/The Chensal Twins（[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]と[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]）の裁判にかけられ、有罪判決が下る。しかしその夜ジグミ村長の[[#ンガボ/Ngabo|ンガボ/Ngabo]]が毒殺されたことで、村人たちに疑われ、再び裁判にかけられた。ダールは彼が犯人だと決めつけ、審理なしに有罪判決を下したが、ケーラは[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#葦の規則/The Rules of the Reeds|葦の規則/The Rules of the Reeds]]の[[Wikipedia:ja:推定無罪|推定無罪]]の原則に従って無罪判決を下し、2人の決闘の結果、改めて正当な審理を受けることになった。

==M==

==M==

:'''背中壊しのマグラン'''/''Magran Backbreaker''

:'''背中壊しのマグラン'''/''Magran Backbreaker''

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍の鉤爪に殺されかけたが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が間に割って入り、鉤爪を殴りつけて逸らしてくれたおかげで難を逃れた。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]との戦いの中で1体の龍の鉤爪に殺されかけたが、[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|柔らかな踵/Soft heel]]の[[オーク]]（後の[[#ジェイガン/Jagun|ジェイガン/Jagun]]）が間に割って入り、鉤爪を殴りつけて逸らしてくれたおかげで難を逃れた。戦いの後、頑なに[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を名乗ろうとしないオークを見かねた[[アリーシャ/Alesha]]の質問に答え、彼の功績を証言した。

===マリット/Marrit===

===マリット/Marrit===

:'''エメシュ家のマリット'''/''Marrit of House Emesh''

:'''エメシュ家のマリット'''/''Marrit of House Emesh''

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[アブザン家/The Abzan Houses#役割|龍鱗隊/Dragonscale]]の精鋭部隊の隊長。女性。エメシュ家/House Emeshの家長であり、新たな[[カン/Khan]]となった[[アナフェンザ/Anafenza]]と[[アブザン家/The Abzan Houses#始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree|始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree]]で[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|盟族の関係/Bond-Kin]]を結んだ。

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[アブザン家/The Abzan Houses#役割|龍鱗隊/Dragonscale]]の精鋭部隊の隊長。女性。エメシュ家/House Emeshの家長であり、新たな[[カン/Khan]]となった[[アナフェンザ/Anafenza]]と[[アブザン家/The Abzan Houses#始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree|始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree]]で[[アブザン家/The Abzan Houses#家族|盟族の関係/Bond-Kin]]を結んだ。

===メレル/Merel===

===メレル/Merel===

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]、[[ダガタール/Daghatar]]のおじ。男性。若い頃にカンとなる権利を得たが、辞退している。

:約1280年前の[[アブザン家/The Abzan Houses]]の[[カン/Khan]]、[[ダガタール/Daghatar]]のおじ。男性。若い頃にカンとなる権利を得たが、辞退している。

:[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の行いによって[[龍の大嵐/Dragon Tempest#ストーリー|龍の大嵐/Dragon tempests]]が激しさを増し、[[氏族/Clan]]と[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のパワーバランスが崩れる中、メレルを含むアブザンで最も優秀かつ賢明な20人が[[アブザン家/The Abzan Houses#アラシン/Arashin|マー＝エク要塞/Mer-Ek Fortress]]に集まり、会議を開いた。もはや龍種の長である[[ドロモカ/Dromoka]]を討つしかないと主張する[[レイハン/Reyhan]]に対し、メレルは反論した。千の兵を失ってもかすり傷一つ与えられないドロモカを討ちに行くなど、アブザンの終わり以外の何物でもないと。しかしメレルにも、その場の誰にも他の案を出すことはできず、会議は結論を出せないまま閉会した。

:[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]の行いによって[[龍の大嵐/Dragon Tempest#ストーリー|龍の大嵐/Dragon tempests]]が激しさを増し、[[氏族/Clan]]と[[ドラゴン#ストーリー|龍]]のパワーバランスが崩れる中、メレルを含むアブザンで最も優秀かつ賢明な20人が[[アブザン家/The Abzan Houses#アラシン/Arashin|マー＝エク要塞/Mer-Ek Fortress]]に集まり、会議を開いた。もはや龍種の長である[[ドロモカ/Dromoka]]を討つしかないと主張する[[レイハン/Reyhan]]に対し、メレルは反論した。千の兵を失ってもかすり傷一つ与えられないドロモカを討ちに行くなど、アブザンの終わり以外の何物でもないと。しかしメレルにも、その場の誰にも他の案を出すことはできず、会議は結論を出せないまま閉会した。

:ダガタールは最終的にドロモカと直接停戦交渉を行うことに決め、メレルもその交渉に立ち会うこととなった。アブザンが[[アブザン家/The Abzan Houses#祖先の霊の魔術|祖先の霊の使役]]をやめない限り戦い続けるというドロモカの話を聞いたダガタールは熟慮の末、すべての家族に通告を出すようメレルに命じた――[[アブザン家/The Abzan Houses#族樹/Kin tree|族樹/Kin tree]]を引き抜け、そして祖先の霊の使役は今後一切禁止とすると。メレルは慌てた、そんなことを言えば全家族が反発する、内戦すら起こりかねないと。だがそれがアブザンの未来のすべての民に対する責任を持つ、ダガタールが下した決断であった。

