「モミール・ベーシック」を編集中
提供:MTG Wiki
あなたはログインしていません。あなたのIPアドレスはこの項目の履歴に記録されます。
取り消しが可能です。
これが意図した操作であるか、下に表示されている差分を確認し、取り消しを確定させるために、変更を保存してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行: | 1行: | ||
− | '''モミール・ベーシック'''/''Momir BASIC''とは、[[Magic Online]]認定[[フォーマット]]の1つ。[[Magic Online Vanguard]]の[[Momir Vig, Simic Visionary Avatar]]と | + | '''モミール・ベーシック'''/''Momir BASIC''とは、[[Magic Online]]認定[[フォーマット]]の1つ。[[Magic Online Vanguard]]の[[Momir Vig, Simic Visionary Avatar]]と[[基本土地]]のみが使用可能なフォーマット。 |
==概要== | ==概要== | ||
− | + | 要するにMomir Vigからランダムに出現するクリーチャー[[トークン]]のみで戦うわけで、その性質から、[[構築]]や[[リミテッド]]などに比べ、運の要素が極めて強い。 | |
+ | 今までMTGで生み出された数多のクリーチャーが夢の共演を果たすため、現実で再現するのが難しい、MOならではの遊び方と言える。 | ||
− | Momir | + | Momir Vigが使用可能になって以来、主にカジュアル・ルームでプレイされていた物が正式にサポートされた。 |
==構築ルール== | ==構築ルール== | ||
{{カードテキスト | {{カードテキスト | ||
− | |カード名= | + | |カード名=Momir Vig, Simic Visionary Avatar |
|タイプ=ヴァンガード | |タイプ=ヴァンガード | ||
|手札=+0 | |手札=+0 | ||
|ライフ=+4 | |ライフ=+4 | ||
− | |カードテキスト=(X), | + | |カードテキスト=(X),カードを1枚捨てる:点数で見たマナ・コストがXである、無作為に選ばれたクリーチャー・カード1枚のコピーであるトークンを1体戦場に出す。この能力は、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動でき、各ターンに1回しか起動できない。 |
|アーティスト=UDON (Chris Stevens) | |アーティスト=UDON (Chris Stevens) | ||
+ | |Gathererid=182271 | ||
|背景=legal | |背景=legal | ||
}} | }} | ||
− | *使用可能カードは | + | *使用可能カードは[[基本土地]]([[基本氷雪土地]]は使用不可)のみ。種類は問わないので、各基本土地12枚でも特定の基本土地60枚でもかまわない。 |
*[[デッキ]]は60枚の基本土地と[[Momir Vig, Simic Visionary Avatar]]のデッキでなくてはならない。 | *[[デッキ]]は60枚の基本土地と[[Momir Vig, Simic Visionary Avatar]]のデッキでなくてはならない。 | ||
22行: | 24行: | ||
運の要素が大きいのは言うまでもないが、それでも基本となる戦略は存在する。ただし、それら基本とされていることでも、決して正確な計算に基づいたものではなく、また新しいセットがサポートされるたびに変わっていくことに注意。また、諸説存在する。 | 運の要素が大きいのは言うまでもないが、それでも基本となる戦略は存在する。ただし、それら基本とされていることでも、決して正確な計算に基づいたものではなく、また新しいセットがサポートされるたびに変わっていくことに注意。また、諸説存在する。 | ||
− | ; | + | ;能力をX=1から起動しない |
− | :まず前提として、「土地の[[プレイ]]」「Momir | + | :まず前提として、「土地の[[プレイ]]」「Momir Vigの能力を起動」の両方を行えるのは、手札が2枚以上残っているのが条件である。当然、より大きなマナ域でその状態を保持したいが、そのためには序盤は土地のプレイのみを行い、手札の消費を抑える必要がある。つまりその間は一方的にクリーチャーを[[展開]]されるリスクを犯すことになり、その兼ね合いが[[プレイング]]の大半と言っても良い。特に8マナ域まではマナ域が上昇するに伴ってクリーチャーの質も飛躍的に上昇するため、8マナまではマナを伸ばしたいところである。 |
:*そのことから、[[マナ・クリーチャー]]や[[ハンド・アドバンテージ]]を得られるクリーチャーは有効性が高い。 | :*そのことから、[[マナ・クリーチャー]]や[[ハンド・アドバンテージ]]を得られるクリーチャーは有効性が高い。 | ||
:1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、[[カード]]消費を抑えてマナを伸ばす方が良いとされる(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。 | :1マナのクリーチャーに、盤面に大きな影響を与えるものは少ないため、[[カード]]消費を抑えてマナを伸ばす方が良いとされる(マナ・クリーチャーの確率は概ね低い)。 | ||
− | :* | + | :*参考までに1マナ域のクリーチャーがマナ・クリーチャーである確率はほぼ1/19(5%程度)。2マナ域も同程度である。3マナ域では2.6%程度。0マナ域は1/10で[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]が当たるが、他に有用なクリーチャーが皆無。 |
− | :* | + | :*基本的にはX=2から起動し始め、8マナ域までの連続起動を目指す。先手の場合はそのまま連続で起動し続けると7マナで止まってしまうので、8マナに伸ばすにはどこかでもう1つ起動しないマナ域が必要となる。比較的高確率かつ圧倒的な支配力を持つ[[伝説の]][[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth|エルドラージ・クリーチャー]]たちのマナ域に繋げるため、[[アゾリウスのギルド魔道士/Azorius Guildmage]]がいるX=2で起動した後はX=5程度まで手札を保持する手もあるが、9マナ域は8マナ域とクリーチャーの質がさほど変わらず、10マナ域はハズレも多いため、[[ダメージレース]]を犠牲にする程かどうかは微妙な所であり、最近はそのようなプレイングはあまり見かけなくなった。ただし8マナには悪名高い[[深海の生息者/Denizen of the Deep]]や、状況次第で自分が不利になるクリーチャーが何枚か存在しているため、特に有利な状況では8マナで起動せずに9マナ域までマナを伸ばすこともある。(9マナ域にはマナ・コストに見合わない「弱い」クリーチャーはいるが、深海の生息者のような「出たら自分が不利になる」クリーチャーは存在しない。) |
