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リアニメイト
2021-02-27T05:42:06Z
<p>36.11.228.163: /* リアニメイト防止 */</p>
<hr />
<div>'''リアニメイト'''(''Reanimater'' / ''Reanimation'')は、[[墓地]]から[[クリーチャー]](まれに、他の[[パーマネント]])を直接[[戦場に出す]]こと。または、そのような[[呪文]]や[[能力]]、[[デッキ]]の総称。'''アニメイト'''、'''リアニ'''、'''リアニメイター'''とも呼ばれる。語源は英語の「Re(再び)」「Animate(魂を吹き込む)」から。[[再活性/Reanimate]]というそのまんまなカードもある。<br />
<br />
{{#card:Reanimate}}<br />
<br />
*なお、この直接戦場に出すことを俗に'''釣る'''、戦場に出す効果の発生源を'''釣り竿'''などともいう。<br />
*[[修繕/Tinker]]などで[[ライブラリー]]から、[[エルフの笛吹き/Elvish Piper]]などで[[手札]]から戦場に出す場合には用いない。<br />
<br />
==概要==<br />
リアニメイトの魅力は、[[クリーチャー]]の[[マナ・コスト]]と[[色]]を完全に無視しながら比較的早い段階で[[戦場に出す|戦場に出せる]]ことにある。普通「出れば強いけど[[重い|重く]]て使えない」と見向きもされないクリーチャーを使えるというわけである。<br />
<br />
古えの[[動く死体/Animate Dead]]しか無かった頃から存在する[[デッキタイプ]]だが、実戦的な[[デッキ]]へと仕上がっていったのは、[[ウェザーライト]]にて[[生き埋め/Buried Alive]]が出てきてから。弱点の多いデッキだが、早い[[ターン]]から[[大型クリーチャー]]で殴れる快感に取り憑かれた者は多く、その後も定期的にこのタイプのデッキが登場したこともあって、現在ではメジャーなデッキタイプの一つとして認識されていることが多い。<br />
<br />
[[デッキカラー]]は時代によって様々だが、リアニメイトの軸となる釣り竿、墓地[[肥やす|肥やし]]手段を最も擁しているのは[[黒]]なので、何らかの形で黒は混ざっていることが多い。<br />
<br />
==特徴==<br />
古典的なリアニメイトは、軸となる機構が釣り竿、大型クリーチャー、墓地[[肥やす|肥やし]]手段の3つのみで成立し、[[コンボデッキ]]のような大がかりな準備は必要ないことが多いが、他方でコンボデッキのように決まれば勝ちという必殺性を持ち得ないことが多い。そのため他のデッキタイプ([[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]や[[コントロール (デッキ)|コントロール]])の要素を併せ持つことも多い。大量リアニメイトのようにより必殺性を高めることも可能だが、その場合はデッキ全体がそれに向けた構成となりやすく、コンボデッキに近い性質を持つようになる(実際、瞬殺型のリアニメイトデッキはコンボデッキにも分類されることが多い)。<br />
<br />
素早く大型クリーチャーや大量のクリーチャーを展開するという性質から、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]に対しては後半からの逆転が容易であり相性が良い。釣り上げるクリーチャーは色を問わないため選択肢は幅広く、[[ボードコントロール]]に長けたクリーチャー、[[除去]]に強いクリーチャーなど、[[メタゲーム]]に応じたクリーチャーを選ぶことで、その時代のデッキに的確に対応できるのもリアニメイトの魅力の一つ。他方、釣り竿自体を封じられるとどうしようもないので、[[打ち消す|カウンター]]には弱い傾向にある。また、少数の大型クリーチャーを釣るようなタイプの場合、(色が合わない、普通に唱えるのでは重すぎるなどの理由で)[[手札]]から[[唱える]]ことが不可能なクリーチャーが使われることも多いので、釣り上げたクリーチャーを[[バウンス]]されると相当厳しくなる。バウンスの利用が想定される環境なら、バウンスに強いクリーチャーを使うなど、対策は必須である。<br />
<br />
古典的なリアニメイトと異なり、自身をリアニメイトする[[能力]]を持ったクリーチャーを利用するタイプのリアニメイトデッキも存在する。タイプとしてビートダウンデッキ寄りとなるかコントロールデッキ寄りとなるかはそのリアニメイトクリーチャーの性質によるところが大きいが、いずれにしても、釣り竿が必要ない代わりに釣り上げるクリーチャーは限定されるので、古典的リアニメイトとは特性が相当に異なることが多い。<br />
<br />
リアニメイトデッキにおいて最大の天敵といえるのは、[[墓地対策]]である。リアニメイトの定義が「墓地からクリーチャーを利用する」というものである以上、ほとんどのリアニメイトデッキは墓地対策に弱い。墓地対策は[[軽い|軽量]]かつどの色でも使えることが多い上、「墓地対策への対策」はカウンターや「墓地対策への対策」に特化した一部のカードなど、かなり尖った手段しか存在しないので、一度墓地対策をとられてしまうとリアニメイトデッキ側では対処しづらいというのも大きい。<br />
<br />
==リアニメイト防止==<br />
