機械仕掛け

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

機械仕掛け/Clockworkとは、ホームランド以前のいくつかのセット、およびミラディン、そして時のらせんで登場したアーティファクト・クリーチャー9種のことである。

目次

解説

古いもの(#第一世代)は+1/+0カウンター、新しいもの(#第二世代)は+1/+1カウンターをいくつか置かれた状態で戦場に出て攻撃ブロックするたび、戦闘終了時にカウンターが1つ取り除かれる。また、中には自分で再びカウンターを置き直す能力を持つものもいる。イメージ的にはぜんまいを巻きなおす感じ。

第一世代

リミテッド・エディション機械仕掛けの獣/Clockwork Beastが初出でホームランドまでの全4種類(→#第一世代のカード)。以下の共通点がある。

  1. いくつかの+1/+0カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
  2. 戦闘に参加すると、その戦闘終了時に+1/+0カウンターを1個失う。
    • 違う種類のカウンター(例えば+1/+1カウンター)にはこの制限は適用されない。
  3. コントローラーアップキープに失ったカウンターを補充する起動型能力を持つ(上限あり)。
    • 起動型能力のXを上限数よりも大きくして起動できる。ただし、どんなに大きくしても、カウンターは上限までしか置かれない。
    • 起動型能力では+1/+0カウンターの上限が決められているが、他の効果で置かれる+1/+0カウンターや違う種類のカウンターにはこの制限は適用されない。
      • 魔力の導管/Power Conduitなどで+1/+0カウンターを+1/+1カウンターに交換すれば無制限に置け、戦闘で取り除かれることも無い。

機能変更

カウンターを取り除くタイミング
機械仕掛けの第一世代はユーザーの意見を取り入れて、カウンターを取り除くタイミングが変更された経緯がある。
リバイズドまでの獣とアンティキティーの鳥は、「攻撃もしくはブロックに参加した時点で+1/+0カウンターが取り除かれる」ようになっていた。しかし、非常に多くのユーザーが戦闘終了時にカウンターを取り除いて遊んでいたことを受けて、WotCはリバイズド発売後にカウンターを取り除くタイミングを戦闘終了時にするプレイを推奨。そして第4版再録時には、機械仕掛けの獣と鳥はテキストが書き換えられ、現在のようにカウンターを戦闘終了時に取り除くようになった。
カウンターの上限
置ける+1/+0カウンターの上限は、以前は常在型能力で制限されていたが、後に自身の起動型能力によってカウンターを置く際の制限へと変更された(機械仕掛けの獣は2007年9月のMasters Edition時、駿馬とSwarmは同年10月、鳥は2008年4月にオラクル改正)。

第二世代

ミラディンで4種、時のらせんで1種が登場している(→#第二世代のカード)。共通点は以下の通り。

  1. いくつかの+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
  2. 戦闘に参加すると、その戦闘終了時に+1/+1カウンターを1個失う。
    • 違う種類のカウンター(例えば第一世代の+1/+0カウンター)にはこの制限は適用されない。
    • 機械仕掛けのハイドラ/Clockwork Hydraはタイミングが異なり、戦闘に参加した時点に取り除くが、任意の対象に1点ダメージを与えられるメリットがある。
  3. +1/+1カウンターを補充する起動型能力を持っているものもいる(第一世代のように全てではない)。

カード一覧

第一世代のカード

ホームランド以前に登場したカード(以下、登場順)。

第二世代のカード

ミラディン時のらせんに登場したカード(以下、登場・稀少度順)。

参考

QR Code.gif