奸謀/Conspiracy

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自軍のクリーチャー・タイプを根こそぎ書き換えるコンボエンチャント戦場クリーチャーだけでなく、ライブラリー墓地といった領域カードスタック上の呪文まで効果が及ぶ。

元は傭兵レベルリクルート能力と組み合わせるためにデザインされたカード。今ではオンスロート・ブロックローウィン・ブロッククリーチャー・タイプを参照するカードと組み合わせることができ、用途が増えたと言える。

やや重いがコンボ専用カードとしてのポテンシャルは持っており、様々な面白いコンボを作れる。例えば、ウルザの保育器/Urza's Incubatorと並べると2マナ以下のアーティファクト・クリーチャーコスト0で唱えることができる。

  • あなたオーナーである戦場に出ていないクリーチャー・カード」と書いてあるが、現在のルールでは能力中に「カード」と書いてあった場合はパーマネントや呪文は含まないので、「戦場に出ていない」の部分は蛇足となっている。
    • かつてはパーマネントや呪文もカードに含まれていたので、あなたがオーナーであるクリーチャー・カードを対戦相手コントロールしている場合も、その呪文は「あなたがオーナーである戦場に出ていないクリーチャー・カード」であるためスタック上で奸謀の効果を受けていた。現在はこの場合も効果を受けない。
  • これはクリーチャー・タイプを上書きし、元々持っていたそれを失わせる。
  • 静寂の捕縛/Bound in Silenceなどの部族カードはクリーチャー・タイプを持つが、クリーチャーではないため影響を受けない。
  • 同名の特殊セットが存在する。(→コンスピラシー
  • プレイテストの時点で、傭兵がレベルに比べて弱いことが分かっていたのでそれを支援するために作られたカード。そのため、本来「クリーチャー・タイプの変更」は青のカラーパイであるが、これは黒になった。黒なのにクリーチャー・タイプが変更されてしまう理由は、(黒らしい)陰謀のせいとされた。Mark Rosewaterはこれを「メカニズムを無理やりフレイバーで正当化しようとするのは、労力を惜しんだみっともないデザインでしかない」と振り返っている。(参考)

関連カード

選んだクリーチャー・タイプを与えるカードとして、のちに以下の亜種が作られている。

これらは奸謀とは違い元のクリーチャー・タイプを残すため、効果としては上記のSeshiro the Anointed Avatarに近い。

参考

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