一部の強力なカードは、リアニメイトによって容易に戦場に出すことを防ぐために、墓地に[[カード]]を残さないようにする[[能力]]を備えている場合がある。そのような能力を、俗に'''リアニメイト防止策'''(''anti-reanimation clause'')と呼ぶ。(ここでいう「リアニメイト防止策」とは「プレイヤーによるリアニメイト対策」という意味ではなく、「[[開発部]]によるシステム的・設計的な防止策」という意味である)<br />
<br />
リアニメイト防止策は、主に以下の2パターンがある。<br />
<br />
;[[誘発型能力]]によるリアニメイト防止<br />
:元いた[[領域]]を問わず墓地に置かれることで[[誘発]]し、その[[解決]]時に[[効果]]として[[ライブラリー]]に戻すパターン。[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth]]など、自身だけでなく墓地のカードすべてを戻すものもある。<br />
:このパターンの場合、[[もみ消し/Stifle]]などで能力を打ち消したり、[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]]で能力を[[失う|失わせ]]たりすることによって墓地に残せるほか、'''その能力が[[スタック]]に置かれている間は墓地にある'''ため、[[インスタント・タイミング]]のリアニメイト[[呪文]]・能力があればリアニメイトが可能である。<br />
:;これを持つカード<br />
::[[セラのアバター/Serra Avatar]]、[[清純/Purity]]、[[狡知/Guile]]、[[戦慄/Dread]]、[[敵愾/Hostility]]、[[活力/Vigor]]、[[真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth]]、[[引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn]]、[[無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre]]、[[世界棘のワーム/Worldspine Wurm]]<br />
;[[常在型能力]]によるリアニメイト防止<br />
:「墓地に置かれる」ことを「そのカードを公開し、ライブラリーに加えて[[切り直す]]」に置き換える[[置換効果]]を生成するパターン。<br />
:誘発型能力ではなく、また墓地に存在する期間が存在しないので、もみ消しなどで打ち消すことはできず、インスタント・タイミングでのリアニメイトも不可能である。墓地に置かれる前に能力を失わせることで墓地に残すことはできるが、[[エルドラージ覚醒]]現在、[[戦場]]・墓地以外の領域にあるカードの能力を失わせるカードは存在せず、墓地に置くには一度戦場を経由する必要があるため、リアニメイトに利用するのは非常に難しい。<br />
:*[[イクスリッドの看守/Yixlid Jailer]]ではこの能力を妨害することはできない。置換効果は、それが置換するべきイベントが起こる直前の段階で有効かどうかを見るからである。つまり、墓地に置かれるというイベントの直前=まだ以前の領域にある段階で能力を失わせないと意味が無い。 <br />
:*[[虚空の力線/Leyline of the Void]]などの「墓地に置かれる場合、代わりに[[追放]]する」の置換効果の影響下でこの能力を持つカードが戦場や[[スタック]]から墓地に置かれる場合、そのカードの[[コントローラー]]がライブラリーに戻すか追放するかを選択することができる。戦場・スタック以外から墓地に置かれる場合は[[オーナー]]が選ぶ。[[置換効果]]の項目を参照。<br />
:;これを持つカード<br />
::[[レガシーの兵器/Legacy Weapon]]、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]、[[大祖始/Progenitus]]、[[荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus]]、[[運命のきずな/Nexus of Fate]]<br />
::*[[セラのアバター/Serra Avatar]]も一時期はこちらの能力を持っていた。<br />
<br />
どの領域からもライブラリーに戻る性質から、リアニメイト防止策を持つカードは[[ライブラリーアウト]]防止として用いられる場合もある([[キメラ]]、対[[ライブラリー破壊]]など)。また、ライブラリーから直接出すタイプのデッキ([[バントアグロ#レガシー|Pro Bant]]など)にとってはメリットにもなり得る。<br />
<br />
==主なデッキ==<br />
このジャンルの主なデッキには以下のタイプが存在する。<br />
<br />
*'''通常の[[ファッティ]]を呼ぶタイプ''' : [[ゴジラ]]、[[ニコル・シュート]]、[[ベンツォ]]など<br />
*'''大量のクリーチャーを一気に呼び出すタイプ''' : [[波動機リアニメイト]]、[[ゴブリン召集]]など<br />
*'''[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]''' : [[Animate Mix]]、[[ナチュラルデス]]、[[ナイトメア・サバイバル]]、[[太陽拳]]など<br />
