ローテーション

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#1の制度に従って、その[[フォーマット]]で今まで使えた[[ブロック (総称)|ブロック]]が使えなくなること。→[[落ちる]]
 
#1の制度に従って、その[[フォーマット]]で今まで使えた[[ブロック (総称)|ブロック]]が使えなくなること。→[[落ちる]]
  
[[エターナル]]([[ヴィンテージ]]、[[レガシー]])、[[モダン]]にはローテーションはない。2013年10月にエクステンデッドが廃止されたため、現在は事実上スタンダード専用のルールである。
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==解説==
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スタンダード(とスタンダードのカードプールを用いた[[ブロール]]、[[Magic: The Gathering Arena]]専用フォーマットの[[アルケミー]])以外のフォーマットにはローテーションはなく、それらのフォーマット専用の制度である。
  
秋に発売されるブロックの第1セットが登場するごとにローテーションし、そのとき古いブロックが2つ(2016年以前は1つ)落ちる。
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秋に発売される大型エキスパンションが登場するごとにローテーションし、そのとき古い1年分のエキスパンション([[2015年]]以前は1ブロック、[[2017年]]以降は4セット(2ブロック))が落ちる。
  
*たとえば、[[ゼンディカー]]が発売された[[2009年]]10月の場合、スタンダードでは2007年から2008年に発売した[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]が、エクステンデッドは2002年から2003年に発売した[[オンスロート・ブロック]]が落ちた。
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*たとえば、[[ゼンディカー]]が発売された[[2009年]]10月の場合、スタンダードでは[[2007年]]から[[2008年]]に発売した[[ローウィン=シャドウムーア・ブロック]]が、エクステンデッドは[[2002年]]から[[2003年]]に発売した[[オンスロート・ブロック]]が落ちた。
*基本セットはその発売日が含まれる期間に発売されたブロックと同時に落ちる。そのため基本セット発売から次期エキスパンションの間の約2ヶ月間は、基本セットが2つ使える時期が存在していた。
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*[[基本セット2010]]以降の基本セットと、[[ウェルカム・デッキ]]限定[[カード]]など一部のスタンダード使用可能扱いに指定されるカードは、発売(リリース)翌年秋に発売されるエキスパンションが発売された同時にスタンダードから落ちる。
**これは[[基本セット2010]]からの改定で、[[第10版]]までは基本セットがトーナメントリーガルとなると同時に、前の基本セットがローテーションで落とされていた。
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**そのため基本セット発売から次のエキスパンションの発売までの約2~3ヶ月間は、基本セットが2つ使える時期が存在している。
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**[[第10版]]までは基本セットが[[リーガル|トーナメントリーガル]]となると同時に、前の基本セットがローテーションで落とされていた。
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*かつては[[エクステンデッド]]もローテーションが存在するフォーマットだったが、[[2013年]]10月にフォーマット自体が廃止された。
  
 
==例外的なローテーション==
 
==例外的なローテーション==
*2006年7月21日に発売された[[コールドスナップ]]は、ローテーションにおいては[[時のらせんブロック]]の一部と見なされる。
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*[[2006年]]7月21日に発売された[[コールドスナップ]]は、ローテーションにおいては[[時のらせんブロック]]の一部と見なされる。
 
**なお、エクステンデッドはフォーマットのルール変更により、時のらせんブロックより先にエクステンデッドから落ちた。スタンダードから落ちたのは同時である。
 
**なお、エクステンデッドはフォーマットのルール変更により、時のらせんブロックより先にエクステンデッドから落ちた。スタンダードから落ちたのは同時である。
*2007年10月~2008年10月のシーズンは、[[ローウィン・ブロック]] と[[シャドウムーア・ブロック]]の2つのブロックが発売されるが、ローテーションにおいてはこの2つで1つの大きなブロックと見なされる。
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*[[2007年]]10月~[[2008年]]10月のシーズンは、[[ローウィン・ブロック]] と[[シャドウムーア・ブロック]]の2つのブロックが発売されるが、ローテーションにおいてはこの2つで1つの大きなブロックと見なされる。
*2015年のブロック構造変更とスタンダードのルールの変更に伴い、2016年では、例外的なローテーションが2度発生する。([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 参考1])([http://mtg-jp.com/publicity/0017853/ 参考2])
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*[[2015年]]のブロック構造変更とスタンダードのルールの変更に伴い、2016年では、例外的なローテーションが2度発生する。([http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0011148/ 参考1])([http://mtg-jp.com/publicity/0017853/ 参考2])
**[[タルキール覇王譚ブロック]]の1・2番目[[エキスパンション]][[タルキール覇王譚]]と[[運命再編]]は、2016年4月8日にスタンダードから落ちる。
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**[[タルキール覇王譚]][[運命再編]]は同一のブロック扱いとなり、[[2016年]]4月8日にスタンダードから落ちる。
**タルキール覇王譚ブロックの3番目[[エキスパンション]][[タルキール龍紀伝]]と基本セット[[マジック・オリジン]]は、2016年9月30日にスタンダードから落ちる。
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**[[タルキール龍紀伝]][[マジック・オリジン]]は同一のブロック扱いとなり、2016年9月30日にスタンダードから落ちる。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[トーナメント用語]]
 
*[[トーナメント用語]]

2022年7月27日 (水) 09:43時点における版

ローテーション/Rotationとは、

  1. スタンダード(かつてはエクステンデッドも)において、使えるカードセットが定期的に入れ替わる制度。
  2. 1の制度に従って、そのフォーマットで今まで使えたブロックが使えなくなること。→落ちる

解説

スタンダード(とスタンダードのカードプールを用いたブロールMagic: The Gathering Arena専用フォーマットのアルケミー)以外のフォーマットにはローテーションはなく、それらのフォーマット専用の制度である。

秋に発売される大型エキスパンションが登場するごとにローテーションし、そのとき古い1年分のエキスパンション(2015年以前は1ブロック、2017年以降は4セット(2ブロック))が落ちる。

例外的なローテーション

参考

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