単体強化

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単体強化とは、強化の中でも、1体のみに影響を与えるものを指す俗語。対義語は全体強化


Giant Growth / 巨大化 (緑)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+3/+3の修整を受ける。



Unholy Strength / 邪悪なる力 (黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+2/+1の修整を受ける。


巨大化/Giant Growthのような一時的だが軽いインスタントのものは、コンバット・トリックとして構築フォーマットリミテッド共に活躍する。ほか、オーラ+1/+1カウンターのような形で永続的に強化するものも。

は特に条件なく+3/+3以上の大きな修整を与える。は通常は+2/+2が限度だが能力も付与される、もしくは大きな修整を与えるが自軍の平地やクリーチャーの数を数えるかブロック・クリーチャーのみ。も小規模な修整と能力の付与。パワーへの修整値が大きい、という形で差別化されている[1]

  • 基本的に対象を必要とする。そのため、被覆を持つクリーチャーは「単体強化で補助できない」という欠点があった。またオーラはカード・アドバンテージを失いやすい。呪禁の登場以降その手のジレンマは解消している。オーラは質の向上もあって、構築フォーマットでも活躍する機会が多くなった。
  • 「クリーチャー1体を強化」という点ではパンプアップ装備品も性質は近いが、それらはあまり単体強化とは呼ばない。
  • 「複数の対象を取る」という、単体強化と全体強化の中間のような強化のことも、あまり単体強化とは呼ばない。ただし文脈によっては単体強化を「対象を取る強化」という意味で用いることがあるため、そのときはそれも含まれていると考えるべきであろう。
  • 単体強化で一気に押し切るデッキの例としてヘイトレッド感染などが存在する。

単体強化カードのリスト

参考

  1. MECHANICAL COLOR PIE 2021 CHANGES/メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点Making Magic 2021年10月18日 Mark Rosewater著)
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