*'''瞬殺コンボタイプ''' : [[アングリーハーミット2]]、[[セファリッド・ブレックファースト]]、[[ワールドゴージャー]]など<br />
*'''クリーチャーではなく、[[エンチャント]]や[[アーティファクト]]をリアニメイトするタイプ''' : [[補充]]、[[スタックス]] <br />
*'''[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]''' : [[ベリード・アライブ]]、[[フリゴリッド]]、[[ドレッジ]]<br />
<br />
詳細は各項目を参照のこと。<br />
<br />
==スタンダード==<br />
下記の時期の[[スタンダード]]においても、活躍を見せる。<br />
<br />
*[[戦慄衆の指揮|イクサラン・ブロック~基本セット2020期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期|アラーラの断片ブロック+ゼンディカー・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期|ラヴニカ・ブロック+時のらせんブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期|神河ブロック+ラヴニカ・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期|オンスロート・ブロック+ミラディン・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期|オデッセイ・ブロック+オンスロート・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期|ウルザ・ブロック+マスクス・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期|テンペスト・ブロック+ウルザ・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期|ミラージュ・ブロック+テンペスト・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期|アイスエイジ・ブロック+ミラージュ・ブロック期]]<br />
*[[リアニメイト/スタンダード/黎明期|黎明期]]<br />
<br />
==ブロック構築==<br />
下記の時期の[[ブロック構築]]においても、活躍を見せる。<br />
<br />
*[[リアニメイト/ブロック構築/テーロス|テーロス・ブロック構築]]<br />
*[[リアニメイト/ブロック構築/イニストラード|イニストラード・ブロック構築]]<br />
*[[リアニメイト/ブロック構築/オンスロート|オンスロート・ブロック構築]]<br />
*[[リアニメイト/ブロック構築/テンペスト|テンペスト・ブロック構築]]<br />
<br />
==エクステンデッド==<br />
下記の時期の[[エクステンデッド]]においても、活躍を見せる。<br />
<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/時のらせん期|時のらせん期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/ミラディン期|ミラディン期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/オンスロート期|オンスロート期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/インベイジョン期|インベイジョン期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/テンペスト期|テンペスト期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/アイスエイジ期|アイスエイジ期]]<br />
*[[リアニメイト/エクステンデッド/黎明期|黎明期]]<br />
<br />
==モダン==<br />
当初は、エクステンデッドに続いて[[死せる生/Living End]]と[[サイクリング]]を軸にした[[死せる生]]が代表。<br />
<br />
{{#card:Living End}}<br />
<br />
各種[[コンボパーツ]]や[[野生のナカティル/Wild Nacatl]]の[[禁止カード|禁止]]指定により[[環境]]が低速化してからは、[[掘葬の儀式/Unburial Rites]]によるリアニメイト戦略も姿を見せるようになった。<br />
<br />
{{#card:Gifts Ungiven}}<br />
{{#card:Unburial Rites}}<br />
<br />
主な[[フィニッシャー]]は[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]、[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]]など。[[けちな贈り物/Gifts Ungiven]]で掘葬の儀式とフィニッシャーの2枚だけを選ぶことにより、確実に両方を[[墓地]]に落とすことができる。[[青白トロン#モダン|青白トロン]]などの[[けちコントロール#モダン|けちコントロール]]において勝ち手段を務めるだけでなく、手軽な瞬殺[[ギミック]]であることから、[[白青]]を含む[[デッキ]]の[[アグレッシブ・サイドボーディング]]として採用されることもしばしば。<br />
