「パララクス補充」を編集中

'''パララクス補充'''(''Parallax Replenish'')は、[[補充]][[デッキ]]の一種。[[ウルザ・ブロック]]＋[[マスクス・ブロック]]期の[[スタンダード]]で[[メタゲーム]]の中心にあった[[リアニメイト]]風の[[コンボデッキ]]。

[[補充/Replenish]]を[[キーカード]]とし、[[パララクスの波/Parallax Wave]]、[[パララクスの潮流/Parallax Tide]]などにより盤面を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]したうえで、[[オパール色の輝き/Opalescence]]により[[クリーチャー化]]した[[エンチャント]]で殴り勝つ。クリーチャー化したエンチャント達は[[回避能力]]を持っている訳ではないが、一斉に[[戦場に出る|戦場に戻ってくる]]パララクスの波によって[[ブロッカー]]を排除できるため問題ない。

[[調律/Attunement]]や[[大あわての捜索/Frantic Search]]は補充を探しつつ、[[ライブラリー]]を掘り進めて大量のエンチャントを[[墓地に置く]]ことができる。

前身である[[ROP]]との最大の違いは、パララクスの波をはじめとした強力な妨害[[能力]]を持つエンチャントの存在にある。単体でも[[対戦相手]]の勢いを大幅に殺ぎ、[[コンボ]]完成までの時間を稼ぐのに非常に有用な[[カード]]であるが、それ自身がエンチャントであるため、[[コンボパーツ]]も兼ねている。最悪コンボが完成しなくても、補充で容易に再利用が可能なため、さらに時間を稼ぐことができる。ほとんどのカードが複数の機能を持ち合わせており、この｢無駄のなさ｣が明暗を分けた最大の理由であろう。

*パララクス補充の呼び方は、[[パンデバースト]]などトーナメントで大きな実績を残す他の補充デッキが出現した後につけられた。当時の[[スタンダード]]の記事などでは、良く取り上げられる補充デッキはこれしかなかったので、ただ[[補充]]と呼ばれていた。

*ちなみにこのデッキは[[レア]]カードを山にしたようなデッキで、作るには[[札束|大変お金がかかる]]。2021年現在でも[[再録禁止カード]]である補充とオパール色の輝きの相場が高騰しているため、やはりお金がかかる。