:ダガタールは最終的にドロモカと直接停戦交渉を行うことに決め、メレルもその交渉に立ち会うこととなった。アブザンが[[アブザン家/The Abzan Houses#祖先の霊の魔術|祖先の霊の使役]]をやめない限り戦い続けるというドロモカの話を聞いたダガタールは熟慮の末、すべての家族に通告を出すようメレルに命じた――[[アブザン家/The Abzan Houses#族樹/Kin tree|族樹/Kin tree]]を引き抜け、そして祖先の霊の使役は今後一切禁止とすると。メレルは慌てた、そんなことを言えば全家族が反発する、内戦すら起こりかねないと。だがそれがアブザンの未来のすべての民に対する責任を持つ、ダガタールが下した決断であった。

===モガイ/Mogai===

===モガイ/Mogai===

==N==

==N==

===首捻り/Neckwringer===

===首捻り/Neckwringer===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。男性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の首を素手で握り潰したことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の若年の戦士。男性。[[ズルゴ/Zurgo]]に率いられて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に侵攻し、[[ティムール境/The Temur Frontier]]の反撃を受けた際に、敵の首を素手で握り潰したことでズルゴにこの[[マルドゥ族/The Mardu Horde#戦名/War name|戦名/War name]]を与えられた。もっとも、これは無謀な戦によって大きな犠牲を出したズルゴが仲間の士気を高めるために行ったその場凌ぎの行動に過ぎず、直後にズルゴが[[カン/Khan]]を解任されたため、その後もこの名を名乗り続けているのかは不明である。

===ンガボ/Ngabo===

===ンガボ/Ngabo===

:'''ンガボ長老'''/''Elder Ngabo''

:'''ンガボ長老'''/''Elder Ngabo''

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]のジグミ村/Jigme Villageの村長。女性。踵まで届く長い白髪を固く編んでいる（掌編の挿絵として[[ジェスカイの長老/Jeskai Elder]]の{{Gatherer|id=386574}}が使用されており、容姿はそれに基づいたものだろう）。[[#ロッセ・タリング/Lotse Taring|ロッセ・タリング/Lotse Taring]]の裁判のために村にチェンサルの双子/The Chensal Twins（[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]と[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]）を招いたが、裁判の夜の宴の席で何者かに毒殺された。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]のジグミ村/Jigme Villageの村長。女性。踵まで届く長い白髪を固く編んでいる（掌編の挿絵として[[ジェスカイの長老/Jeskai Elder]]の{{Gatherer|id=386574}}が使用されており、容姿はそれに基づいたものだろう）。[[#ロッセ・タリング/Lotse Taring|ロッセ・タリング/Lotse Taring]]の裁判のために村にチェンサルの双子/The Chensal Twins（[[#ダール/Dar|ダール/Dar]]と[[#ケーラ/Kela|ケーラ/Kela]]）を招いたが、裁判の夜の宴の席で何者かに毒殺された。

===夜乗り/Nightrider===

===夜乗り/Nightrider===

===ニトゥラ/Nitula===

===ニトゥラ/Nitula===

:'''狩猟の統率者、ニトゥラ'''/''Nitula, the Hunt Caller''

:'''狩猟の統率者、ニトゥラ'''/''Nitula, the Hunt Caller''

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[ティムール境/The Temur Frontier#狩猟の統率者/Hunt Caller|狩猟の統率者/Hunt Caller]]。女性。3年前、2体の[[オーガ#ストーリー|オーガ]]の攻撃をただ独りで防いだことでこの称号を手にした。彼女はそれ以来、毎年その力を実証し続けている。直近の功績は、末子の世話をしながら巨大な[[カード名百科事典#剣歯虎|剣歯虎]]を倒したことである。彼女は狩りの季節の間中、その子供を背負い続けた。

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[ティムール境/The Temur Frontier#狩猟の統率者/Hunt Caller|狩猟の統率者/Hunt Caller]]。女性。3年前、2体の[[オーガ#ストーリー|オーガ]]の攻撃をただ独りで防いだことでこの称号を手にした。彼女はそれ以来、毎年その力を実証し続けている。直近の功績は、末子の世話をしながら巨大な[[カード名百科事典#剣歯虎|剣歯虎]]を倒したことである。彼女は狩りの季節の間中、その子供を背負い続けた。

==O==

==O==

===オーガン/Ogan===

===オーガン/Ogan===

:'''盾直しのオーガン'''/''Ogan Shieldmender''

:'''盾直しのオーガン'''/''Ogan Shieldmender''