<br />
また[[グリセルブランド/Griselbrand]]の登場後は、フィニッシャーの居座りではなく高速[[召喚]]を目的とした[[御霊の復讐/Goryo's Vengeance]]型のデッキも現れた。追加の踏み倒し手段として[[裂け目の突破/Through the Breach]]が併用されることが多い。<br />
<br />
*[[戦慄の復活/Dread Return]]は[[フォーマット]]制定当初からの禁止カード。<br />
<br />
==レガシー==<br />
[[発掘]]を使用した[[ドレッジ#レガシー|ドレッジ]]が長期に渡って活躍を続けている。<br />
<br />
{{#card:Golgari Grave-Troll}}<br />
{{#card:Dread Return}}<br />
<br />
また、2009年10月に[[納墓/Entomb]]が[[禁止カード|禁止]]解除されたため、オーソドックスな[[ファッティ]]高速[[召喚]]型も活躍するようになった。<br />
<br />
{{#card:Entomb}}<br />
{{#card:Reanimate}}<br />
{{#card:Griselbrand}}<br />
<br />
基本的な動きは[[#エクステンデッド(オデッセイ後)|旧エクステンデッドのもの]]とほぼ同じ。納墓や[[入念な研究/Careful Study]]で[[フィニッシャー]]を[[墓地]]に落とし、[[再活性/Reanimate]]や[[死体発掘/Exhume]]、[[動く死体/Animate Dead]]でリアニメイトする。<br />
<br />
1枚でゲームエンドに持ち込めるフィニッシャーを利用するため、初手に4枚程度のパーツがあればコンボが完結することもあり、[[手札]][[事故]]による[[マリガン]]にも比較的強い。<br />
<br />
初期は[[神秘の教示者/Mystical Tutor]]により高い安定性と柔軟性を得ていたが、これが禁止されたことで一時勢いを落としていた。その後大量[[引く|ドロー]][[能力]]を持つ[[核の占い師、ジン=ギタクシアス/Jin-Gitaxias, Core Augur]]が登場、リアニメイトの二の矢と[[ピッチスペル|ピッチ]][[打ち消す|カウンター]]を常に構え続ける戦略によって復権を果たす。さらにより速効性の高い[[グリセルブランド/Griselbrand]]が登場し、この戦略を継承する形で再び[[メタゲーム]]の上位に食い込むようになっている。<br />
<br />
その他のフィニッシャー候補は様々で、[[除去]]や[[コンボ]]を封じる[[エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeria]]、[[展開]]済みの盤面を止める[[鋼の風のスフィンクス/Sphinx of the Steel Wind]]や[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]]や[[魅力的な執政官/Blazing Archon]]、万能[[パーマネント]]対策となる[[灰燼の乗り手/Ashen Rider]]や[[潮吹きの暴君/Tidespout Tyrant]]などから数枚を採用し、状況に応じて[[シルバーバレット]]する。<br />
<br />
また[[2016年]]には従来の[[青黒]]型に加え、スピードに特化した[[黒赤]]のタイプも結果を残すようになった。<br />
<br />
{{#card:Dark Ritual}}<br />
{{#card:Faithless Looting}}<br />
{{#card:Chancellor of the Annex}}<br />
<br />
[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]や[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]で[[マナ加速]]を行い、納墓か[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]経由で最序盤にフィニッシャーを釣り上げることを狙う。対戦相手の妨害手段は[[暴露/Unmask]]などの[[手札破壊]]で取り除くか、フィニッシャーを兼ねる[[別館の大長/Chancellor of the Annex]]の能力で封じ込める。<br />
<br />
その後、黒単型も現れて結果を残している。<br />
<br />
{{#card:Hymn to Tourach}}<br />
{{#card:Liliana of the Veil}}<br />
<br />
高速リアニメイト一点特化ではなく、サブプランとして[[トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach]]を筆頭に大量の[[手札破壊]]で[[シュナイダーポックス#レガシー|ポックス]]と[[ハイブリッド]]したようなプランを取る(実際に[[小悪疫/Smallpox]]が入ることもある)。<br />
