「ラヴニカ/Ravnica」を編集中
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==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
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===ギルドの都=== | ===ギルドの都=== | ||
10のギルドはかつて覇権争いの闘争を繰り広げていたが、(ラヴニカの暦で)一万年前に各ギルド間で総合協定([[ギルドパクト/Guildpact]])が締結されてからは冷戦状態となっている。また、数千年前から死者が亡霊となって街のあちらこちらに姿を現している(→[[幽霊街/Ghost Quarter#ストーリー]])。各ギルドの調査にもかかわらず、現在でもこの状態が続いている。 | 10のギルドはかつて覇権争いの闘争を繰り広げていたが、(ラヴニカの暦で)一万年前に各ギルド間で総合協定([[ギルドパクト/Guildpact]])が締結されてからは冷戦状態となっている。また、数千年前から死者が亡霊となって街のあちらこちらに姿を現している(→[[幽霊街/Ghost Quarter#ストーリー]])。各ギルドの調査にもかかわらず、現在でもこの状態が続いている。 | ||
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[[ラヴニカへの回帰ブロック]]の物語を経て[[ギルドパクト/Guildpact#ギルドパクトの体現者/Living Guildpact|ギルドパクト/Guildpact]]が復活し、ギルド同士の全面抗争は回避された。[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|調停者]]の日々の努力によって平穏が保たれているように見えるラヴニカであるが、しかし10のギルド以外にも[[ヴラスカ/Vraska|暗殺組織]]や[[クレンコ/Krenko|ギャング団]]、[[破砕団の兄弟/Shattergang Brothers#ストーリー|テロリスト]]などの活動も確認されており、騒乱の種は尽きない。 | [[ラヴニカへの回帰ブロック]]の物語を経て[[ギルドパクト/Guildpact#ギルドパクトの体現者/Living Guildpact|ギルドパクト/Guildpact]]が復活し、ギルド同士の全面抗争は回避された。[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|調停者]]の日々の努力によって平穏が保たれているように見えるラヴニカであるが、しかし10のギルド以外にも[[ヴラスカ/Vraska|暗殺組織]]や[[クレンコ/Krenko|ギャング団]]、[[破砕団の兄弟/Shattergang Brothers#ストーリー|テロリスト]]などの活動も確認されており、騒乱の種は尽きない。 | ||
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==生物・文化== | ==生物・文化== | ||
− | [[人間 | + | [[人間]]、[[エルフ]]、[[ゴブリン]]、[[ミノタウルス]]、[[巨人]]、[[ドライアド]]、[[オーガ]]、[[ヴィーアシーノ]]、[[象|ロクソドン]]、[[ケンタウルス]]、[[天使]]、[[デーモン]]、[[インプ]]、[[ヴィダルケン]]といった多種多様な種族が、他の次元では考えられないほど混在して暮らしている |
+ | 。彼らは都市での生活に順応しており、いずれも(少なくとも他次元の同種に比べれば)知能が高い。また異種間の混血児もしばしば生まれている。 | ||
また他の次元に比べて関わりのあるプレインズウォーカーが多いことも特徴である。[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]]などのこの次元出身の者だけでなく、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]や[[ダク・フェイデン/Dack Fayden (ストーリー)|ダク・フェイデン/Dack Fayden]]のように定住して活動拠点としている者、[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]のように高度な技術で作り出された[[アーティファクト]]を調達に来る者なども。また一方で[[ガラク/Garruk]]や[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]など、人工物だらけのこの次元を嫌っている者もいる。 | また他の次元に比べて関わりのあるプレインズウォーカーが多いことも特徴である。[[ラル・ザレック/Ral Zarek (ストーリー)|ラル・ザレック/Ral Zarek]]などのこの次元出身の者だけでなく、[[ジェイス・ベレレン/Jace Beleren (ストーリー)|ジェイス・ベレレン/Jace Beleren]]や[[ダク・フェイデン/Dack Fayden (ストーリー)|ダク・フェイデン/Dack Fayden]]のように定住して活動拠点としている者、[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]のように高度な技術で作り出された[[アーティファクト]]を調達に来る者なども。また一方で[[ガラク/Garruk]]や[[ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)|ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane]]など、人工物だらけのこの次元を嫌っている者もいる。 | ||
− | ;[[マーフォーク | + | ラヴニカ独自の[[クリーチャー]]として、[[ゼッペリド/Zeppelid]]や[[ネフィリム]]がいる。 |
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+ | ;[[マーフォーク]] | ||
:[[ラヴニカ・ブロック]]時点ではラヴニカに生息していないとされていた。[[ディセンション]]より後のこと、ラヴニカ都市の辺境にゾノットと呼ばれる事になる幾つかの陥没口が開いた。そこにはかつて都市に覆われてしまった古代の海が姿を現し、そこに隠れ住んでいたマーフォーク達はラヴニカの都市へ進出した。 | :[[ラヴニカ・ブロック]]時点ではラヴニカに生息していないとされていた。[[ディセンション]]より後のこと、ラヴニカ都市の辺境にゾノットと呼ばれる事になる幾つかの陥没口が開いた。そこにはかつて都市に覆われてしまった古代の海が姿を現し、そこに隠れ住んでいたマーフォーク達はラヴニカの都市へ進出した。 | ||
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==地理== | ==地理== | ||
