戦乱のゼンディカー・ブロック

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(スタンダードのローテーション変更による影響)
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==スタンダードのローテーション変更による影響==
 
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2度にわたる[[スタンダード]]の[[ローテーション]]変更により、スタンダードで使用できる期間や共存するセットの内容に大きく影響を受けたブロックである。
 
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このブロック登場時のスタンダードはそれまでの基本セット+2ブロックの方式に従い、[[タルキール覇王譚ブロック]]+[[マジック・オリジン]]+戦乱のゼンディカー・ブロックであったが、[[2016年]]は従来と異なり1ブロック(2セット)半年ごとのローテーションが導入されていた。
 
このブロック登場時のスタンダードはそれまでの基本セット+2ブロックの方式に従い、[[タルキール覇王譚ブロック]]+[[マジック・オリジン]]+戦乱のゼンディカー・ブロックであったが、[[2016年]]は従来と異なり1ブロック(2セット)半年ごとのローテーションが導入されていた。
 
そのため2016年の春には「[[タルキール龍紀伝]]+マジック・オリジン」+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック、秋には戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+[[カラデシュ・ブロック]]となり、共存するセットが短いスパンで大きく変化している。
 
そのため2016年の春には「[[タルキール龍紀伝]]+マジック・オリジン」+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック、秋には戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+[[カラデシュ・ブロック]]となり、共存するセットが短いスパンで大きく変化している。
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このブロックも[[2017年]]春にスタンダード落ちする予定であったが、2016年10月の発表で「2017年以降は2ブロック(4セット)1年ごとにローテーションする」とさらに変更されたため、このブロックの使用可能期間は2017年秋まで延長され、予定されていなかった[[アモンケット・ブロック]]との共存も実現した。
 
このブロックも[[2017年]]春にスタンダード落ちする予定であったが、2016年10月の発表で「2017年以降は2ブロック(4セット)1年ごとにローテーションする」とさらに変更されたため、このブロックの使用可能期間は2017年秋まで延長され、予定されていなかった[[アモンケット・ブロック]]との共存も実現した。
  

2016年10月21日 (金) 16:11時点における版

戦乱のゼンディカー・ブロック/Battle for Zendikar block戦乱のゼンディカーゲートウォッチの誓いの2つのセットからなるブロック

セット名 略号 発売日 セット枚数 製品情報(WotC) カードリスト(Wisdom Guild)
戦乱のゼンディカー/Battle for Zendikar BFZ 2015年10月2日 274枚 製品情報 カードリスト
ゲートウォッチの誓い/Oath of the Gatewatch OGW 2016年1月22日 184枚 製品情報 カードリスト

目次

概要

ゼンディカー・ブロックの続編。次元/Planeを越えた捕食者エルドラージ/Eldrazi覚醒した後のゼンディカー/Zendikarを舞台とする。

このブロックから2セット1ブロックでの構成になる。スタンダードでこれ以降のブロックは2ブロックごとにローテーションし、このブロックはイニストラードを覆う影ブロックと同時にスタンダード落ちする。

新たなマナ・シンボルとして無色マナ・シンボルが登場。新たなキーワード能力として覚醒嚥下欠色怒濤が登場。新たなキーワード処理として支援が登場。新たな能力語として結集収斂盟友が登場し、上陸が再登場した。

スタンダードのローテーション変更による影響

2度にわたるスタンダードローテーション変更により、スタンダードで使用できる期間や共存するセットの内容に大きく影響を受けたブロックである。

このブロック登場時のスタンダードはそれまでの基本セット+2ブロックの方式に従い、タルキール覇王譚ブロックマジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロックであったが、2016年は従来と異なり1ブロック(2セット)半年ごとのローテーションが導入されていた。 そのため2016年の春には「タルキール龍紀伝+マジック・オリジン」+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック、秋には戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック+カラデシュ・ブロックとなり、共存するセットが短いスパンで大きく変化している。

このブロックも2017年春にスタンダード落ちする予定であったが、2016年10月の発表で「2017年以降は2ブロック(4セット)1年ごとにローテーションする」とさらに変更されたため、このブロックの使用可能期間は2017年秋まで延長され、予定されていなかったアモンケット・ブロックとの共存も実現した。

その他

  • 発売後のローテーション変更によりスタンダードでの使用可能期間が延長されたのは、1997年当時のアイスエイジ・ブロック以来である。
  • ゼンディカー・ブロックは、土地に焦点を当て冒険要素を描いたゼンディカーワールドウェイクと、巨大クリーチャー無色に焦点を当てエルドラージとの戦いを描いたエルドラージ覚醒で、大きくテーマの異なるブロックであった。特に人気が高いのは前者の2セットだったが、この戦乱のゼンディカー・ブロックは最終セットである後者の続編として描かれており、前者の要素を大きく切り捨てている。Mark Rosewaterは、自身のコラムでこれを「後知恵で考えれば、相当の誤り」「世界を再訪するときは、その世界を最初に訪れた時にプレイヤーが愛したそのものへ戻るべし」と述べている(参考/翻訳)。次のイニストラードを覆う影ブロックはこの反省から、ホラー要素の強いブロック前半を再訪している。

Zendikar Expeditions

戦乱のゼンディカー・ブロックのブースターパックには、特殊な土地カードが封入されている場合がある。これらはフルアート仕様のプレミアム・カードであり、言語は英語版しか存在しないがどの言語のパックにも封入されている。

これらのカードは独自のエキスパンション・シンボルを持ち、戦乱のゼンディカー・ブロックのセットの一部としては扱われない。よって構築では同名のカードが許可されているフォーマットのみで使用できる。リミテッドではカードプールに組み込むことができる。

収録カードの内容など、詳細はZendikar Expeditionsの項を参照。

関連ページ

参考

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