<br />
{{#card:Lake of the Dead}}<br />
{{#card:Grave Titan}}<br />
<br />
また[[沼/Swamp]]を大量搭載することで[[Lake of the Dead]]が使えるようになり、暗黒の儀式と合わせて[[マナ加速]]からの素出しも可能なフィニッシャーとして[[墓所のタイタン/Grave Titan]]が採用される。<br />
<br />
===初期型===<br />
*備考<br />
**[[グランプリマドリード10]] 優勝 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpmad10/welcome 参考])<br />
**使用者:[[Andreas Muller]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[レガシー]](~[[ワールドウェイク]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df302634}}<br />
*神秘の教示者禁止前の青黒型。<br />
<br />
===アヴァシンの帰還後===<br />
*備考<br />
**[[グランプリパリ14]] ベスト4 ([http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gppar14/welcome 参考])<br />
**使用者:[[Loïc Le Briand]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[レガシー]](~[[神々の軍勢]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df312877}}<br />
*グリセルブランド登場後の青黒型。<br />
*[[墓地対策]]をかわすため、[[Show and Tell]]とのハイブリッドになっている。<br />
<br />
===黒赤===<br />
*備考<br />
**[[グランプリルイビル17]] 準優勝 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gplou17 参考])<br />
**使用者:[[Andrew Sullano]]<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[レガシー]](~[[統率者2016]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df317597}}<br />
*黒赤型。[[サイドボード]]の[[恭しき沈黙/Reverent Silence]]や[[突然の衰微/Abrupt Decay]]のために[[緑]]が[[タッチ]]されている。<br />
<br />
===黒単===<br />
*備考<br />
**Competitive Legacy League 2019-01-05, (5-0) ([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/competitive-legacy-constructed-league-2019-01-05 参考])<br />
**使用者:cocinillas<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[レガシー]](~[[ラヴニカのギルド]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df319778}}<br />
*黒単型。これまで[[大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite]]が担っていた横並び対策が、素出し可能な[[虐殺のワーム/Massacre Wurm]]になっている。<br />
*[[墓地対策]]に対しては[[群れネズミ/Pack Rat]]で戦う[[アグレッシブ・サイドボーディング|変形サイドボード]]を行う。<br />
<br />
==ヴィンテージ==<br />
[[ヴィンテージ]]においても、リアニメイトは有力なデッキの一角である。[[引く|ドロー]]と[[捨てる|ディスカード]]を両立させる[[Bazaar of Baghdad]]の存在が大きい。<br />
<br />
1つは、[[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]の[[ナイトメア能力]]を逆手に取った[[無限コンボ]]デッキ、'''[[ワールドゴージャー]]'''。<br />
<br />
{{#card:Worldgorger Dragon}}<br />
<br />
もう1つは、[[ゴブリンの溶接工/Goblin Welder]]で強力な[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]力を持つ[[アーティファクト]]を使い回す[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]、'''[[スタックス]]'''である。<br />
<br />
{{#card:Goblin Welder}}<br />
<br />