===オレット/Oret===

===オレット/Oret===

:'''オレット'''/''Oret''（歴史改変前）

:'''オレット'''/''Oret''（歴史改変前）

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の商家の一つ、[[アナフェンザ/Anafenza]]の家の地図師。男性。アナフェンザの従兄で、彼女よりも10歳ほど年上。

:[[アブザン家/The Abzan Houses]]の商家の一つ、[[アナフェンザ/Anafenza]]の家の地図師。男性。アナフェンザの従兄で、彼女よりも10歳ほど年上。

:それから長い時が経ち、アナフェンザはアブザンの[[カン/Khan]]となった。オレットを含む氏族の全家族の長が、新たなカンと盟約を結ぶために[[アブザン家/The Abzan Houses#始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree|始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree]]に集合した。オレットは新たなカンの顔を――死んだはずのアナフェンザの顔を見て驚愕の表情に包まれた。彼は許しを請うた、僕は君の最後の家族じゃないかと。アナフェンザは聞き入れず、オレットと自らの血を炎の中に落とす[[アブザン家/The Abzan Houses#縁切り|縁切りの儀式]]を行い、彼をアブザンから追放することを宣言した。

:それから長い時が経ち、アナフェンザはアブザンの[[カン/Khan]]となった。オレットを含む氏族の全家族の長が、新たなカンと盟約を結ぶために[[アブザン家/The Abzan Houses#始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree|始まりの木の広場/The Plaza of the First Tree]]に集合した。オレットは新たなカンの顔を――死んだはずのアナフェンザの顔を見て驚愕の表情に包まれた。彼は許しを請うた、僕は君の最後の家族じゃないかと。アナフェンザは聞き入れず、オレットと自らの血を炎の中に落とす[[アブザン家/The Abzan Houses#縁切り|縁切りの儀式]]を行い、彼をアブザンから追放することを宣言した。

:'''オレット'''/''Oret''（歴史改変後）

:'''オレット'''/''Oret''（歴史改変後）

:要塞を[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の軍勢に破られ、アナフェンザとともに峡谷に逃げ込んだオレットは、アナフェンザから琥珀が人の魂を運ぶ物質であること、人々の魂がこの峡谷の[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|族樹/Kin tree]]に繋ぎ止められていることを聞かされた。2人はガヴァール・バーズィールの一団に追い詰められたが、アナフェンザはその場の族樹から祖先の霊を呼び出し、圧倒的な力で敵を滅ぼした。しかし彼らの[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#龍の役割|鱗王/Scalelord]]はすべてを見ていた。禁じられた[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]に手を染めた者は死あるのみ――アナフェンザは自らの運命を受け入れた。オレットは彼女を助けられないことを知り、処刑人の役目を自ら買って出た。彼はアナフェンザに「これは終わりではありません」と囁き、刃を振り下ろした。

:要塞を[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の軍勢に破られ、アナフェンザとともに峡谷に逃げ込んだオレットは、アナフェンザから琥珀が人の魂を運ぶ物質であること、人々の魂がこの峡谷の[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|族樹/Kin tree]]に繋ぎ止められていることを聞かされた。2人はガヴァール・バーズィールの一団に追い詰められたが、アナフェンザはその場の族樹から祖先の霊を呼び出し、圧倒的な力で敵を滅ぼした。しかし彼らの[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#龍の役割|鱗王/Scalelord]]はすべてを見ていた。禁じられた[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]に手を染めた者は死あるのみ――アナフェンザは自らの運命を受け入れた。オレットは彼女を助けられないことを知り、処刑人の役目を自ら買って出た。彼はアナフェンザに「これは終わりではありません」と囁き、刃を振り下ろした。

:生還したオレットは英雄として称えられ、司令官[[#ファイソ/Faiso|ファイソ/Faiso]]の地図師となった。彼は密かにあの峡谷を訪れ、その場に残された琥珀の欠片をかき集めた。そして何ヶ月もかけて氏族の地図から抹消しても実害のない樹を探し出し、その樹の周りに琥珀の欠片を並べ、幹にアナフェンザの名を刻んだ。彼にはこれが正しいやり方であるかどうか自信はなかったが、試みは成功した――アナフェンザの魂は樹に繋ぎ止められ、彼女は氏族とともに戦う[[スピリット|霊]]、「守護者/The Guardian」となった。

:生還したオレットは英雄として称えられ、司令官[[#ファイソ/Faiso|ファイソ/Faiso]]の地図師となった。彼は密かにあの峡谷を訪れ、その場に残された琥珀の欠片をかき集めた。そして何ヶ月もかけて氏族の地図から抹消しても実害のない樹を探し出し、その樹の周りに琥珀の欠片を並べ、幹にアナフェンザの名を刻んだ。彼にはこれが正しいやり方であるかどうか自信はなかったが、試みは成功した――アナフェンザの魂は樹に繋ぎ止められ、彼女は氏族とともに戦う[[スピリット|霊]]、「守護者/The Guardian」となった。

