モンク

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'''モンク'''/''Monk''は、僧侶的職業の中では珍しく、肉体と精神の両面を鍛えている武僧をあらわした[[クリーチャー・タイプ]]
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'''モンク'''/''Monk''[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。聖職者・僧侶のうち、身体的・精神的な修行で優れた能力を得た者。
  
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僧兵と訳されることも多いせいか、ごく一部を除いて皆[[神河ブロック]]に存在する。[[神河救済]]で登場した、[[反転]]して[[エンチャント]]になる[[反転カード]]の[[サイクル]]は、反転前はすべてモンクである。そのため各[[]]に存在するが、多くが[[]][[]]である。
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初出は[[神河ブロック]]。[[緑]]の[[人間]]の[[職業]]として登場し、[[神河救済]]では[[反転]]して[[エンチャント]]になる[[反転カード]]の[[サイクル]]が作られた。[[クリーチャー・タイプ #ローウィン時の大再編|クリーチャー・タイプ大再編]]では過去の名前にMonkを含むクリーチャー達もモンクのタイプを得た。[[アラーラの断片ブロック]]では[[バント/Bant]]の[[ロウクス/Rhox (ストーリー)|ロウクス/Rhox]]の職業として登場。[[タルキール覇王譚ブロック]]では[[ジェスカイ道/The Jeskai Way]]の主要職業タイプとして、仏僧タイプのモンクが再登場した。
  
また[[伝説のクリーチャー]]の比率が高い。反転後も含めると、モンク総数33種中、実に10体が伝説。
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[[5色]][[サイクル]]があるためすべての[[色]]に存在するが、[[黒]]のモンクはその1体([[上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant]])のみ。
  
*[[神河ブロック]]以外のモンクはだいたい英語名に「Monk」がついている。Monkがつかないモンクは[[疾風のデルヴィッシュ/Whirling Dervish]]と、[[クリーチャー化]]した際の[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]]のみである。それらは[[再録]]時や[[オラクル]]変更でモンクのクリーチャー・タイプを得ている。
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モンク・[[トークン]][[生成]]するカードに[[僧院の導師/Monastery Mentor]][[オジュタイの召喚/Ojutai's Summons]][[空智の教え/Skywise Teachings]]が存在する。
*コンピュータゲームなどでは格闘に長け僧侶呪文も使える、という描き方をされることもある。[[落葉の道三/Dosan the Falling Leaf]]などはまさにそのイメージである。
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*一方、同じ[[WotC]]社から発行されている「ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ(D&D)」のモンクは呪文を使えないが、モンクの道を極めることによって生物の限界を超え、魔法生物という超常的な存在となる。反転しエンチャントになるモンクは、欧米人が持つそのような神秘的なイメージを反映したものと考えられる。
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[[伝説の]]モンクは[[統率者2019]]現在16体存在する([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?supertype%5B%5D=legendary&subtype%5B%5D=Monk 「伝説の(Legendary)・モンク(Monk)」でWHISPER検索])。
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*モンクに変化するカードに[[ナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery]]と[[神話実現/Myth Realized]]がある。
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*原義はギリシャ語の「独りで生活する人」で、転じて現代では「俗世間を捨てて厳しい修行に励む僧侶」を指す。キリスト教の修道士の他、東洋宗教の修行者(仏僧や道教の道士など)にも使われる。
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**東洋では寺社が武術の道場を兼ねることがある(例えば中国の少林拳など)ことから、「武道を修めた聖職者」を指して使われることも。ここから派生し、コンピューターゲームなどでは「格闘に長け僧侶呪文も使える」という描き方をされることもある。[[落葉の道三/Dosan the Falling Leaf]]などはまさにそのイメージである。
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**一方、同じ[[WotC]]社から発行されている「[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]」のモンクは呪文を使えないが、モンクの道を極めることによって生物の限界を超え、魔法生物という超常的な存在となる。反転しエンチャントになる[[上位の狐、呪之尾/Rune-Tail, Kitsune Ascendant|反転カードサイクル]]のモンクは、欧米人が持つそのような神秘的なイメージを反映したものと考えられる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Monk|モンク(Monk)}}
 
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Monk|モンク(Monk)}}
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*{{WHISPER検索/カードテキスト|{Monk}|モンク(Monk)}}
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
 
*[[クリーチャー・タイプ解説]]
  
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|もんく]]
 
[[Category:クリーチャー・タイプ|もんく]]

2019年8月22日 (木) 03:21時点における版

モンク/Monkクリーチャー・タイプの1つ。聖職者・僧侶のうち、身体的・精神的な修行で優れた能力を得た者。


Dosan the Falling Leaf / 落葉の道三 (1)(緑)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)

プレイヤーは、自分のターンの間にしか呪文を唱えられない。

2/2


Rhox War Monk / ロウクスの戦修道士 (緑)(白)(青)
クリーチャー — サイ(Rhino) モンク(Monk)

絆魂

3/4


Monastery Swiftspear / 僧院の速槍 (赤)
クリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)

速攻
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)

1/2

初出は神河ブロック人間職業として登場し、神河救済では反転してエンチャントになる反転カードサイクルが作られた。クリーチャー・タイプ大再編では過去の名前にMonkを含むクリーチャー達もモンクのタイプを得た。アラーラの断片ブロックではバント/Bantロウクス/Rhoxの職業として登場。タルキール覇王譚ブロックではジェスカイ道/The Jeskai Wayの主要職業タイプとして、仏僧タイプのモンクが再登場した。

5色サイクルがあるためすべてのに存在するが、のモンクはその1体(上位の大峨、苦御/Kuon, Ogre Ascendant)のみ。

モンク・トークン生成するカードに僧院の導師/Monastery Mentorオジュタイの召喚/Ojutai's Summons空智の教え/Skywise Teachingsが存在する。

伝説のモンクは統率者2019現在16体存在する(「伝説の(Legendary)・モンク(Monk)」でWHISPER検索)。

  • モンクに変化するカードにナントゥーコの僧院/Nantuko Monastery神話実現/Myth Realizedがある。
  • 原義はギリシャ語の「独りで生活する人」で、転じて現代では「俗世間を捨てて厳しい修行に励む僧侶」を指す。キリスト教の修道士の他、東洋宗教の修行者(仏僧や道教の道士など)にも使われる。
    • 東洋では寺社が武術の道場を兼ねることがある(例えば中国の少林拳など)ことから、「武道を修めた聖職者」を指して使われることも。ここから派生し、コンピューターゲームなどでは「格闘に長け僧侶呪文も使える」という描き方をされることもある。落葉の道三/Dosan the Falling Leafなどはまさにそのイメージである。
    • 一方、同じWotC社から発行されている「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のモンクは呪文を使えないが、モンクの道を極めることによって生物の限界を超え、魔法生物という超常的な存在となる。反転しエンチャントになる反転カードサイクルのモンクは、欧米人が持つそのような神秘的なイメージを反映したものと考えられる。

参考

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