信仰無き物あさり/Faithless Looting

提供:MTG Wiki

2019年8月27日 (火) 04:28時点におけるAE (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


くなってフラッシュバックの付いた入念な研究/Careful Study。赤単色手札交換で「すべて捨てる」でも「無作為に捨てる」でもなく、選んで捨てられるものはこれが初。

マナ・コスト、フラッシュバック・コストともに軽く墓地利用デッキではかなり強力。このカード自身が墓地に落とされても機能するのも嬉しい。

また1枚でライブラリーを4枚も掘り下げられるカードはそれだけで赤には貴重。カード・アドバンテージを失うため無条件で採用できるわけではないが、コンボデッキなどキーカードの比重が大きいデッキであれば、墓地依存でなくとも採用を検討できる。

スタンダードおよびイニストラード・ブロック構築では、赤を含むリアニメイトデッキFrites人間リアニメイトなど)で活躍した。

モダンでも、ドレッジホロウ・ワンブリッジ・ヴァイン青赤フェニックスマルドゥ・パイロマンサーなど、様々な墓地利用デッキで活躍し続けた。

2019年8月30日(Magic Onlineでは8月26日)より、モダン禁止カードに指定される[1]。事実上の「信仰無き物あさりデッキ」である墓地利用デッキが長期にわたって活躍し、メインデッキから墓地対策を採用させるなど、メタゲームに悪影響を及ぼしていることが問題視された。

開発秘話

このカードはThe Great Designer Search 2で得られたアイディアが元になっている。1次予選における「能力1つをあるから他の色に移すとしたら何がよいか」という問題に対し、「カードの濾過/card filtering・ルーター能力/looting(カードを引き、カードを捨てること)をから赤に移す」という回答が複数寄せられた[3]

開発部はこのアイディアを気に入り、青からルーター能力を取り除くことはしないが、赤に追加することを決定した。後に赤のルーター能力は「捨ててから引く」ようになったが、このカードは青と同じ「引いてから捨てる」ものとして世に出ることになった[4]

脚注

  1. August 26, 2019 Banned and Restricted Announcement/2019年8月26日 禁止制限告知
  2. Faithless Looting(Arcana 2011年11月22日 Monty Ashley著)
  3. Essay What/論述問題Making Magic 2010年11月8日 Mark Rosewater著)
  4. Dark Shadows, Part 1/暗き影 その1(Making Magic 2012年1月23日 Mark Rosewater著)

参考

QR Code.gif