==Q==

==Q==

===クーアン/Quan===

===クーアン/Quan===

:約1280年前の[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の書記。男性。何時間も筆を止めずに書き続けることができるだけでなく、「歴史の記録とそれがもたらす知識は個人の命よりも大事である」というジェスカイの教えをよく理解しており、[[シュー・ユン/Shu Yun]]が最も信頼する書記となっている。

:約1280年前の[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の書記。男性。何時間も筆を止めずに書き続けることができるだけでなく、「歴史の記録とそれがもたらす知識は個人の命よりも大事である」というジェスカイの教えをよく理解しており、[[シュー・ユン/Shu Yun]]が最も信頼する書記となっている。

:5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談を主催したシュー・ユンは、彼にこの会談のすべてを記録するように命じた。クーアンはその言葉通り、[[ヤソヴァ/Yasova]]の語った真実、[[オジュタイ/Ojutai]]と[[シルムガル/Silumgar]]による会談の襲撃をすべて書き記した。その巻物は――[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#伝統|賢者眼の年報/Annals of the Sage Eye]]の最新の数章は――シュー・ユンの手で[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|ダルガー要塞/Dirgur Stronghold]]の地下深くの部屋に隠された。

:5[[氏族/Clan]]の[[カン/Khan]]による頂上会談を主催したシュー・ユンは、彼にこの会談のすべてを記録するように命じた。クーアンはその言葉通り、[[ヤソヴァ/Yasova]]の語った真実、[[オジュタイ/Ojutai]]と[[シルムガル/Silumgar]]による会談の襲撃をすべて書き記した。その巻物は――[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#伝統|賢者眼の年報/Annals of the Sage Eye]]の最新の数章は――シュー・ユンの手で[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|ダルガー要塞/Dirgur Stronghold]]の地下深くの部屋に隠された。

:シュー・ユンはオジュタイに訴えた。必要ならば私を含む龍殺しの印を持つ者全員の命を差し出そう、しかし氏族は助けてほしいと。オジュタイはその願いを聞き入れ、シュー・ユンを氷のブレスで殺した。個人の命は重要ではないと知っているクーアンも、近しい人物の死には感傷を覚えざるを得なかった。オジュタイはその場にいた書記、すなわちクーアンに対し、すべての記録から氏族の名と、カンという言葉を抹消するよう命じた。クーアンは表向きにはそれに従ったが、心の中では願っていた――シュー・ユンが隠した巻物が無事に保存されることを、そしていつの日か[[ナーセット/Narset|誰か]]がそれを見つけてくれることを。

:シュー・ユンはオジュタイに訴えた。必要ならば私を含む龍殺しの印を持つ者全員の命を差し出そう、しかし氏族は助けてほしいと。オジュタイはその願いを聞き入れ、シュー・ユンを氷のブレスで殺した。個人の命は重要ではないと知っているクーアンも、近しい人物の死には感傷を覚えざるを得なかった。オジュタイはその場にいた書記、すなわちクーアンに対し、すべての記録から氏族の名と、カンという言葉を抹消するよう命じた。クーアンは表向きにはそれに従ったが、心の中では願っていた――シュー・ユンが隠した巻物が無事に保存されることを、そしていつの日か[[ナーセット/Narset|誰か]]がそれを見つけてくれることを。

:*Quanは中国で姓として使われる「權（权）」や「全」の[[Wikipedia:ja:ピン音|ピンイン]]表記。[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]にも[[呉主 孫権/Sun Quan, Lord of Wu]]という[[カード]]が存在する（実在の人物に基づくカードであり、このキャラクターとは無関係）。

:*Quanは中国で姓として使われる「權（权）」や「全」の[[Wikipedia:ja:ピン音|ピンイン]]表記。[[マジック：ザ・ギャザリング|マジック]]にも[[呉主 孫権/Sun Quan, Lord of Wu]]という[[カード]]が存在する（実在の人物に基づくカードであり、このキャラクターとは無関係）。

==R==

==R==

===リザ/Riza===

===リザ/Riza===

===ルファズ/Rufaz===

===ルファズ/Rufaz===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leaderを務める[[オーク]]。女性。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]への復讐という真の目的を隠し、[[スーラク/Surrak]]への報復を名目に軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ろうとする[[ズルゴ/Zurgo]]に[[#ヴァルク/Varuk|ヴァルク/Varuk]]、[[#バーター/Batar|バーター/Batar]]とともに反対するが、ズルゴの決意は固く、聞き入れられることはなかった。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leaderを務める[[オーク]]。女性。[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]への復讐という真の目的を隠し、[[スーラク/Surrak]]への報復を名目に軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ろうとする[[ズルゴ/Zurgo]]に[[#ヴァルク/Varuk|ヴァルク/Varuk]]、[[#バーター/Batar|バーター/Batar]]とともに反対するが、ズルゴの決意は固く、聞き入れられることはなかった。