これ以外にも様々なデッキが存在しており、ヴィンテージでは[[墓地対策]]は必須とされる。<br />
<br />
==パウパー==<br />
[[パウパー]]でも少数が存在している。<br />
<br />
{{#card:Exhume}}<br />
{{#card:Ulamog's Crusher}}<br />
<br />
[[大あわての捜索/Frantic Search]]や[[入念な研究/Careful Study]]で[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]を墓地に落とし、[[死体発掘/Exhume]]でリアニメイトするのが基本的な動き。また、[[ドラゴンエンチャント]]もしばしば採用される。<br />
<br />
死体発掘以外のリアニメイト手段が大型クリーチャーには使えない[[発掘/Unearth]]程度しか環境に存在しないこと、強力な大型クリーチャーがコモンには乏しいこと、また各種打ち消しや[[大祖始の遺産/Relic of Progenitus]]、[[ボジューカの沼/Bojuka Bog]]といった墓地対策が環境に多いことなどの欠点もあってかなかなか[[トップメタ]]には食い込めてない[[地雷]]デッキ止まりであるのが現状である。<br />
<br />
{{#card:Striped Riverwinder}}<br />
<br />
[[破滅の刻]]では自分で墓地に落とせ、[[呪禁]]で単体除去も効かない[[縞カワヘビ/Striped Riverwinder]]が登場。[[Delver-Go|青黒アンコウ・デルバー]]とのハイブリッドタイプも少数だが結果を残している。<br />
<br />
===大あわての捜索禁止前===<br />
*備考<br />
**Pauper Daily #2152331 on 03/12/2011 4-0 ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/2152331 参考])<br />
**使用者:DArnold131<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パウパー]](~[[ミラディン包囲戦]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df313660}}<br />
*[http://mtg-jp.com/reading/formats/001311/ 公式コラム]で紹介されたデッキ。<br />
*墓地に落とす手段として大あわての捜索、入念な研究、[[巧みな軍略/Strategic Planning]]、[[トレイリアの風/Tolarian Winds]]の4種類が採用されている。<br />
<br />
===青黒コントロール===<br />
*備考<br />
**Pauper Premier #6767329 on 02/22/2014 5th Place ([http://archive.wizards.com/Magic/Digital/MagicOnlineTourn.aspx?x=mtg/digital/magiconline/tourn/6767329 参考])<br />
**使用者:Shaffawaffa5<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パウパー]](~[[神々の軍勢]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df313391}}<br />
*[[青黒コントロール#Pauper|青黒コントロール]]に近いタイプ。墓地に落とす手段は[[調査/Probe]]と[[強迫的な研究/Compulsive Research]]に絞られ、除去や打ち消しが多く採用されている。<br />
<br />
=== アンコウ・デルバー型 ===<br />
*備考<br />
**Pauper Challenge #10798972 on 08/06/2017 優勝([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-challenge-2017-08-07 参考])<br />
**使用者:SamuelBeckett<br />
*[[フォーマット]]<br />
**[[パウパー]](~[[破滅の刻]])<br />
<br />
{{#MagicFactory:df318062}}<br />
==参考==<br />
*[[World Championship Decks 2003]]<br />
*[[Premium Deck Series: Graveborn]]<br />
*[[デッキ集]]<br />
*[[リアニメイトカード]]<br />
<br />
{{DEFAULTSORT:りあにめいと}}<br />
[[Category:コンボデッキ|*]]<br />
[[Category:リアニメイトデッキ|*]]<br />
[[Category:ブロック構築デッキ]]<br />
[[Category:スタンダードデッキ]]<br />
[[Category:エクステンデッドデッキ]]<br />
[[Category:レガシーデッキ]]<br />
[[Category:ヴィンテージデッキ]]<br />
[[Category:パウパーデッキ]]</div>
36.11.228.163