「白黒赤コントロール」を編集中

'''白黒赤コントロール'''(''White-Black-Red Control'')は、[[白黒赤]]の3[[色]]で組まれる[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]。

==概要==
いずれも[[クリーチャー]][[除去]]を得意とする[[色]]であり、[[全体除去]]・[[単体除去]]ともに充実している。また[[白]]の存在から[[エンチャント]]や[[アーティファクト]]にも対処しやすく、[[ボードコントロール]]に長けた[[デッキ]]になりやすい。

ただし[[白黒]]・[[赤白]]でも役割は足りている場合が多く、この3色の構成で[[デッキ]]が作られることは非常に稀。

==タルキール覇王譚ブロック＋マジック・オリジン＋戦乱のゼンディカー・ブロック期==
[[戦乱のゼンディカー]]参入で[[フェッチランド]]＋[[バトルランド]]の強力な[[マナ基盤]]が使えるようになったことにより、'''マルドゥグリーン'''(''Mardu Green'')と呼ばれる[[白黒赤|赤白黒]][[タッチ]][[緑]]の[[ミッドレンジ]]ないし[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]]が登場した。

{{#card:Siege Rhino}}
{{#card:Crackling Doom}}

[[引く|ドロー]][[呪文]]で[[手札]]を補充しながら、[[強迫/Duress]]や[[精神背信/Transgress the Mind]]などの[[手札破壊]]、[[焦熱の衝動/Fiery Impulse]]や[[焙り焼き/Roast]]などの[[火力]]、[[はじける破滅/Crackling Doom]]などの[[クリーチャー]][[除去]]で[[対戦相手]]の脅威を対処し続け、最後は[[包囲サイ/Siege Rhino]]を中心とする少数のクリーチャーと[[乱脈な気孔/Shambling Vent]]で勝負を決める。

[[ゲートウォッチの誓い]]からは[[森の代言者/Sylvan Advocate]]や[[ゴブリンの闇住まい/Goblin Dark-Dwellers]]などを獲得。ゴブリンの闇住まいの[[能力]]との兼ね合いにより、それまで定番だった[[苦い真理/Painful Truths]]は[[骨読み/Read the Bones]]や[[アブザンの魔除け/Abzan Charm]]に差し替えられることが多くなった。

===初期型===
*備考
**Standard Constructed League on 01/15/2016 5-0 （[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/standard-constructed-league-2016-01-15 参考]）
**使用者：MadeofLazers
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]（[[タルキール覇王譚ブロック]]＋[[マジック・オリジン]]＋[[戦乱のゼンディカー]]）

{{#MagicFactory:df316164}}

*初期のもの。

===ゲートウォッチの誓い後===
*備考
**[[グランプリヒューストン16]] ベスト4 （[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gphou16 参考]）
**使用者：[[Brock Mosley]]
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]（[[タルキール覇王譚ブロック]]＋[[マジック・オリジン]]＋[[戦乱のゼンディカー・ブロック]]）

{{#MagicFactory:df316734}}

*ゲートウォッチの誓い参入後のもの。

==テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期==
[[タルキール覇王譚]]で強力な[[マルドゥ族/The Mardu Horde]]の[[カード]]群が登場したことにより、[[白黒赤|赤白黒]]の[[ミッドレンジ]]系の[[デッキ]]が組まれるようになった。

{{#card:Butcher of the Horde}}
{{#card:Crackling Doom}}

詳細は[[白黒赤ビートダウン#テーロス・ブロック＋タルキール覇王譚ブロック期|白黒赤ビートダウン]]を参照。

==イニストラード・ブロック＋ラヴニカへの回帰ブロック期==
比較的少数だが、[[白黒赤]]の[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]が存在している。

{{#card:Boros Reckoner}}
{{#card:Obzedat, Ghost Council}}

各種[[クリーチャー]][[除去]]と[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]などの対[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]][[カード]]を中心に、[[幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council]]や[[狂気の種父/Sire of Insanity]]などの対コントロールカードを散らした構成を取る。

[[対戦相手]]の[[デッキタイプ]]に応じてカードを交換できる[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]、ビートダウン・コントロールの両方に有効な[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]を採用し、[[掘葬の儀式/Unburial Rites]]による[[リアニメイト]][[ギミック]]を組み込むことも多い。