===ルシュカ/Rushka===

===ルシュカ/Rushka===

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[シャーマン|巫師]]。[[ウギン/Ugin]]を探しに[[タルキール/Tarkir]]を訪れた[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]と遭遇し、5人の戦士とともに彼を攻撃する。炎の魔術でソリンに傷を負わせたものの、彼に精神を乗っ取られて味方の団長に襲いかかり、そのまま団長に首を刎ねられて死亡した。

:[[ティムール境/The Temur Frontier]]の[[シャーマン|巫師]]。[[ウギン/Ugin]]を探しに[[タルキール/Tarkir]]を訪れた[[ソリン・マルコフ/Sorin Markov (ストーリー)|ソリン・マルコフ/Sorin Markov]]と遭遇し、5人の戦士とともに彼を攻撃する。炎の魔術でソリンに傷を負わせたものの、彼に精神を乗っ取られて味方の団長に襲いかかり、そのまま団長に首を刎ねられて死亡した。

==S==

==S==

:'''アタルカの狩人、サクタ'''/''Sakta, Atarka hunter''

:'''アタルカの狩人、サクタ'''/''Sakta, Atarka hunter''

:[[アタルカ氏族/The Atarka clan]]の狩人にして[[アタルカ氏族/The Atarka clan#巫師|巫師]]。[[人間]]の女性。まだ若い（思春期を脱したばかりである）が並外れた才能を持ち、精霊の力への感受性が最も高い者として[[アタルカ氏族/The Atarka clan#魔術|広がる囁き/The Wide Whisper]]の中心を務める。また、しばしば斥候長として[[スーラク/Surrak]]に助言を行う。

:[[アタルカ氏族/The Atarka clan]]の狩人にして[[アタルカ氏族/The Atarka clan#巫師|巫師]]。[[人間]]の女性。まだ若い（思春期を脱したばかりである）が並外れた才能を持ち、精霊の力への感受性が最も高い者として[[アタルカ氏族/The Atarka clan#魔術|広がる囁き/The Wide Whisper]]の中心を務める。また、しばしば斥候長として[[スーラク/Surrak]]に助言を行う。

===シェンスー/Shensu===

===シェンスー/Shensu===

:[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の乗り手。

:[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の乗り手。

:登場：[[水渦/Waterwhirl]]、[[破壊行為/Vandalize]]のフレイバー・テキスト

:登場：[[水渦/Waterwhirl]]、[[破壊行為/Vandalize]]のフレイバー・テキスト

===シンタン/Shintan===

===シンタン/Shintan===

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の[[カン/Khan]]、[[ナーセット/Narset]]専属の護衛。男性。彼の仕事はナーセットの身の安全を確保することだが、ナーセットが種々の儀式を「確実に」執り行えるようにするのもまた彼の役目である。

:[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の[[カン/Khan]]、[[ナーセット/Narset]]専属の護衛。男性。彼の仕事はナーセットの身の安全を確保することだが、ナーセットが種々の儀式を「確実に」執り行えるようにするのもまた彼の役目である。

:ある日ナーセットは、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|賢者眼の要塞/Sage-Eye Stronghold]]近くの[[カード名百科事典#東屋|東屋]]で一人で瞑想をすることになっていた。彼女は遠くから自分を監視するシンタンの目を欺くべく、即席の人形を組み立てて自分と同じ衣服を着せ、東屋を抜け出した。要塞の地下で[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#伝統|賢者眼の年報/Annals of the Sage Eye]]を読み耽った後、彼女が東屋に戻ると、そこには[[テイガム/Taigam]]に雇われた[[オーク]]の暗殺者たちと、彼らに捕らえられたシンタンの姿があった。彼女は物陰から飛び出してオークたちを攻撃し、シンタンも隙を突いて拘束を脱し、ナーセットとともにすべてのオークを倒した。シンタンはナーセットに告げた、貴女が瞑想の義務を怠っていたことを長老たちに報告しなくてはならないと。彼女は悪びれもせず返した、自分がここにいたなら、すでに頭に矢を受けて死んでいたであろうと。

:ある日ナーセットは、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#要塞|賢者眼の要塞/Sage-Eye Stronghold]]近くの[[カード名百科事典#東屋|東屋]]で一人で瞑想をすることになっていた。彼女は遠くから自分を監視するシンタンの目を欺くべく、即席の人形を組み立てて自分と同じ衣服を着せ、東屋を抜け出した。要塞の地下で[[ジェスカイ道/The Jeskai Way#伝統|賢者眼の年報/Annals of the Sage Eye]]を読み耽った後、彼女が東屋に戻ると、そこには[[テイガム/Taigam]]に雇われた[[オーク]]の暗殺者たちと、彼らに捕らえられたシンタンの姿があった。彼女は物陰から飛び出してオークたちを攻撃し、シンタンも隙を突いて拘束を脱し、ナーセットとともにすべてのオークを倒した。シンタンはナーセットに告げた、貴女が瞑想の義務を怠っていたことを長老たちに報告しなくてはならないと。彼女は悪びれもせず返した、自分がここにいたなら、すでに頭に矢を受けて死んでいたであろうと。

===シアラ/Siara===

===シアラ/Siara===

:'''龍口のシアラ'''/''Siara, the Dragon's Mouth''

:'''龍口のシアラ'''/''Siara, the Dragon's Mouth''

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の[[シルムガル氏族/The Silumgar clan#役割|龍語り/Dragonspeaker]]の長。[[人間]]の女性。[[シルムガル/Silumgar]]の布告と命令を人の言語に翻訳して宣言し、シルムガルの機嫌が悪いときには他者にそれを警告する。

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の[[シルムガル氏族/The Silumgar clan#役割|龍語り/Dragonspeaker]]の長。[[人間]]の女性。[[シルムガル/Silumgar]]の布告と命令を人の言語に翻訳して宣言し、シルムガルの機嫌が悪いときには他者にそれを警告する。

===ソエムス/Sohemus===

===ソエムス/Sohemus===

:約1280年前、[[氏族/Clan]]が[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に屈する以前から[[ドロモカ/Dromoka]]に仕えていた[[人間]]。男性。頭を丸めており、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の巡礼者の格好をしていることから、ジェスカイ出身であるものと思われる。[[ダガタール/Daghatar]]とドロモカの停戦交渉において、龍詞/Draconicの通訳を行った。

:約1280年前、[[氏族/Clan]]が[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に屈する以前から[[ドロモカ/Dromoka]]に仕えていた[[人間]]。男性。頭を丸めており、[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の巡礼者の格好をしていることから、ジェスカイ出身であるものと思われる。[[ダガタール/Daghatar]]とドロモカの停戦交渉において、龍詞/Draconicの通訳を行った。

==T==

==T==

===タクライ/Taklai===

===タクライ/Taklai===

:'''マルドゥの憤怒歌い、タクライ'''/''Taklai, Mardu ragesinger''（歴史改変前）

:'''マルドゥの憤怒歌い、タクライ'''/''Taklai, Mardu ragesinger''（歴史改変前）

===タラム/Taram===

===タラム/Taram===

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の兵士。[[人間]]の男性。ひどく痩せており、肌は日に焼けている。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]から[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]の真相を聞かされたが、禁じられた[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]の話に嫌悪感を露わにし、途中で席を立った。

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の兵士。[[人間]]の男性。ひどく痩せており、肌は日に焼けている。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#イェファ/Yeffa|イェファ/Yeffa]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]から[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]の真相を聞かされたが、禁じられた[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]の話に嫌悪感を露わにし、途中で席を立った。

==U==

==U==

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の[[マルドゥ族/The Mardu Horde#指揮官|軍族長/Hordechief]]。[[ガヴァール・バーズィール/Gvar Barzeel]]の遠い先祖に当たる。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の[[マルドゥ族/The Mardu Horde#指揮官|軍族長/Hordechief]]。[[ガヴァール・バーズィール/Gvar Barzeel]]の遠い先祖に当たる。

:*日本語訳は「バーズィール」と「バズィール」で表記揺れが生じているが、英語原文は同じ。

:*日本語訳は「バーズィール」と「バズィール」で表記揺れが生じているが、英語原文は同じ。

==V==

==V==

:'''マルドゥの戦士、ヴァラッシュ'''/''Vallash, Mardu warrior''

:'''マルドゥの戦士、ヴァラッシュ'''/''Vallash, Mardu warrior''

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。

:約1280年前の[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の戦士。

===ヴァルク/Varuk===

===ヴァルク/Varuk===

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leaderを務める老年の[[オーク]]。男性。冷静で賢く、[[ズルゴ/Zurgo]]に長年仕えており、彼の最も近しい助言者となっている。

:[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の翼の長/Wing leaderを務める老年の[[オーク]]。男性。冷静で賢く、[[ズルゴ/Zurgo]]に長年仕えており、彼の最も近しい助言者となっている。

:ある日[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]が[[ティムール境/The Temur Frontier]]の領内にいることを知ったズルゴは、彼に復讐すべく、軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ることを決意した。ヴァルクはズルゴを繰り返し諌めた。あの日ヴォルが見せた力は貴方よりも遥かに強く、マルドゥの馬は山道を歩くのには適しておらず、そして今やマルドゥの戦士のほとんどはヴォルへの復讐を求めているわけではないと。しかしズルゴの決意は固く、ヴァルクも最終的には折れざるを得なかった。  

:ある日[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)|サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]が[[ティムール境/The Temur Frontier]]の領内にいることを知ったズルゴは、彼に復讐すべく、軍を率いて[[カル・シスマ山脈/The Qal Sisma mountains]]に攻め入ることを決意した。ヴァルクはズルゴを繰り返し諌めた。あの日ヴォルが見せた力は貴方よりも遥かに強く、マルドゥの馬は山道を歩くのには適しておらず、そして今やマルドゥの戦士のほとんどはヴォルへの復讐を求めているわけではないと。しかしズルゴの決意は固く、ヴァルクも最終的には折れざるを得なかった。  

