災いの歌姫、ジュディス/Judith, the Scourge Diva

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2019年3月4日 (月) 00:48時点におけるHrmn (トーク | 投稿記録)による版
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自分クリーチャーに関する2種の能力を内蔵した伝説の人間シャーマン

能動的な全体強化死亡をトリガーとする受動的な誘発型能力が噛み合っており、この強化を受けたクリーチャーが攻撃してきた場合、対戦相手からすればそのまま通して大ダメージを受けるか、ブロックして後半の能力を誘発させるか、といった2択を迫られることとなる。ダメージを与える対象は限定されていないため、戦闘によってダメージを受けたクリーチャーへのとどめ、対戦相手に対する最後の一押しなど活用の幅は広い。

このカードが登場したラヴニカの献身ではラクドス教団/The Cult of Rakdosを中心として自分のクリーチャーに生け贄を要求するカード、及び対戦相手がライフを失うことに反応してアドバンテージを得られるカードが多く存在するため、それらのカード群とはシナジーを形成する。

他のクリーチャーが存在しなければ能力を活かせず、低いタフネスのため除去されやすいのは気になるところ。一方で状況が互角以上の際には勝負を決める一手になりうる非常に前のめりなカードなため、アグロ戦略で採用したい一枚。登場時点でのスタンダードではマルドゥ・アグロラクドス・アグロなど色が合うデッキで採用されるほか、白黒吸血鬼においても部族シナジーを無視してタッチ赤により投入される。

モダンではファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocratを用いたアリストクラッツ型の人間デッキに採用されるほか、憤怒の鍛冶工/Rage Forgerを中核とするジャンドシャーマンを大きく強化した。

  • 伝説のロードであるため重ね張りができないが、高速アグロ系デッキの多く存在するラヴニカの献身期ではまず全体強化を引き込むすることが重要であり、前述の除去耐性の低さから使い捨ての全体強化のような働きをすることもある。そのため3~4枚程度多めに採用されることが多い。
  • 2体目のこれを戦場に出すレジェンド・ルールにより1体は墓地送りになるが、その際には元々いた方と新しく出した方とで後半の能力が都合2回誘発する。3マナ二股の稲妻/Forked Bolt相当のダメージと決してマナ効率は良くないが、最後の一押しなどに覚えておきたいテクニック。

関連カード

サイクル

ラヴニカのギルドおよびラヴニカの献身レア伝説のクリーチャーサイクル。いずれかのギルド/Guildに所属する2色のクリーチャー

ラヴニカのギルド
ラヴニカの献身

ストーリー

ジュディス/Judithはラクドス教団の歌手兼パフォーマンス・アーティスト。教団員の敬愛を一身に受けるラクドス/Rakdosを妬み、取り巻きを集め始めた。

詳細はジュディス/Judithを参照。

参考

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