ミニオン
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ミニオン/Minionは、クリーチャー・タイプの1つ。しもべ・召使い・手下・下僕などを意味する。
初出はミラージュのショークーの下僕/Shauku's Minion。テンペスト・ブロックからオデッセイ・ブロックにかけて、ファイレクシア/Phyrexiaや陰謀団/The Cabalといった「悪」の陣営に属するクリーチャーの多くがこのタイプを持っていたほか、再録やクリーチャー・タイプ大再編などによっていくつかのクリーチャーもミニオンの仲間になった。しかしレギオンの触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableを最後に長らく新規カードが登場しない状況が続いた。そして2014年、Mark Rosewaterは自身の個人ブログにおいて「新しい製品でミニオンを扱うことは(残念ながら)ない」と発言した[1]。公式記事でもそれに触れており[2]、新たなミニオンの登場は絶望視されていたが、統率者2018に新たなミニオンである潜伏工作員、ザンチャ/Xantcha, Sleeper Agentが登場。新規カードとしてのミニオンの登場は実に15年ぶり。その後も統率者2019で新規カードが2枚追加されたことを見るに、前述の「ミニオン廃止」は撤廃された模様。
- 深淵の狩人/Abyssal Hunter、スークアタの暗殺者/Suq'Ata Assassin、センギアの従臣/Sengir Autocratの3枚は、再録やオラクル更新でミニオンになったのち、さらなる再録やオラクル更新によって現在ではミニオンでなくなっている。有名なミニオンである触れられざる者フェイジが2度に渡ってクリーチャー・タイプが変更された(ミニオンが失われたことは一度もないのだが)ことも手伝って、移り変わりが激しいタイプとしての印象が強い。
基本的に黒かそれを含む多色に存在する。例外は青単色の潮水の下僕/Tidewater Minionのみ。
ロードとして汚らわしき者バルソー/Balthor the Defiledがいる。
ミニオン・トークンを生成するカードにファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processorと冥府からの誕生/Infernal Genesisがある。
伝説のミニオンは統率者2019現在、6体存在する(「伝説の(Legendary)・ミニオン(Minion)」でWHISPER検索)。
[編集] 脚注
- ↑ Blogatog
- ↑ Unstable Scraps, Part 1/『Unstable』のスクラップ その1(Making Magic 2017年11月27日 Mark Rosewater著)