:地の利は明らかにティムール側にあり、最終的に彼らはティムールの奇襲を受けて多くの死者を出すこととなった。それでもなお進軍を続けようとするズルゴに、覚悟を決めたヴァルクが駆け寄り、言った。以前のマルドゥは貴方に仕えていたが、今の彼らは貴方を恐れているだけだ。それはすなわち、貴方は真の[[カン/Khan]]ではないということだと。そしてマルドゥの軍勢に私とともに帰りましょうと呼びかけ、軍勢は同意を示す喝采を上げた。彼は呆然と立ち尽くすズルゴを最後に一度だけ振り返った――その顔には一瞬自責の念のようなものが浮かんだが、次の瞬間にはそれは消え去り、彼は軍勢を率いて山を降りていった。

:地の利は明らかにティムール側にあり、最終的に彼らはティムールの奇襲を受けて多くの死者を出すこととなった。それでもなお進軍を続けようとするズルゴに、覚悟を決めたヴァルクが駆け寄り、言った。以前のマルドゥは貴方に仕えていたが、今の彼らは貴方を恐れているだけだ。それはすなわち、貴方は真の[[カン/Khan]]ではないということだと。そしてマルドゥの軍勢に私とともに帰りましょうと呼びかけ、軍勢は同意を示す喝采を上げた。彼は呆然と立ち尽くすズルゴを最後に一度だけ振り返った――その顔には一瞬自責の念のようなものが浮かんだが、次の瞬間にはそれは消え去り、彼は軍勢を率いて山を降りていった。

==X==

==X==

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の特別な[[ドラゴン#ストーリー|龍]]殺し。[[人間]]の女性。[[シルムガル/Silumgar]]は最も危険な敵たちを殺すために彼女を秘蔵している。彼女の技術がシルムガルを失望させたことはないが、彼は裏切りを恐れ、高官の一団に彼女を監視させている。  

:[[シルムガル氏族/The Silumgar clan]]の特別な[[ドラゴン#ストーリー|龍]]殺し。[[人間]]の女性。[[シルムガル/Silumgar]]は最も危険な敵たちを殺すために彼女を秘蔵している。彼女の技術がシルムガルを失望させたことはないが、彼は裏切りを恐れ、高官の一団に彼女を監視させている。  

:*無謬（むびゅう）とは、理論や判断に全く誤りがないこと。

:*無謬（むびゅう）とは、理論や判断に全く誤りがないこと。

==Y==

==Y==

===ヤーラ/Yala===

===ヤーラ/Yala===

:約1280年前の[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]の戦士。女性。がっしりとした体格。[[アブザン家/The Abzan Houses]]との国境付近の地域の出身であり、最近スゥルタイに征服されたばかりのアブザン領の民である可能性も示唆されている。

:約1280年前の[[スゥルタイ群/The Sultai Brood]]の戦士。女性。がっしりとした体格。[[アブザン家/The Abzan Houses]]との国境付近の地域の出身であり、最近スゥルタイに征服されたばかりのアブザン領の民である可能性も示唆されている。

:毒矢と槍を用いて1体の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]を倒す戦果を上げたが、[[カン/Khan]]である[[タシグル/Tasigur]]は伝令の報告に対して退屈を隠そうともせず、ヤーラに形ばかりの感謝の言葉を捧げただけであった。しかしその翌朝、タシグルの朝食に毒が盛られていたことが発覚する。怒り狂った彼は[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]に犯人の名を尋ねた。クーダルはタシグルに、裏切り者の名を教える代わりに、その者の命を奪わず自分に魂を食らわせるよう約束させた上で、ヤーラの名を告げた。

:毒矢と槍を用いて1体の[[ドラゴン#ストーリー|龍]]を倒す戦果を上げたが、[[カン/Khan]]である[[タシグル/Tasigur]]は伝令の報告に対して退屈を隠そうともせず、ヤーラに形ばかりの感謝の言葉を捧げただけであった。しかしその翌朝、タシグルの朝食に毒が盛られていたことが発覚する。怒り狂った彼は[[ラクシャーサ/Rakshasa]]の[[#クーダル/Khudal|クーダル/Khudal]]に犯人の名を尋ねた。クーダルはタシグルに、裏切り者の名を教える代わりに、その者の命を奪わず自分に魂を食らわせるよう約束させた上で、ヤーラの名を告げた。

:タシグルはヤーラを呼び出し、彼女に昨日の非礼を詫び、その英雄的行為に報いる「贈り物」を与えると言った。彼はヤーラに紹介した――[[ゾンビ#ストーリー|アンデッド]]と化した彼女の夫を。タシグルは彼女を鞭で打ちながらその罪を責めたが、彼女は誤解だと主張するばかりであった。タシグルは指先をヤーラの頭部に沈めてその記憶を読み、彼女の言う通り、彼女が毒を盛った事実などないことを知った。彼は怒りに任せてヤーラを殺した。クーダルは――毒を盛った真犯人は――タシグルが約束を反故にしたことを口実に、タシグルのもとを去った。

