天使

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天使/Angelは、種族にあたるクリーチャー・タイプの1つ。



初出はリミテッド・エディションセラの天使/Serra Angelクリーチャー・タイプ大再編では、天使の従者/Angelic Page霊体の先達/Karmic Guideなどが天使らしいクリーチャーにも天使のクリーチャー・タイプが与えられた。象徴的クリーチャーとして扱われており、フレイバー的な理由が無い限り登場する機会は多い。アヴァシンの帰還では天使がテーマとして取り上げられ、天使や天使に関連したカードが多数登場した。カルドハイムではシュタルンハイム/Starnheim白黒)の主要種族に選ばれた。

基本的に白とそれを含む多色クリーチャーだが、を除く他の単色無色アーティファクト・クリーチャーにも少数存在する。数少ない4色クリーチャーを擁するタイプでもある。

現在では、まばゆい天使/Blinding Angelなどの一部の例外を除いて、天使は3/3以上の大型飛行を持つと決められているらしい[1]。また、天使の多くは稀少度レア以上である。

天使である、もしくは天使でないことを参照するカードは、天使がテーマの一つであるアヴァシンの帰還カルドハイムのカードを中心に複数存在する。アヴァシンの帰還とカルドハイム以外のカードでは巨大なるカーリア/Kaalia of the Vast光輪狩り/Halo Hunter大天使アヴァシン/Archangel Avacyn消えゆく光、ブルーナ/Bruna, the Fading Light黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer翼の司教/Bishop of Wings天頂の探求者、カーリア/Kaalia, Zenith Seekerエメリアの呼び声/Emeria's Callなどが存在する。

天使を含むトークン生成するカードは複数存在し、少数の例外を除き、飛行を持つ白の4/4のトークンを生成する。(→トークン一覧

伝説の天使はイニストラード:真夜中の狩り現在40枚存在する(「伝説の(Legendary)・天使(Angel)」でWHISPER検索)が、大天使アヴァシンの第2面である浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier合体カードである悪夢の声、ブリセラ/Brisela, Voice of Nightmaresを含めると42種類存在することになる。

ストーリー

マジックにおける天使は純粋な白マナの体現であり、善の具象化であり守護者でもある。背中に大きな翼を持ち、その多くが剣や重厚な鎧で武装した成人女性というほぼ共通の外見を持つ。ドミナリア/Dominariaをはじめとして数多くの次元/Planeで目にすることができる。セラの領土の天使アクローマ/Akromaアヴァシン/Avacynなどプレインズウォーカー/Planeswalkerや強大な魔道士によって造りだされた者達もいる。時には高潔な理想を失った堕天使/Fallen Angelも現れるが、単なる悪とは異なりかつての崇拝者に刃を向けるという性質がある。

ゼンディカー/Zendikar
The Blinding Haloと呼ばれる目隠しのように顔の位置まで下りた光輪が特徴(イラスト)。エルドラージ覚醒時のコラム[3]ではこの特徴はエルドラージ/Eldraziの干渉によって天使達に付けられた枷であり、エルドラージの暴虐から天使達の目を隠す目的があるとされた。The Art of Magic: the Gathering Zendikarでは、封印後の1回目のエルドラージの復活を防げなかった天使達が戒めとして自ら課したものとされており、ゼンディカーの夜明け時点でもこちらの設定となっている[4]
カラデシュ/Kaladesh
4本の腕、赤みがかった皮膚の色、人工的な印象の服飾が特徴(イラスト)。純粋な白マナの体現であり完全な存在であることから、カラデシュの天使は霊気/Aetherの循環から切り離された存在と見做されている。カラデシュの天使は崇拝されているわけではなく、吉兆の象徴というべき立ち位置にある。

脚注

  1. Angels in the Outfield(Latest Developments 2004年6月25日 Aaron Forsythe著)
  2. Are Angel Wizard going to be the trend in the...Blogatog 2020年8月27日 Mark Rosewater著)
  3. The Defiance of Angels(Savor the Flavor 2010年4月14日 Doug Beyer著)
  4. 『ゼンディカーの夜明け』の伝説たち(2020年9月15日 Ari Zirulnik著)

参考

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