ラヴニカもかつては自然に溢れた次元だったが、拡張を続ける都市によって自然は追いやられ、今では地表はほぼ完全に都市に覆われている。ラヴニカの住民にとって、[[平地]]は交差点や広場であり、[[島]]は街を流れる水路であり、[[沼]]は薄暗い地下都市や下水道であり、[[山]]は塔や鋳造所の煙突であり、[[森]]は街路樹や人工物に絡まる蔦である。 | ラヴニカもかつては自然に溢れた次元だったが、拡張を続ける都市によって自然は追いやられ、今では地表はほぼ完全に都市に覆われている。ラヴニカの住民にとって、[[平地]]は交差点や広場であり、[[島]]は街を流れる水路であり、[[沼]]は薄暗い地下都市や下水道であり、[[山]]は塔や鋳造所の煙突であり、[[森]]は街路樹や人工物に絡まる蔦である。 | ||
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[[ラヴニカへの回帰ブロック]]での主な舞台となり、地区中に張り巡らされていた[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]を巡り、10のギルドが互いに競い合った。 | [[ラヴニカへの回帰ブロック]]での主な舞台となり、地区中に張り巡らされていた[[暗黙の迷路/The Implicit Maze]]を巡り、10のギルドが互いに競い合った。 | ||
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[[ラヴニカの献身]]からのラヴニカ三部作に合わせて発売された[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]でラヴニカを舞台とするシナリオをプレイするマニュアルであるGuildmaster's Guide to Ravnicaでは、第10地区の全体図が設定されている<ref>[https://www.dndbeyond.com/posts/370-welcome-to-ravnica Welcome to Ravnica](ダンジョンズ&ドラゴンズコミュニティサイト「D&D Beyond」 2018年11月14日)</ref>。これらは[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Ravnica]]には反映されていないため、準公式と見るべきだろうが、これによれば第10地区は約70平方マイル(約112平方キロメートル)の面積を持ち、6つの管区に分かれている。 | [[ラヴニカの献身]]からのラヴニカ三部作に合わせて発売された[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]でラヴニカを舞台とするシナリオをプレイするマニュアルであるGuildmaster's Guide to Ravnicaでは、第10地区の全体図が設定されている<ref>[https://www.dndbeyond.com/posts/370-welcome-to-ravnica Welcome to Ravnica](ダンジョンズ&ドラゴンズコミュニティサイト「D&D Beyond」 2018年11月14日)</ref>。これらは[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Ravnica]]には反映されていないため、準公式と見るべきだろうが、これによれば第10地区は約70平方マイル(約112平方キロメートル)の面積を持ち、6つの管区に分かれている。 | ||
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;ウトヴァラ/Utvara | ;ウトヴァラ/Utvara | ||
:[[ギルドパクト]]のストーリーの舞台となったラヴニカの再開発地域。ラヴニカへの回帰の時代でも開発は進んでいないようだ。 | :[[ギルドパクト]]のストーリーの舞台となったラヴニカの再開発地域。ラヴニカへの回帰の時代でも開発は進んでいないようだ。 | ||
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==キャラクター== | ==キャラクター== | ||
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;ラヴニカの住人たち | ;ラヴニカの住人たち | ||
*[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の主要キャラクター | *[[アゾリウス評議会/The Azorius Senate]]の主要キャラクター | ||
− | **[[イスペリア/Isperia]] - | + | **[[イスペリア/Isperia]] - スフィンクスの女性。アゾリウス評議会のギルドマスター。 |
− | **[[アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV|アウグスティン四世/Augustin IV]] | + | **[[アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV|アウグスティン四世/Augustin IV]] |
− | **[[ラヴィニア/Lavinia]] | + | **[[ラヴィニア/Lavinia]] |
**[[フブルスプ/Fblthp]] | **[[フブルスプ/Fblthp]] | ||
**[[文飾衒才のブルバック/Bruvac the Grandiloquent#ストーリー|ブルバック/Bruvac]] | **[[文飾衒才のブルバック/Bruvac the Grandiloquent#ストーリー|ブルバック/Bruvac]] | ||
156行: | 127行: | ||
**[[ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch|イクサヴァ/Exava]] | **[[ラクドスの血魔女、イクサヴァ/Exava, Rakdos Blood Witch|イクサヴァ/Exava]] | ||
**[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]] | **[[虐殺少女/Massacre Girl (ストーリー)|虐殺少女/Massacre Girl]] | ||
− | **[[ジュディス/Judith]] | + | **[[ジュディス/Judith]] |
− | + | ||
**[[ジョーリ/Juri]] | **[[ジョーリ/Juri]] | ||
**[[ヒカラ/Hekara]] | **[[ヒカラ/Hekara]] | ||
177行: | 147行: | ||
*[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]の主要キャラクター | *[[オルゾフ組/The Orzhov Syndicate]]の主要キャラクター | ||
− | **[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]] | + | **[[テイサ・カルロフ/Teysa Karlov (ストーリー)|テイサ・カルロフ/Teysa Karlov]] |
**[[カルロフ/Karlov]] - 幽霊議員の1人。 | **[[カルロフ/Karlov]] - 幽霊議員の1人。 | ||
**[[トミク・ヴロナ/Tomik Vrona]] | **[[トミク・ヴロナ/Tomik Vrona]] | ||
208行: | 178行: | ||