===サンプルレシピ===
*備考
**[[グランプリグアダラハラ13]] 第11位 （[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpgua13/welcome 参考]）
**使用者：[[Alfonso Ramirez Padilla]]
*[[フォーマット]]
**[[スタンダード]]（[[基本セット2013]]＋[[イニストラード・ブロック]]＋[[ラヴニカへの回帰ブロック]]）

{{#magicfactory:df310565}}

==インベイジョン・ブロック構築==
[[インベイジョン・ブロック構築]]においては、主に[[アポカリプス]]以降に[[グッドスタッフ]]系の[[デッキ]]が登場した。

{{#card:Gerrard's Verdict}}
{{#card:Goblin Trenches}}

[[ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire]]や[[幽体オオヤマネコ/Spectral Lynx]]などの優秀な[[小型クリーチャー]]で序盤を凌ぎ、[[ウルザの激怒/Urza's Rage]]や[[ジェラードの評決/Gerrard's Verdict]]、[[ゴブリンの塹壕/Goblin Trenches]]などの[[パワーカード]]で[[ゲーム]]を[[コントロール (ゲーム用語)|コントロール]]する。


また、[[マス・デストラクション]][[カード]]である[[抹消/Obliterate]]を軸に据えた[[ターボ抹消]]も登場した。

{{#card:Obliterate}}

===サンプルレシピ===
*備考
**[[グランプリミネアポリス01]] ベスト8 （[http://www.wizards.com/sideboard/event.asp?event=GPMINN01 参考]）
**使用者：[[Cassius Weathersby]]
*[[フォーマット]]
**[[インベイジョン・ブロック構築]]（[[インベイジョン]]＋[[プレーンシフト]]＋[[アポカリプス]]）

{{#MagicFactory:df310509}}

==モダン==
[[タルキール龍紀伝]]における[[コラガンの命令/Kolaghan's Command]]の登場などにより、[[環境]]に姿を表すようになった。特に[[異界月]]から[[騒乱の歓楽者/Bedlam Reveler]]を獲得した後は、[[若き紅蓮術士/Young Pyromancer]]を中心に据えた'''マルドゥ・パイロマンサー'''(''Mardu Pyromancer'')と呼ばれるタイプが主流になった。

{{#card:Young Pyromancer}}
{{#card:Lingering Souls}}
{{#card:Bedlam Reveler}}

若き紅蓮術士を[[展開]]し、[[信仰無き物あさり/Faithless Looting]]などの[[引く|ドロー]][[呪文]]、[[コジレックの審問/Inquisition of Kozilek]]などの[[手札破壊]]呪文、[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[終止/Terminate]]などの[[単体除去]]呪文を次々[[唱える|唱え]]、[[対戦相手]]の行動を妨害しながら[[トークン]]を[[生成]]して盤面を制圧。減った[[手札]]は騒乱の歓楽者で補充する。

===初期型===
*備考
**[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]] 第41位、モダン部門7-2-1  （[http://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptogw 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptogw16/ 参考]）
**使用者：[[Paul Rietzl]]
*[[フォーマット]]
**[[モダン]]（～[[ゲートウォッチの誓い]]）

{{#MagicFactory:df316626}}

*異界月参入前の初期型。

===若き紅蓮術士型===
*備考
**[[プロツアー「イクサランの相克」]] ベスト4 （[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/ptrix/top-8-decklists-2018-02-03 参考]/[http://coverage.mtg-jp.com/ptrix18/decklist/030221/ 参考]）
**使用者：[[Gerry Thompson]]
*[[フォーマット]]
**[[モダン]]（～[[イクサランの相克]]）

{{#MagicFactory:df318347}}

*マルドゥ・パイロマンサーと呼ばれるタイプ。[[白マナ]]を要求するのは[[未練ある魂/Lingering Souls]]と[[摩耗+損耗/Wear+Tear]]のみ。

==参考==
*[[白黒赤]]
*[[デッキ集]]

{{DEFAULTSORT:しろくろあかこんとろおる}}
[[Category:白黒赤デッキ|*]]
[[Category:コントロールデッキ|*]]
[[Category:白黒赤コントロールデッキ|*]]
[[Category:インベイジョン・ブロック構築デッキ]]
[[Category:スタンダードデッキ]]
[[Category:モダンデッキ]]