:タシグルはヤーラを呼び出し、彼女に昨日の非礼を詫び、その英雄的行為に報いる「贈り物」を与えると言った。彼はヤーラに紹介した――[[ゾンビ#ストーリー|アンデッド]]と化した彼女の夫を。タシグルは彼女を鞭で打ちながらその罪を責めたが、彼女は誤解だと主張するばかりであった。タシグルは指先をヤーラの頭部に沈めてその記憶を読み、彼女の言う通り、彼女が毒を盛った事実などないことを知った。彼は怒りに任せてヤーラを殺した。クーダルは――毒を盛った真犯人は――タシグルが約束を反故にしたことを口実に、タシグルのもとを去った。

===イェファ/Yeffa===

===イェファ/Yeffa===

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の兵士。女性。ふくよかな体格で話し上手。[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]に窮地を救われたことがあり、[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]が禁じられているにも関わらず、彼女の存在を好意的に受け止めている。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]からアナフェンザの霊の真相を聞かされた。

:[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan]]の兵士。女性。ふくよかな体格で話し上手。[[アナフェンザ/Anafenza]]の[[スピリット|霊]]に窮地を救われたことがあり、[[ドロモカ氏族/The Dromoka clan#祖先の霊の魔術|屍術]]が禁じられているにも関わらず、彼女の存在を好意的に受け止めている。ある夜、同じ野営地にいた[[#クルズ/Khurz|クルズ/Khurz]]、[[#アジャフ/Ajuf|アジャフ/Ajuf]]、[[#タラム/Taram|タラム/Taram]]とともに、旅人[[#オレット/Oret|オレット/Oret]]からアナフェンザの霊の真相を聞かされた。

===イェラン/Yeran===

===イェラン/Yeran===

:約1280年前の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の戦士。男性。まだ若く、髭はない。[[アタルカ/Atarka]]に定期的に食糧を捧げることで[[ドラゴン#ストーリー|龍]]とティムールの対立を解消しようと決めた[[ヤソヴァ/Yasova]]に対し、そのやり方に確信を持っているのかと尋ねた。ヤソヴァは答えた、このやり方が正しいのかどうかはわからないが、今までのやり方では我々が全滅することは確かだと。

:約1280年前の[[ティムール境/The Temur Frontier]]の戦士。男性。まだ若く、髭はない。[[アタルカ/Atarka]]に定期的に食糧を捧げることで[[ドラゴン#ストーリー|龍]]とティムールの対立を解消しようと決めた[[ヤソヴァ/Yasova]]に対し、そのやり方に確信を持っているのかと尋ねた。ヤソヴァは答えた、このやり方が正しいのかどうかはわからないが、今までのやり方では我々が全滅することは確かだと。

===イカロ/Yikaro===

===イカロ/Yikaro===

:'''ダルガーの守護者、ジアダ'''/''Zhiada, Dirgur protector''

:'''ダルガーの守護者、ジアダ'''/''Zhiada, Dirgur protector''

:[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan]]の[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan#重要地点|ダルガー聖域/Dirgur Sanctuary]]の戦士長。[[人間]]の女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に対してはお世辞を言うが、実際に信頼しているのは龍ではなく、自分自身と自ら教えを授けた者たちである。彼女がまだ下級の弟子だったとき、ダルガーの守備隊は隊商に偽装した[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の略奪隊に隙を突かれた。彼女自身はその略奪隊の長であった巨大な[[オーク]]を殺すことに成功したが、生き残った者たちがオジュタイ氏族の宝物を奪って逃走した。彼女は今、そのオークの歯に紐を通して首飾りとしている。ダルガーには彼女の指揮の下で厳重な警備体制が敷かれており、侵入者はもちろん、不審な他所者すらも厳しく扱われる。このことは商売の妨げになるとダルガーの職人たちは不平をこぼしているが、彼女は安全のための措置であると主張している。

:[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan]]の[[オジュタイ氏族/The Ojutai clan#重要地点|ダルガー聖域/Dirgur Sanctuary]]の戦士長。[[人間]]の女性。[[ドラゴン#ストーリー|龍]]に対してはお世辞を言うが、実際に信頼しているのは龍ではなく、自分自身と自ら教えを授けた者たちである。彼女がまだ下級の弟子だったとき、ダルガーの守備隊は隊商に偽装した[[コラガン氏族/The Kolaghan clan]]の略奪隊に隙を突かれた。彼女自身はその略奪隊の長であった巨大な[[オーク]]を殺すことに成功したが、生き残った者たちがオジュタイ氏族の宝物を奪って逃走した。彼女は今、そのオークの歯に紐を通して首飾りとしている。ダルガーには彼女の指揮の下で厳重な警備体制が敷かれており、侵入者はもちろん、不審な他所者すらも厳しく扱われる。このことは商売の妨げになるとダルガーの職人たちは不平をこぼしているが、彼女は安全のための措置であると主張している。

===ゾギャイ/Zogye===

===ゾギャイ/Zogye===