**[[タージク/Tajic]] - 人間の男性。 | **[[タージク/Tajic]] - 人間の男性。 | ||
**[[ベル・ボルカ/Bell Borca]] | **[[ベル・ボルカ/Bell Borca]] | ||
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**[[Fonn Zunich|Fonn Zunich(フォン・ズニク)]] | **[[Fonn Zunich|Fonn Zunich(フォン・ズニク)]] | ||
**[[Myczil Zunich|Myczil Zunich(ミクジル・ズニク)]] | **[[Myczil Zunich|Myczil Zunich(ミクジル・ズニク)]] | ||
222行: | 191行: | ||
**[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist#ストーリー|ローニス/Lonis]] | **[[暗号動物学者、ローニス/Lonis, Cryptozoologist#ストーリー|ローニス/Lonis]] | ||
− | * | + | *ラヴニカ魔法探偵社/Ravnican Agency of Magicological Investigationsの主要キャラクター |
− | **[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]] | + | **[[アルキスト・プロフト/Alquist Proft]] |
**[[エズリム/Ezrim]] - [[執政官#ストーリー|アルコン]]の男性。探偵社の社長。 | **[[エズリム/Ezrim]] - [[執政官#ストーリー|アルコン]]の男性。探偵社の社長。 | ||
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*ギルドに属さない者達 | *ギルドに属さない者達 | ||
− | + | **[[クレンコ/Krenko]] | |
− | **[[クレンコ/Krenko]] | + | |
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**[[Myczil Savod Zunich|Myczil Savod Zunich(ミクジル・サヴォド・ズニク)]] | **[[Myczil Savod Zunich|Myczil Savod Zunich(ミクジル・サヴォド・ズニク)]] | ||
**[[ラット/Rat]] | **[[ラット/Rat]] | ||
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**[[自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald|イェヴァ/Yeva]] | **[[自然の伝令、イェヴァ/Yeva, Nature's Herald|イェヴァ/Yeva]] | ||
+ | **[[トロヤン/Troyan]] - ヴィダルケンの男性。元は何らかのギルドに属していたが、[[領界路/Omenpath]]で[[エルドレイン/Eldraine]]へと去った。 | ||
その他 | その他 | ||
257行: | 220行: | ||
*[[灯争大戦]] | *[[灯争大戦]] | ||
− | * | + | *[[マジック・オリジン]]など、いくつかの[[基本セット]] |
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− | + | ||
==登場カード== | ==登場カード== | ||
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*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-march-of-the-machine Planeswalker's Guide to March of the Machine: The Phyrexian Invasion of the Multiverse]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036877/ プレインズウォーカーのための『機械兵団の進軍』案内:ファイレクシアによる多元宇宙侵略]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月11日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/planeswalkers-guide-to-march-of-the-machine Planeswalker's Guide to March of the Machine: The Phyrexian Invasion of the Multiverse]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036877/ プレインズウォーカーのための『機械兵団の進軍』案内:ファイレクシアによる多元宇宙侵略]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月11日) | ||
*[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legendary-team-ups-of-march-of-the-machine The Legendary Team-Ups of March of the Machine]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036859/ 『機械兵団の進軍』の伝説のチームたち]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月13日) | *[https://magic.wizards.com/en/news/feature/the-legendary-team-ups-of-march-of-the-machine The Legendary Team-Ups of March of the Machine]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0036859/ 『機械兵団の進軍』の伝説のチームたち]([[Daily MTG]] [[2023年]]4月13日) | ||
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==脚注== | ==脚注== | ||
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*[[次元一覧]] | *[[次元一覧]] | ||
*[[背景世界/ストーリー用語]] | *[[背景世界/ストーリー用語]] | ||
+ | *[[ラヴニカ・ブロック]] | ||
+ | *[[ラヴニカへの回帰ブロック]] |