崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolis

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[[アラーラの断片]]で登場した[[多色地形]]で、[[グリクシス]]カラーの1枚。いわゆる[[タップインデュアルランド]][[上位互換]]
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[[アラーラの断片]]で登場した[[3色土地]][[タップイントライランド]][[グリクシス/Grixis]][[青黒赤]])版。
  
[[タップイン]]という制約がついているが、それを差し引いても何のペナルティも無しに
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[[構築]]では、[[残酷コントロール]][[スワンアサルト]]など、色の合う[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]で用いられた。
3色の[[マナ]]を生み出せる能力は破格。公式サイトでのアラーラの断片プレビューでも、レビュアー達から
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感嘆の声が上がったほど。多くの[[フォーマット]]で使っていける性能である。
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タップ状態で場に出るため、比較的スピードの遅い[[コントロールデッキ]]などと相性がよいが、逆に1ターン目、2ターン目の動きを
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重要視する[[ビートダウン]]系の[[デッキ]]にはタップインがブレーキとなってしまうため、そのままでは入れ辛い。
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そのため[[青マナ]]がらみの[[土地]]は他のものより若干有用性が高い。
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*これほど有用な土地が[[アンコモン]]というのはお財布に嬉しい限り。
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*地味に、今まで無かった[[対抗色]]のタップインデュアルランドでもある。このカードで言うと[[青]]と[[赤]]。
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*グリクシスのカードはイラストがグロテスクなものが多いが、[http://ww2.wizards.com/gatherer/CardDetails.aspx?set=Shards%20of%20Alara&name=Crumbling%20Necropolis&ver=0 このカードのイラスト]はその中でも最たるものの1つ。無残に食い散らかされたり吊るされて拷問死したような死体が放置された廃墟が描かれている。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/アラーラの断片の3色土地}}
 
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{{サイクル/タルキール覇王譚の3色土地}}
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==ストーリー==
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===[[アラーラ/Alara]]===
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'''崩れゆく死滅都市'''/''Crumbling Necropolis''は、[[アラーラ/Alara]]は[[グリクシス/Grixis]]のアンデッドの街である'''死滅都市'''/''Necropolis''を[[カード]]化したもの。その多くは古代の[[ヴィティア/Vithia]]帝国の廃墟が元になっているようだ。このカードの[[アラーラの断片]]版{{Gatherer|id=187191}}には無残に食い散らかされた死体や吊るされて拷問死したような死体が放置された廃墟が描かれている。
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{{フレイバーテキスト|「セドラクシスの廃墟は、かつてはヴィティアの輝かしき首都だったそうだ。 今では荒廃した、生けるものが避けるべき場所だ。」|ジョフィックの騎兵、オルコット}}
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'''男爵'''/''Baron''と呼ばれる死滅都市の統治者は、リッチや[[デーモン|悪魔]]の王(demon lords)が大半であるが、生者の[[屍術師/Necromancer]]が治めている場合もある。男爵同士は互いに争い合うことで、領地の拡大や資源の確保を図っている。
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代表的な死滅都市
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*[[ケデレクト/Kederekt]]
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*[[セドラクシス/Sedraxis]]
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*[[アンクス/Unx]]
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===[[イクサラン/Ixalan]]===
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[[Explorers of Ixalan]]版{{Gatherer|id=439387}}では、かつては[[鉄面連合/The Brazen Coalition]]の[[海賊]]船だったと思しき難破船の残骸が描かれている。
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{{フレイバーテキスト|It's said the spirits of the drowned dead hang their lights from the shattered figureheads.}}
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/1729 壁紙] ([[WotC]])
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*[https://magic.wizards.com/ja/node/653476 壁紙] ([[WotC]])
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[アンコモン]]
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2021年2月13日 (土) 23:12時点における最新版


Crumbling Necropolis / 崩れゆく死滅都市
土地

崩れゆく死滅都市はタップ状態で戦場に出る。
(T):(青)か(黒)か(赤)を加える。


アラーラの断片で登場した3色土地タップイントライランドグリクシス/Grixis青黒赤)版。

構築では、残酷コントロールスワンアサルトなど、色の合うコントロールデッキで用いられた。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

アラーラの断片の、各断片/Shardに存在する3タップイントライランドサイクル

タルキール覇王譚の、各氏族/Clanに存在する3タップイントライランドサイクル

[編集] ストーリー

[編集] アラーラ/Alara

崩れゆく死滅都市/Crumbling Necropolisは、アラーラ/Alaraグリクシス/Grixisのアンデッドの街である死滅都市/Necropolisカード化したもの。その多くは古代のヴィティア/Vithia帝国の廃墟が元になっているようだ。このカードのアラーラの断片イラストには無残に食い散らかされた死体や吊るされて拷問死したような死体が放置された廃墟が描かれている。

「セドラクシスの廃墟は、かつてはヴィティアの輝かしき首都だったそうだ。 今では荒廃した、生けるものが避けるべき場所だ。」
ジョフィックの騎兵、オルコット

男爵/Baronと呼ばれる死滅都市の統治者は、リッチや悪魔の王(demon lords)が大半であるが、生者の屍術師/Necromancerが治めている場合もある。男爵同士は互いに争い合うことで、領地の拡大や資源の確保を図っている。

代表的な死滅都市

[編集] イクサラン/Ixalan

Explorers of Ixalanイラストでは、かつては鉄面連合/The Brazen Coalition海賊船だったと思しき難破船の残骸が描かれている。

It's said the spirits of the drowned dead hang their lights from the shattered figureheads.

[編集] 参考

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