「激情の薬瓶砕き/Vial Smasher the Fierce」を編集中

[[統率者2016]]の[[伝説の]][[ゴブリン]]。各[[ターン]]の最初に[[唱える|唱えた]][[呪文]]に[[マナ総量]]参照の[[ダメージ]]を付与する、[[共闘]]持ち[[クリーチャー]]。

[[統率者戦]]のような[[多人数戦]]では、ダメージの飛ぶ先が[[無作為に|ランダム]]なのが少々惜しい。しかしリスクも[[コスト]]も無く追加のアクションがとれるのはかなり強力で、自ターンに[[重い]][[カード]]で大ダメージを与えるもよし、各相手ターンに[[軽い]]カードでじわじわ削るもよしの好カードといえる。[[クリーチャー]]としての性能は低くはないがは高くもなく、[[除去耐性]]もないので、[[装備品]]や[[打ち消す|打ち消し]]、[[手札破壊]]などでカバーしよう。

このカードの真価が発揮されるのは、[[2人対戦]]の[[エターナル]][[環境]]である。対戦相手が1人なため無作為性がなくなり、[[ピッチスペル]]など、マナ総量が高く[[代替コスト]]や[[コスト減少カード|コスト減少]]が可能なカードが多いため、打ち消しを無視する優秀なダメージソースとなる。自分と相手のターンの双方でダメージを与えられればさらに効果的なので、[[意志の力/Force of Will]]や[[火炎破/Fireblast]]などの[[インスタント]]を多用する[[青黒赤]]系の[[Delver-Go]]デッキに、採用されることもある。

*この能力は[[対象]]を取らないため、[[対戦相手]]が[[コントロール]]する[[神聖の力線/Leyline of Sanctity]]などの影響を受けない。

*手順としては、まず無作為に対戦相手を選ぶ。その後、その対戦相手かその対戦相手のコントロールする[[プレインズウォーカー]]1体にダメージを与えるかを選ぶ。

**[[2018年]]4月の[[ドミナリア]]発売に伴う[[総合ルール]]変更・[[オラクル]]更新の影響で「対象を取らずに[[プレイヤー]]にダメージを与える」[[効果]]のほとんどがプレインズウォーカーへダメージを与えられなくなったが、このカードのみかつてと同じ挙動を保っている。