「ドロー」を編集中

=ドロー/Draw=

[[カード]]を引くこと。
[[ライブラリー]]の一番上のカードを[[手札]]に加えることをいう。

<!-- なお、「複数枚ドロー」はルール上には存在しない。 -->
複数枚のカードを引く[[呪文]]や[[能力]]を処理する場合には、「カードを1枚引く」処理を複数回行う。
「カードを引くたび」[[誘発]]する能力の場合、1枚ずつ誘発する事に注意。

*2005年2月のルール変更により、呪文や能力の[[CR:217.2f|プレイ]]中にカードを引く場合、プレイの完了まで引いたカードは[[裏向き]]であることになった。([[CR 217.2f]])
手札にあることには変わりがないので、プレイの完了前にこのカードを[[捨てる|コスト]]として[[捨てたり]]してもかまわない。
**このルールは「[[解決]]中」や「プレイ完了から解決時まで」ではなく「プレイ中」に関するルールなので勘違いしないように。
プレイ中にカードを引くという状況は[[彩色の宝球/Chromatic Sphere]]を[[起動]]した場合などごく限られた場合にしか発生しない。

*ライブラリーのカードが手札に移動する[[効果]]のすべてが、ドローであるわけではない。
ドローと扱われるのは、[[ルール・テキスト|ドロー・ステップ]]開始時のドロー、および[[テキスト]]に「引く」と書いてある効果だけである。
たとえば、[[闇の腹心/Dark Confidant]]の効果は「手札に加える」なので、「カードを引くたび」誘発する能力を誘発させない。

ドローは[[青]]の得意分野。[[キャントリップ]]程度ならどの[[色]]でもできるが、複数枚のドローはほとんどが青に存在する。
青は純粋なドローから、おびただしい量のドローまで、種類が豊富。
　　例：[[連絡/Tidings]]、[[発想の流れ/Flow of Ideas]]、[[精神の渦/Psychic Vortex]]

次点は[[緑]]で、その多くが何らかの形で[[クリーチャー]]と関連しており、また行動に誘発してカードを引くことができるものが多い。
　　例：[[よりよい品物/Greater Good]]、[[自然の復活/Nature's Resurgence]]、[[原始的刻印/Primitive Etchings]]

その次が[[黒]]で、ドロー効率は青以上なものの[[ライフ]]などの[[リソース]]と引き換えになる場合が多く、恒久的ドローで逆にデメリットになる場面もある。
リスクは高いがリターンも大きい。
　　例：[[ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena]]、[[夜の囁き/Night's Whisper]]

[[白]]のドローはほとんどないが、大抵は何らかの対価を要求する。
[[赤]]のドローは不確実な上に引く枚数も不安定。

<!-- ドローは青→緑→黒の順。Card of the Day 2006/07/26参照。 -->

強力なドローカードは[[禁止カード|禁止]]されてしまうことが多く、最近では弱体化ぎみ。

イメージは「ひらめき」や「考察」。

*[[ID|ゲーム]]や[[マッチ]]が[[引き分け]]になること、の意で使われることもある。英語では同じDraw。[[インテンショナル・ドロー]]とは、「合意の上での引き分け」をさす。

*[[スイスドロー]](Swiss Round)とは、[[マジック]]の[[トーナメント]]形式の一種のことで、上記のいずれとも無関係。

==参考==
*[[キャントリップ]]
*[[ドローエンジン]]
*[[用語集]]