死が触れぬ者、リリアナ/Liliana, Untouched by Death

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基本セット2019で登場したリリアナ忠誠度能力墓地肥やし&条件付きドレインゾンビの総数に等しいマイナス修整、墓地のゾンビ唱えることの許可。

+1能力
自身のライブラリーを3枚削り、その中にゾンビ・カードがあれば各対戦相手から2点ライフロス、自身は2点のライフ回復
-3能力の下準備をすると共に他の墓地利用カードの支援を行い、対戦相手のライフを攻められる能力。回復量はささやかだが、あるとないとでは安心感が違う。
  • ライフ回復量は2点で固定。失わせたライフの総量ではない。また2枚以上ゾンビ・カードがあってもライフロスは2点ずつ。
-2能力
ゾンビの数を参照するマイナス修整。戦場に直接干渉でき、リリアナ自身を守るのにも役立つ能力。
然るべきデッキならこれを出すまでにゾンビを2体前後は並べられるので、邪魔なシステムクリーチャーを撃ち落とす分には十分な性能。破壊不能持ちを対処できるのは勿論、+1能力を一度も起動せず連打できるのも強みではある。
ただし大型クリーチャーを倒すにはかなりの数を並べなければならず、全体除去等でゾンビを減らされてしまうと力を発揮できないなど欠点も多い。
-3能力
墓地にいるゾンビの復活が可能になる、リリアナのゾンビ使いとしての側面が色濃く現れた能力。
実質的に墓地にあるゾンビが一時的に手札に戻るようなもので、大きなアドバンテージに繋がり得る。コントロールにとってはかなり嫌らしい能力といえる。
ただし直接戦場に戻すのではなくコスト支払う必要があるため、これを出して即起動しても大した効果は望めない。また蘇ったゾンビに速攻を与えるわけでもなく、即座に勝利に繋がらないのも欠点。
軽いゾンビを多めに採用して一度に大量に唱えられるようにする、あるいは多少重めでも十分に強力なゾンビを用意しておくなど、十全に活かすためにはデッキ構築の段階で工夫が必要になる。

過去のリリアナと比べ全ての能力がゾンビに依存しており、実質的にゾンビデッキ専用のプレインズウォーカーとなっている。活躍できるかはカードプールにどれだけ有用なゾンビが存在するかに依る。幸い、同セットには墓地の司令官/Graveyard Marshal死の男爵/Death Baronといった強力なゾンビが収録されているため、ポテンシャルは十分高い。

登場時点のスタンダードでは、アモンケット・ブロック呪われた者の王/Lord of the Accursedリリアナの支配/Liliana's Masteryと共にゾンビデッキで採用されている。

リミテッド種族デッキが作れるかはブースターパック次第であり、安定した強さを発揮しにくい。仮にゾンビが1枚も取れていない場合は完全に置物になってしまうため採用は厳禁、適当なクリーチャーを入れた方がいくらかマシだろう。一応コモンに3枚のゾンビが存在するため、を選べば少なくとも1~2枚は拾えるかもしれない。それらを-3能力で再利用できれば御の字といったところ。

関連カード

サイクル

基本セット2019プレインズウォーカーサイクル

1枚ずつの他、多色両面カード覚醒の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Arisenが存在している。

ストーリー

詳細はリリアナ・ヴェス/Liliana Vess (ストーリー)を参照。

参考

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