「マナカーブ」を編集中
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− | '''マナカーブ'''(Mana Curve)とは、[[デッキ]]内の[[呪文]]を[[ | + | '''マナカーブ'''(Mana Curve)とは、[[デッキ]]内の[[呪文]]を[[点数で見たマナ・コスト]]別に並べ、それぞれに含まれる[[カード]]の枚数をグラフにしたときに描かれるカーブのこと。[[Jay Schneider]]が提唱した。 |
以下に例をあげる(*の数はカードの枚数を示す)。 | 以下に例をあげる(*の数はカードの枚数を示す)。 | ||
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==解説== | ==解説== | ||
マナカーブ理論は数学的確率に裏付けされたものである。例として[[リミテッド]]の[[シールド]]構築の場合を見てみよう。 | マナカーブ理論は数学的確率に裏付けされたものである。例として[[リミテッド]]の[[シールド]]構築の場合を見てみよう。 | ||
− | + | 一般的に標準とされている40枚デッキ土地17枚の構成を例とする。(簡素化のため[[ドロー]]や[[サーチ]]呪文は考慮しない) | |
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− | + | 先手プレイヤーが1ターン目に1マナを出せる確率は、初手7枚中に土地が1枚以上含まれていればいいので98.7%と非常に高い。 | |
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+ | 2ターン目に2マナを出せる確率は、初手7枚+[[ドロー]]1枚中に土地が2枚以上含まれている場合なので93.9%となる。 | ||
同様に3ターン目に3マナ出せる確率は84.5%、4ターン目に4マナ出せる確率は70.7%と目減りしていく。 | 同様に3ターン目に3マナ出せる確率は84.5%、4ターン目に4マナ出せる確率は70.7%と目減りしていく。 | ||
− | + | 6ターン目に(ドロー魔法などの補助無しに)しっかり6マナ出せる確率に至っては、38.8%しかない。6マナの呪文を高確率でプレイできるようになるのは10ターン目以降と大分遅くなる。 | |
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+ | このようにカードは[[マナコスト]]が重くになるにつれ、プレイできる確率は急激に落ち込んでいくのである。強力なカードだからといって重いカードの枚数を増やしすぎると、そのカードを手札に無駄に抱えたままゲームが終わってしまう。 | ||
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− | + | これを踏まえた場合、高確率でターンに沿ってプレイできる3マナのカードを頂点とした放物線上のマナカーブをえがく枚数配分にすることで、マナを効率良く使うことができるのである。 | |
==参考== | ==参考== | ||
*[http://blog.livedoor.jp/sideboard_online/archives/51118240.html 事故らないための五つの法則](MTG Sideboard Online 日本語版スレまとめ) | *[http://blog.livedoor.jp/sideboard_online/archives/51118240.html 事故らないための五つの法則](MTG Sideboard Online 日本語版スレまとめ) | ||
− | *[ | + | *[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20081231/index.html 浅原・小室の匣の中のマジック](マナ・カーブとゼロックスの解説記事) |
*[[スライ]](マナカーブ理論発祥のデッキ) | *[[スライ]](マナカーブ理論発祥のデッキ) | ||
*[[テンポ・アドバンテージ]] | *[[テンポ・アドバンテージ]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |