擬似除去

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

擬似除去(Pseudo-removal / Quasi-removal)とは、戦場から恒久的に墓地追放領域へ移す以外の方法によってパーマネントを無力化する呪文能力、その効果や処理のこと。


Pacifism / 平和な心 (1)(白)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーでは攻撃もブロックもできない。



Dungeon Geists / 地下牢の霊 (2)(青)(青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)

飛行
地下牢の霊が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そのクリーチャーは、あなたが地下牢の霊をコントロールし続けているかぎり、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

3/3

主に以下のものが擬似除去として挙げられる。

限られた方法でしか再利用できなくする破壊や追放とは違い、効果の期間切れ、擬似除去の原因の対処、バウンスからの再展開などによって再利用できるようになるため、擬似除去はそうでない除去より不確実なものとされる。戦場に残すタイプの場合、格闘搭乗生け贄に捧げるためのコストなど、各種リソースとして利用する余地を残してしまうという危険も残る。これらのことから、除去としての性能は破壊や追放といった直接的な手段に劣りがち。

しかし一方で、タイム・デストラクションや、ライブラリーの一番下戻すことによる墓地利用の阻止、リアニメイトデッキに対するバウンス破壊不能に対する平和な心/Pacifismなど、場合によっては破壊などより効果的に働くことも少なくないため、一概に劣化版とは言い切れない。また、同じ効果の除去よりも不確実な分、コスト軽い場合が多いので、テンポを重視する場合や速攻デッキ対策として有効。それらの利点を買われてトーナメントシーンで使われる場面もままある(例:送還/Unsummon平和な心/Pacifismなど)。

参考

QR Code.gif