太陽の指輪/Sol Ring

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2022年5月13日 (金) 17:22時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
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Sol Ring / 太陽の指輪 (1)
アーティファクト

(T):(◇)(◇)を加える。


マジックの黎明期に存在した、強大な力を持つマナ・アーティファクト

1ターン目から出すことができ、無色マナ2点を何のリスクもなしに生み出すことができるので、様々なデッキで重宝する。

黎明期に存在する凶悪なマナ・アーティファクトの中でも、特に強力な一枚。序盤のマナ加速の爆発力としてはBlack Lotusに、色マナ供給の安定化にはMoxにそれぞれ劣るものの、中盤以降のマナ基盤の安定化においてはそれらに勝るとも劣らない力を発揮する。Zvi Mowshowitzは自身のコラム「The Top 50 Artifacts of All Time」でMoxより上位の2位に挙げた上で「このカードパワー9でないのはレアでなくアンコモンだから」と(半ば冗談で)解説している。

何のペナルティもないこんなパワーカードが容認されるわけもなく、パワー9と共に早々に制限されることになる。

1994年1月25日より、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。タイプ1.5では制定当初から禁止カードで、2004年9月20日よりタイプ1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定されている。

その他

イラスト

  • 統率者に収録された当時はリミテッド・エディション版イラストとFrom the Vault:Relics版イラストしか存在しなかったため、これらが指輪サイズであるという解釈ならば「太陽の指輪」という訳は特に問題のないものだった。しかし、後に宝捕り/Treasure Nabberイラストに登場したFrom the Vault:Relics版イラストが指輪と言うには無理のある大きさであることが発覚したり、マジックフェスト版イラストでは更に巨大かつ不定形な炎の輪として描かれたり、Secret Lair Drop Series: Black is Magic版イラストでは完全に首飾りとして描かれていたりと、「指輪」という訳はかなり違和感のあるものになってしまった。こればかりは仕方のないことではあるが、「太陽の輪」のような解釈に余地のある訳のほうが適切だったと言えよう。

参考

  1. The Sol of Commander(Daily MTG 2019年7月30日)
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