:**アゾリウスのギルド魔道士は出たら[[勝利]]と言えるカードではあるが、これが出る確率は0.1%未満のため、期待はしない方がよいだろう。 | :**アゾリウスのギルド魔道士は出たら[[勝利]]と言えるカードではあるが、これが出る確率は0.1%未満のため、期待はしない方がよいだろう。 | ||
− | + | ;[[基本土地]]は全種類投入 | |
− | + | :この[[フォーマット]]では一切呪文を[[唱える]]ことができないため、クリーチャーのサイズと能力だけで戦うことになる。 | |
− | + | :有用な[[起動型能力]]を持つクリーチャーは各色に存在するため、それぞれの色のマナを使えるようにしておく方が、戦場に出たクリーチャーが腐りにくい。 | |
− | : | + | |
− | :有用な[[起動型能力]] | + | |
:*[[パンプアップ]]持ちや[[火力]]持ちクリーチャーの有効活用のために、[[山/Mountain]]を多く入れる。[[沼/Swamp]]もやや多めに入れる。 | :*[[パンプアップ]]持ちや[[火力]]持ちクリーチャーの有効活用のために、[[山/Mountain]]を多く入れる。[[沼/Swamp]]もやや多めに入れる。 | ||
:**逆に[[土地渡り]]を考慮し、序盤は渡られやすい土地(主に沼/Swamp)を置かないプレイングが重要になる。 | :**逆に[[土地渡り]]を考慮し、序盤は渡られやすい土地(主に沼/Swamp)を置かないプレイングが重要になる。 | ||
− | :*[[島/Island]]も[[生息条件]]や[[バウンス]]に関わるカードが多いため比重は重く、逆に[[平地/Plains]]・[[森/Forest | + | :*[[島/Island]]も[[生息条件]]や[[バウンス]]に関わるカードが多いため比重は重く、逆に[[平地/Plains]]・[[森/Forest]]は起動型能力(必要マナが少ない)を使うことが少ないので数枚しか入れない事が多い。 |
− | :* | + | :*8マナ出る段階までに全ての基本土地を置いておくと、8マナ域に5種類存在する[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]の伝説の[[エルダー]]・[[ドラゴン]]達が全て維持できるようになる。しかし、[[水底のビヒモス/Benthic Behemoth]]や[[墨溜まりのリバイアサン/Inkwell Leviathan]]に島を渡られたり、[[隔離するタイタン/Sundering Titan]]で土地基盤を壊滅させられる可能性もある。 |
− | == | + | ==その他== |
強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即[[敗北]]あるいは大幅に不利になることも多い。 | 強烈なデメリットを持つなど、単純に使うようにデザインされていないクリーチャーを引き当てると、即[[敗北]]あるいは大幅に不利になることも多い。 | ||
52行: | 52行: | ||
|3||[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]]||次の自分の[[アップキープ]]に[[ライブラリー]]がすべて削られる。 | |3||[[田舎の破壊者/Countryside Crusher]]||次の自分の[[アップキープ]]に[[ライブラリー]]がすべて削られる。 | ||
|- | |- | ||
− | | rowspan=" | + | | rowspan="2" |4||[[錆の精霊/Rust Elemental]]||[[アーティファクト・クリーチャー]]を引き当てない限り毎[[ターン]]4[[ライフ]]ずつ削られ続け、自身は[[タップ]]。 |
|- | |- | ||
|[[真実を覆すもの/Inverter of Truth]]||ライブラリーがほぼすべて[[追放]]される。墓地に充分な枚数の[[基本土地]]があることは稀。 | |[[真実を覆すもの/Inverter of Truth]]||ライブラリーがほぼすべて[[追放]]される。墓地に充分な枚数の[[基本土地]]があることは稀。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
|- | |- | ||
| rowspan="4" |5||[[地ならし屋/Leveler]]||ライブラリーがすべて[[追放]]される。 | | rowspan="4" |5||[[地ならし屋/Leveler]]||ライブラリーがすべて[[追放]]される。 | ||
70行: | 64行: | ||
|[[アニマの賢者/Sages of the Anima]]||カードが[[引く|引け]]なくなる。 | |[[アニマの賢者/Sages of the Anima]]||カードが[[引く|引け]]なくなる。 | ||
|- | |- | ||
− | + | |6||[[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]||自分のパーマネントがこれだけになる。クリーチャーは[[状況起因処理]]で消滅。 | |
− | + | ||
− | + | ||
|- | |- | ||
|7||[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]||[[誘発型能力]]により即座にゲームに敗北する。 | |7||[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]||[[誘発型能力]]により即座にゲームに敗北する。 | ||
|- | |- | ||
− | + | |8||[[深海の生息者/Denizen of the Deep]]||自分の他のクリーチャーが状況起因処理で消滅。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
|} | |} | ||
− | + | 逆に、アゾリウスのギルド魔道士や[[根気強いハンター/Dogged Hunter]]のような、出たら勝利と言える程のクリーチャーもほとんどのマナ域に存在する。 | |
− | + | ||
− | + | また、[[戦乱のゼンディカー]]現在、X=13、X=14とX=17以上のクリーチャーは存在しない。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
==参考== | ==参考== |